犬におやつを与えてはいけないタイミング2つ

犬におやつを与えてはいけないタイミング2つ

愛犬がおやつをねだってくる姿は可愛くて、ついついおやつをあげてしまいますよね。でもそれはもしかしたら、愛犬のためにはなっていないかもしれません。

お気に入り登録

犬におやつは必要?

骨型のおやつ

栄養の整ったドッグフードをあげていれば、基本的におやつをあげる必要はありません。
しかし、しつけのご褒美や飼い主さんと愛犬がコミュニケーションを取る時に、おやつが必要となる場合もあります。

あげる量やタイミングを考えてあげると良いでしょう。どれがいいのかわからない場合は獣医さんに相談してみてください。

適切なおやつの量

犬におやつを与えるときは、1日の必要なカロリーを超えないようにすることが大切です。
おやつをあげたら、その分少しご飯を減らしましょう。

1日に必要なカロリーを計算して出すのは難しいため、獣医さんに聞いてみると良いでしょう。おやつはあくまでちょっとしたご褒美なので、栄養はドッグフードからとるのが基本です。
ドッグフードを減らしておやつの方が多くなるといったことがないようにしましょう。

目安として1日に与えるおやつの量は、全体の総カロリーの10~20%ぐらいにしてください。それ以上だと多すぎて、肥満や栄養バランスを崩す原因になるので気をつけましょう。

おやつの回数

犬は基本的にもらった量よりも、もらった回数に喜びを感じるので、もらった回数が大切になってきます。一度にたくさんあげるよりも数回に分けてあげると喜びます。

また犬は、食べ物を丸呑みしてしまう習性があるので、喉にひっかからない程度の大きさにしてあげると良いでしょう。おやつを細かくちぎって数回にわけて与えると、犬も満足し、カロリーも抑えることができるので、与えるときはそのようにしてみてください。

どんなおやつがいいの?

おやつは食事ではないので多くの種類をあげる必要はありません。多くの種類をあげるよりも、犬がどんなおやつが好きか、体調に合っているかを知ってあげましょう。

例えば便秘気味ならヨーグルトをあげても良いかもしれません。しかしヨーグルトは無糖のもので、スプーン一杯程度にしてあげてください。

おやつによって適切な量が違うため、いろいろな種類をあげていると、飼い主さんの方も間違えやすくなってしまいます。

また、生野菜よりも茹でた野菜の方が消化がしやすいなど、調理方法にも犬に合う方法と合わない方法とがあるので気をつけましょう。

基本的におやつは複数の種類を与えるのではなく、ひとつのものをあげるようにしましょう。
犬によってはおやつにアレルギー反応を示すこともあり、あげたおやつをメモして残しておくことも大切です。

気づきにくいアレルギーもあるので、何か少しでも様子がおかしいと思ったら獣医さんに連れて行ってください。そこで与えたものも報告しておくと診察の役に立ちます。

おやつをあげてはいけない2つのタイミング

おやつを食べようとする犬

犬におやつをねだられたとき

犬が、おやつが欲しくて、おねだりしてくることがあります。そんなときに毎回おやつをあげてはいませんか?

犬が要求するままにおやつをあげてしまうのはダメです。いつでもおやつが貰えると勘違いしてしまい、ドッグフードを食べなくなってしまいます。

そして自分の要求が通るまで吠えたり、唸ったりするようになることもあります。問題行動になってしまい、困ってしまうケースも少なくありません。

自分が偉いと思い込み、飼い主さんと犬との関係が崩れることにもつながります。
飼い主さんを自分よりも下の存在だと思うと、威嚇したり、吠えたり、噛み付いてしまうこともあるので気をつけましょう。

犬がワガママをしているとき

犬が問題行動をしているとき、なだめるためにおやつを与えてはいけません。
犬は問題行動を起こしたときにおやつをもらうと、次も貰えると思い込み、おやつが欲しくなると物を壊したり吠えたりするようになります。

一度癖になってしまうと直すのは時間がかかるため、はじめからそういった場合には与えないのが一番です。

もし既に、そういった行動が始まってしまっている場合は、すぐにやめて、しつけのしなおしをした方が良いでしょう。飼い主さんだけでうまくいかないようであれば、獣医さんや、プロのドッグトレーナーさんに相談してみても良いですね。

まずは犬のワガママを、おやつでどうにかしないようにする所から始めましょう。

まとめ

おやつを待つ黒い犬

犬はおやつが大好きです。いつもらっても嬉しいし、いくらでも食べてしまいます。飼い主さんもおねだりする犬の姿を見ると、可愛くてついついあげてしまいますよね。

でもそれは犬にとっては良くないことです。決められた量を適切なタイミングで与えられないと問題行動を起こして、肥満につながってしまいます。問題行動を起こす犬の、しつけのしなおしは大変ですし、肥満になってしまった犬は健康にもよくありません。

犬のことを考えるのなら、おやつはよく考えてあげる量やタイミングを決めてあげる必要があります。あげるものや量、タイミングなどは獣医さんやドッグトレーナーさんの意見を参考にして決めるた方が良いかと思います。

犬のちょっとした楽しみとして、おやつをあげられるようにしておくと良いですね。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。