愛犬の性格をよく知っておこう
人間が好きか嫌いか
わんちゃんは人間が好きで、いつどこを触っても大丈夫と思っている方も少なからずいます。完全に間違い!とはいいませんが、もちろん人間が苦手もしくは飼い主以外は苦手なわんちゃんもいますよね。そういう性格の子には、見知らぬ人に触らせて愛犬に我慢させるのは可哀想なので潔く断りましょう。
子供が苦手
普段から子供と触れ合っていないわんちゃんは、子供が苦手な子も多いです。声が大きく挙動が大きい子供に恐怖心を抱くわんちゃんもいます。子供が多い公園などでは触りたいと駆け寄ってくる子もいるので近寄らないか散歩コースから外す、またはドッグランなどに連れていく事も必要かもしれません。
知らない人に愛犬を触らせる時の注意点7つ
1.目を離さない
知らない人に愛犬を触らせる時は、必ず目を離さずにしましょう。わんちゃんが飛びかかる事もあるかもしれないですし、子供であれば分からないまま食べ物を与えてしまう事もあります。
2.姿勢を低く
わんちゃんは突然上から手を伸ばされるとビックリしてしまいます。その為触る時は姿勢を低くしますが、その事を知らない方もいるので自分が姿勢を低くしわんちゃんと目線を合わせる事でわんちゃんの気持ちを落ち着かせる事も出来ます。
3.自分も触りながら
知らない人に触らせる時は、自分も愛犬を触ってあげる事を意識しましょう。飼い主の手でわんちゃんも安心し、知らない人に触れる事を受け入れる事ができます。
4.気を緩めない
きちんとしつけをしていても、わんちゃんがビックリしたり突然手を伸ばされたりしたら思わぬ行動に出る事があります。いつどんな状況でも人に触らせる時はリードをしっかり引き、すぐに対応できるように気を緩めないようにしましょう。
5.犬の様子を見逃さない
わんちゃんが震えたり、何度もあくびをしている場合はストレスを感じているサインなのですぐに引き上げてあげましょう。触られている時のわんちゃんの様子を見ておくのも大切なことです。
6.アレルギーがないか確認
子供などは、駆け寄ってきてすぐに触ろうとしたりしますがその前にアレルギーが無いか一言確認しましょう。無い場合は良いですが、ある場合は私達飼い主だけでは責任が持てない範囲になってしまうので断るようにしましょう。
7.犬が警戒しているか見極める
わんちゃんにも、人間と同じ様に好き嫌いの好みがあります。男性は苦手だけど女性は大丈夫などと性別で分かれる場合もありますが、本能的にすれ違うだけで警戒する場合もあるのでわんちゃんが警戒しているようであれば、断ってその場を去りましょう。
飼い主の責任
もしもの時、責任は飼い主
散歩中に駆け寄ってきた子供や触らせた人にもし”わんちゃんが噛んだ””飛びかかり転倒し怪我をした”となれば、責任は飼い主にあります。これは、法律で定められていることでありわんちゃん自体に責任を負う事が出来ない為です。私達の出来る事はきちんとしつけを行い、状況判断によっては触ろうとする事を断り、細心の注意を払いながら触れ合いを見守る事です。
終わりに
飼い主が可愛い愛犬を守る為に、必要な注意点7つをご紹介しました。散歩やお出掛け中にわんちゃん好きな人が触りたいと話しかけてくる事はよくありますが、わんちゃんにストレスがかからない範囲で対応していきましょう。無理に対応する必要はないので、飼い主がきちんとわんちゃんの気持ちを察してコントロールしてあげて下さいね