犬が「イヤイヤ期」にする4つの行動と対処法

犬が「イヤイヤ期」にする4つの行動と対処法

この記事では、『犬が「イヤイヤ期」にする行動と対処法』というテーマで、犬のイヤイヤ期とは何なのか?イヤイヤ期にする行動はどんなものなのか?さらにその対処法も合わせて4つご紹介していきます。是非、チェックしてみてくださいね!

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

犬のイヤイヤ期とは?

顎を乗せるビーグル犬

人間の子供は「イヤイヤ期」「反抗期」などと呼ばれる、なにをやっても「嫌がる・反抗的になる」時期があります。子育てを経験された方はご存じかもしれませんね。

そして、犬にも同様に成犬へと成長する過程で『イヤイヤ期』になる時期があります。

具体的な時期としては、小型犬で6ヶ月前後頃から、大型犬で6~9ヶ月前後頃からにイヤイヤ期になると言われています。

個体差もあるので、1歳でイヤイヤ期になる子もいれば、2歳で急にイヤイヤ期になったというケースもあるそうですが、若い犬で見られます。早い時期のイヤイヤ期は人間の2歳児ごろのイヤイヤ期にあたるもの、2歳から4歳などの遅い時期のイヤイヤ期は人間の思春期に見られる反抗期にあたるもの、ということもあるようです。

では、この「イヤイヤ期」と呼ばれる時期にはどんな行動が見られるのでしょうか?

最近愛犬の行動で困っていることがある方や、「もしかしてイヤイヤ期?」と感じていらっしゃる方は要チェックですね!

ではさっそく、見ていきましょう。

イヤイヤ期にする行動1:飼い主さんに向かって唸る、噛みつく

人の手に噛みつく子犬

今までは難なく、撫でさせてくれたり、口や足を拭かせてくれたりしていた愛犬が、そのような事をすると「ウゥ~」と鼻にしわを寄せて怒ったり、ひどい場合は噛みつかれてしまう事があります。

いつもと同じように接していたつもりが、突然唸られたり噛まれたりするようになってしまったら、飼い主さんも、怖くて恐る恐る接するようになってしまうでしょう。

しかし、ここで負けてはいけません。そのままだと犬は「唸れば(噛めば)こっちの言うことを聞くんだな」「飼い主はこっちの言うことに従う相手なんだな」と学習してしまうので、「唸ったり噛んだりしてもダメ」「飼い主は犬の言いなりにはならない」と教える事が大切です。もし唸ってしまったら、「ダメ」等を低い声で、分かりやすく伝えるようにしましょう。

なぜ同じように接していたのに唸られたり噛まれたりするようになってしまったのか...それは犬に自立心が芽生えたり、肉体的にも成長して自分に自信が持てるようになったりしたからだと考えられます。だから、ここで負けてしまうと飼い主さんが犬にコントロールされる立場になってしまいます。上手に犬に「唸ったり噛んだりしてはダメ」と教えることができない、犬の行動がエスカレートしていくなど、飼い主さん自身でうまく対応できない場合には、早めにプロのトレーナーに相談しましょう。

イヤイヤ期にする行動2:ごはんを食べない時がある

お皿を咥える子犬

出されたごはんを食べなかったり、ごはんで遊んでいるような行動が見られたりする場合があります。これは「もっとおいしいのがいい」「こんなんじゃ食べたくないよ」といった意思表示のことがあります。これも、自我が強くなり色々な主張をするようになるからです。

このように、適切な量のフードを与えているにも関わらず、ごはんを食べない場合は、次のいな対処法を試してみましょう。

  • 一定時間(30分~愛犬の普段食べるスピードによる)を過ぎたらごはんを片づける
  • 我慢強くフードを与え続け、他の物は与えない

イヤイヤ期であれば是非試していただきたいのですが、ごはんを食べない時は病気やフードに問題がある可能性もあります。愛犬のことをよく観察して、状況に合わせて対処しましょう。

イヤイヤ期にする行動3:指示を聞かない、しぶしぶ聞く

人の手を押しのける黒チワワ

「いつもはお散歩中でもちゃんと横について歩けていたのに、急に飼い主を無視してあちこち行くようになってしまった」、「マテやオスワリができなくなった」といった話をよく聞きます。

イヤイヤ期は、自我が目覚めてくる時期ですので、「あんたの言うことを聞くよりこうしたいの!」というような心理状態になっているのかもしれません。

この場合は、犬の安全を守るための最低限のルールは守らせ、新たなトレーニングはせず、イヤイヤ期が落ち着いてきたころにまたトレーニングを再開すると、すんなり上手くいくことがあります。

焦ってもお互いにストレスになるので、大きく構えて待ちましょう。

イヤイヤ期にする行動4:よく吠えるようになった

吠える子犬

「人や犬に向かってよく吠えるようになった」や「思い通りにいかなければ吠える」とうこともあるようです。

対処法としては、次のような方法があります。

  • 吠えても決して反応せず、無視をする
  • 吠えている対象が見えないようにする(窓からの通行人など)

この他にも方法があると思いますが、ポイントは「犬が、吠えると思い通りになったと覚えないようにする」ことですね。

吠えには警戒なのか威嚇なのかなど、吠える原因によっても対処法が変わりますし、習慣になってしまうと近所への迷惑になりやすい上に直しにくい問題です。飼い主さんがうまくコントロールできない場合には、これも早めにプロのトレーナーに相談しましょう。

まとめ

おもちゃに寄り掛かる犬

いかがでしたでしょうか?

犬のイヤイヤ期は科学的にはまだ分かってないのですが、成犬になる過程での自然なことだと考えられますので、飼い主さんもどっしりと構えて、犬に最低限のルールは守らせた上でおおらかな気持ちで乗り越えましょう。

そうして、素敵な大人のワンちゃんに育ててください!

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 男性 匿名

    イヤイヤ期が2歳を境に急に始まりました。散歩もあちこちと自分の行きたい方向のみ。何とかなだめたらやめる。
    先程、イヤイヤで座り込み、思いっきりリードを引っ張たら、すっぽ抜けて逃げ回り、何とか第三者の手を借り
    捕まえた次第。私も夜間だった為、強く叱りつけました。本人も事の次第を分かっているのか、物凄く反省。
    一応、最後はヨシヨシと撫でて和解したつもりです。柴犬は二代目ですが、なんか訳分からなくなってきました。
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