雨の日のお散歩は必要?
犬にとってのお散歩は運動不足やストレス解消に繋がるので、健康を維持するためにとても大切なもの。それだけでなく、お散歩というものは愛犬と飼い主さんの共同作業なので、信頼関係を築くのにぴったりな時間なのです。
しかし、雨が降ってしまうと飼い主さんも腰が重くなりませんか?皮膚の弱いワンちゃんは雨に濡れることで、症状が悪くなることもあるので躊躇される方もいらっしゃると思います。
梅雨のように連日雨が続いてしまう時期、またお外でなければウンチができないワンちゃんなど、少しは外に連れ出してあげたいですよね。飼い主さんもワンちゃんも、雨の日のお散歩を快適に楽しめるグッズをご紹介します。
雨の日の犬の散歩で使うべき4つのグッズ
1.犬用傘
犬用の傘が販売されているのはご存じでしたか?形状としては人間用の傘が、強風の日に風で裏返ってしまたような感じです。開いた傘の内側にリードチェーンがついていますので、首輪やハーネスに繋げてお散歩をすることができます。傘とリードが一体化したグッズなので、飼い主さんは傘の柄を持って愛犬に向けて歩くだけ。透明なビニール傘なので、愛犬の様子もしっかりチェックできます。
愛犬との雨の日の外出時、人用の傘で愛犬を雨からガードしようと実行したことがあります。片手にリード、もう一方の片手には傘、もちろん自分自身に傘はさせません。姿勢も中腰を保ったままの外出は、当然のように上手くいきませんでした。この犬用の傘なら、片手一本で愛犬をリードすることも、傘をさしてあげることもできるので飼い主さんも楽だと思います。横殴りの雨の日には濡れてしまうと思いますが、レインコートが苦手なワンちゃんにお勧めです。
2.レインコート
雨の日のお散歩グッズの定番はレインコートですよね。愛犬用に購入されている方も多いと思います。個人的にお勧めなのがオールインワンのつなぎタイプ。足元から体全体をぴったりと覆ってくれるレインコートです。
雨の日のお散歩はもちろんですが、雨上がりの地面が濡れているときのお散歩でもお腹が凄く汚れていることがあります。つなぎタイプだと濡れた地面からはね返る汚れも防いでくれるので、お腹や足元もスッキリです。
つなぎタイプがお勧めの理由は、以前我が家の愛犬が足元が濡れることによってマラセチアの症状が強く出てしまったことがあるからです。帰宅後は綺麗に洗って乾かしていたつもりなのですが、うまく防いであげることができませんでした。そんな経験から足元も濡らさないレインコートを選びました。濡れることで皮膚トラブルが起こってしまう子には特にお勧めです。
3.レインブーツ
犬の肉球は程よい弾力と柔らかさがあり、裸足で外を歩いても衝撃を吸収できるようになっています。日頃から靴を履かせてお散歩をしているワンちゃんは、まだまだ少数派かと思いますが、靴を履かせるメリットは草アレルギーからの保護、また肉球にできてしまった傷の保護など愛犬の肉球を守ることができます。
雨の日のお散歩でレインブーツを履かせると、これらに加え足が濡れることや汚れの防止にもなりますよね。帰宅時は玄関でレインブーツを脱がせてしまえば、お部屋が汚れることもありません。靴を履くこと自体に慣れていない犬は上手に歩けなかったり、無理やりにでも脱ごうとしたりしてしまうことが多いです。
実際に雨の日に使用する前に何度か練習が必要になるでしょう。サイズ選びも難しいので、足のサイズをキッチリ測るか、ショップで試着してからの購入にしましょう。
4.吸収性の良いタオル
どんなに完全防備で雨の日のお散歩に挑んだとしても、全く濡れずに帰宅するのはちょっと難しいと思います。突然、大粒の雨が強く降ってきたり、愛犬が元気良く大きな水溜りにジャンプしてしまったりなど…。思いがけず、びちゃびちゃになってしまう可能性もあります。
吸収性の良いタオルを数枚持参して、お散歩に出掛けると心強いと思います。超吸水ペット用タオルや、軽くて使いやすいマイクロファイバー素材のペット用のタオルなど、いろいろ販売されています。サイズも豊富に揃っているので、飼い主さん用の物も一緒に揃えておきましょう。
まとめ
雨の日のお散歩でもルンルン楽しんでくれるワンちゃんなら、できるだけ連れて行ってあげたいですよね。運動量が多い大型犬は、1日でも休むとストレスを感じてしまうかもしれません。飼い主としては雨の日のお散歩はちょっぴり大変ですが、便利グッズをフル活用して愛犬を楽しませてあげましょう。