犬のお散歩サービスの会社が行ったアンケート調査
アメリカにある犬の散歩代行サービスの会社Wag!がおもしろいアンケート調査を行い、その結果が話題になっています。
ドッグオーナーの恋愛観についてのアンケートで、犬と暮らしている人3500人を対象にした大規模なものです。
多くのドッグオーナーにとって犬への愛は恋愛よりも大切だということが伺えた、この調査の結果をご紹介します。
恋愛の相手が愛犬のことを受け入れなかったら?
アンケートに答えた人たちのうち、5人に4人が「恋人候補になりそうな人に対して、愛犬がどんな反応をするかが、その後の2人の関係や自分の気持ちに影響する」と答えています。
犬と暮らしている人と恋愛や結婚をしたいと思ったら、まずは彼らの愛犬に気に入られなければ第一関門を突破できないということですね。
また「もしも恋人やパートナーが愛犬のことを受け入れなかったらどうしますか?」という問いには、86%の人が「別れる」と答えています。筆者は「そりゃそうだろうなあ」と思うのですが、皆さんはどう思われますか?
恋愛の相手に冷める理由としては他に、
- 「相手が子供は欲しくないと言った」
- 「レストランでチップをケチった」
- 「ファッションセンスが悪い」
などがあったのですが、「相手が自分の愛犬を受け入れない」というのは、それら他の理由よりもずっと深刻でひどいことだと大多数の人が答えています。
相手を惹きつけるのも惹きつけられるのも、犬の影響が大!
犬が別れや気持ちの冷めの原因になることもあれば、反対に犬がきっかけで恋愛が始まることもあります。
回答者の約30%が、気になる相手の興味を引くために愛犬を利用したと答えています。
また約60%の人が、愛犬と散歩中や運動をしている時に出会いがあったと答えています。
この調査では、犬を使って声をかけたり誘ったりした場合の成功率は84%と非常に高いこともわかっています。
他の研究でも、犬が一緒にいると老若男女を問わず相手に信用されやすいという結果も出ているので、これはなるほどと思わされますね。
婚活系アプリでも犬の役割は大きい!
婚活系のアプリなどでパートナーを探す時にも、犬の影響や役割が大きいこともわかりました。
回答者の73%が、ペットと一緒に写っているプロフィール写真の人に好感を持ち、パートナー候補として考えると答えています。
また回答者の78%が、相手が犬を飼っていれば家に行ってみたいと答えています。
確かに犬に対する愛情を理解してくれる人でないと一緒に暮らすのは難しい気がしますね。どんなに素敵な相手でも、大の犬好きと犬が嫌いという人では犬も含めてみんながたいへんですものね。
まとめ
アメリカの散歩代行サービスの会社が実施したドッグオーナーの恋愛観アンケートの結果をご紹介しました。
アンケートを実施した会社のCEOは
と述べています。
皆さんは「わかるわ〜」と思われたでしょうか?それとも「それはちょっと理解できない」と思われましたか?
一見バカバカしく見える可能性もあるアンケート調査ですが、新しい恋人や結婚相手が嫌いだと言うからなどの理由でペットが捨てられたりすることもある現実を思うと、心がちょっと温かくなるアンケート調査の結果だなと思いました。
《参考》
https://www.studyfinds.org/most-people-break-up-with-partner-doesnt-get-along-with-dog/