つまみ食いをやめさせるための対処法
1.食べ終わるまで見守る
早食いの犬もいれば、ちまちま食べる犬もいます。同じ食事量の超小型犬同士であっても、同時に食事を与え、一方が早食いだと、ちまちま食べる方のごはんをつまみ食いしてしまう、なんてことがあります。
そのため、同じくらいの体格なのに、早食いでつまみ食いをしてしまう方が肥満気味、一方は痩せ気味、なんてことがあります。こういった場合には、食事を与え、全ての犬が食べ終わるまで見守るようにします。つまみ食いをしようとする犬がいれば、すぐに止めに入ることができます。
2.ケージの中で食事をさせる
つまみ食いをしてしまう犬でも良いですし、されてしまう犬でも良いですし、全ての犬でも良いです。ケージの中で食事をさせれば、他の子のごはんをつまみ食いしてしまうことはありません。もちろん、ケージの扉は食事が終わるまで鍵をかけておきましょう。
自分のごはんをつまみ食いされたことで、怒って攻撃してしまう犬もいます。大きな喧嘩になってしまうことも、ケージの中で食事をさせることで防ぐことができます。
3.別々の場所で食事をさせる
ケージを利用していない場合には、食事の間だけ、別々の場所へ移動させると良いです。キッチンで食事をする犬、リビングで食事をする犬、寝室で食事をする犬、廊下で食事をする犬などに分けます。
食事をする場所としては適さない場所もあるかもしれませんが、犬たちが食事を終えるまで見守ってあげることができないのであれば、有効的に活用できる方法です。
4.置きっぱなしにしない
与えられたときに食事をしない犬もいます。そのため、いつごはんを食べるかわからず、置きっぱなしにしているということがあるようです。
そうすると、たとえ、その子専用のケージの中に食事を用意しておいたとしても、扉を開けたままで過ごしているのであれば、他の犬が出入りし、つまみ食いしているかもしれません。飼い主さんの留守の間かもしれませんし、ちょっと目を離した隙かもしれません。
また、与えられた食事を食べきることができず、残してしまう犬もいますね。あとで食べるかもしれないと思い、そのまま置いてしまうことがあるようです。そうすると、やはり他の犬のつまみ食いの原因になりやすいです。
与えたときに食べないのであれば、一度は片付け、時間が経ってから与えるようにします。食べ残してしまった分も片付け、時間が経ってから与える、もしくは次の食事にプラスすると良いです。食べ残しをやめさせたい場合には、食事の回数を1回から2回に、2回から3回に、3回から4回になど、増やすことで解決されることがあります。
5.サークルを用意する
多頭飼いをしていると、犬の頭数だけケージを用意するのも大変ですよね。ケージの置き場所にも困ってしまいますし、置き場所がなくてケージを利用していないことも多いと思います。食事のときだけ取り出して使うことができる、サークルを用意してはいかがでしょうか。
ステンレス製や木製ではなく、布製のサークルがあります。簡単に折りたたむことができてコンパクトになるので、収納スペースも小さくて済みます。ポンッと簡単に開いて使えるので、食事を用意する前にサッと準備することができます。
他の子のご飯をつまみ食いしてしまって、どうしようもなくなってしまったときは、アイテムを購入するのも良いのではないでしょうか。
まとめ
他の子の餌まで食べてしまう時の対処法について、
- 食べ終わるまで見守る
- ケージの中で食事をさせる
- 別々の場所で食事をさせる
- 置きっぱなしにしない
- サークルを用意する
この5つをおすすめします。つまみ食いが原因で肥満だと診断されてしまった、病気が心配だ、そんなときにぜひご活用ください。