犬と一緒に避難する方法
ケージやキャリーバッグに入れて避難
大規模な災害が起こった場合、地面は瓦礫になっている所やガラスの破片が散らばっていて危険な状況になっている事がほとんどです。愛犬がケガをしやすくなっているので、出来る限りケージやキャリーケースに入れて一緒に避難をする様にしましょう。
ペットがOKな避難場所にいく
避難先は、物資の支給を受けやすいペット同伴OKの避難場所が一番良いですね。しかし、ペットと一緒に居られる避難場所はとても少ないです。ですので、他に避難に使える場所、方法はないか事前に調べておく事をおススメします。
車を活用
ペットと一緒に居られる避難場所がなかった場合、車内で寝泊まりをするという方法もあります。実際に、多くの方が災害の時に車内で寝泊まりをしているようですね。ただ、車内で長時間座ったままの状態で寝泊まりをしていると『エコノミークラス症候群』という病気になってしまう事があります。悪化すると命を亡くす事もあるので、気を付けなければいけません。
車内で寝泊まりする時は、数時間おきに運動するようにしましょう。
テントを使う
テントを使って愛犬と一緒に避難生活を送る方法もあります。大きな車を持っている人は車に沢山荷物を詰める事ができるので、テント以外にもアウトドアに使う道具を用意しておくと、とても役立ちますよ。
もしもの時のために犬に必要なものをまとめて用意しておく
現在の日本では、いつ自然災害が起きても不思議ではありません。ですので、いつ災害が起きても大丈夫なように、愛犬に必要な物を鞄等にまとめて入れて用意しておきましょう。主に必要となるものは次のものとなります。
- 水
- ドッグフード
- 袋
- 新聞紙
- 迷子札
- 愛犬の写真
- タオル
- 持病がある犬は薬
水やドッグフード
水やドッグフード等の食べ物は最低一週間分は用意しておきたいですね。水は、人が飲むミネラルウォーターは犬には合わない場合が多いので、犬用の水を用意してあげる事をおススメします。
袋
袋は犬だけでなく人にとっても色々役に立ちますので沢山用意しておきたいですね。
新聞
ペットシーツの代わりとして使ったり、防寒対策としても使えます。
迷子対策に迷子札と愛犬の写真
愛犬が迷子になってしまった時に備えて、迷子札は常に首輪に付けておくことをおススメします。もし迷子になってしまった場合は、愛犬の写真を用意しておくことで見つけやすくなりますよ。
タオル
タオルも非常に使用頻度が高いので、多めに用意しておくと良いと思います。
薬を余分に用意しておく
災害が起こったら薬等を用意するのが難しくなる可能性があります。珍しい病気や病気の度合いによって、薬が無いと深刻な状況に陥ってしまいます。ですので、愛犬に持病がある場合は常に薬を余分に用意しておきましょう。
自然災害に対する事前の準備について
事前にペットOKの避難場所を調べておく
自然災害が起きてからペットOKの避難場所を探すのはとても大変です。前もってペットと一緒に居られる避難場所を調べておくと良いでしょう。
ケージやキャリーバッグにはいる訓練をしておく
避難場所にいる時や災害時に外に出る時は、愛犬をケージやキャリーバッグの中に入れる事が多くなります。しかし、普段から愛犬がキャリーバッグ等に入る事に慣れていないと、ストレスが溜まったり急がないといけない時、キャリーバッグに中々入ってくれないといった事態になることもあります。愛犬がスッとケースやキャリーバッグに入ってくれるように日頃から訓練しておく事をおススメします。
ワクチンや狂犬病の予防注射をちゃんとしておく
ペットと一緒に避難できる場所があったとしても、愛犬がワクチンや狂犬病の予防をしていないと利用できない事があります。いつ災害が起きても大丈夫なように、きちんとワクチンや狂犬病予防をしておきましょう。
まとめ
自然災害は突然やってきますので前もってペットと一緒に避難できる避難場所を調べたり、ペットにとって必要な物をあらかじめ用意しておくなど、日頃から対策をしておく事がとても大切です。自然災害の時は人も犬も不安になると思いますので、常に一緒に居られる様に準備をしておきましょう。