犬が喜ぶ2種類のペットボトルのおもちゃ
大切な愛犬のために、何かしてあげたいと考えるのは、飼い主の性のようなものですよね。かく言う私も、犬が好きそうなおもちゃを見かけるとつい足を止めて選んでしまいます。そして気づけばおもちゃのかごは満タンです。
犬のおもちゃと言えば、やはり噛み噛みするもの。それゆえ原形をとどめて長持ちさせるのは、かなり難しいのではないでしょうか。壊れてしまうたびに新しいものを買うのもいいですが、何度買ってもキリがないとも言えます。
それならば、犬のおもちゃを自作するというのはどうでしょう。そのまま捨ててしまえば単なるゴミになってしまうペットボトルも、犬のおもちゃにリメイクすれば、経済的でエコにもいいですよね!
では、ペットボトで作る犬のおもちゃにはどんなものがあるか、そしてその作り方をこちらで紹介していきたいと思います。
- 噛む専用のオモチャ
- 中にフードなどを入れて取り出す知育玩具
今回はこの2つにターゲットを絞り、お話してまいります!
犬が噛む専用のペットボトルのおもちゃの作り方
- ペットボトルを厚手の布などで巻く
- 布の内側にピーピーなる鳴き笛を仕込む
ペットボトルが破れた場合、尖った部分が口の中などに当たってケガをしてしまうかもしれません。あるいは、ボロボロに噛み砕いてしまって、そのかけらを飲み込んでしまっても大変です。
犬が直接ペットボトルを噛まないようにするために、厚手の布などで袋状のものを作って入れ込むようにするといいでしょう。手作りが得意な人であれば、布の内側にピーピーなる鳴き笛を仕込んであげてもいいかもしれません。いろんな音がなることで刺激になり、夢中で遊び続けるでしょう。
ただ、ペットボトルはどうしてもかなりの大きさになります。噛むことだけを目的とするおもちゃだと、小型犬には不向きかもしれません。小さなお口では、ペットボトルを噛むこと自体が難しそうです。
犬の知育玩具をペットボトルで作る方法
一般的に、犬の知能は人間の3歳児くらいと同じと言われています。そして、犬にはかなり学習能力もありますので、育て方次第では、驚くような賢さを見せてくれることもあります。
ペットショップなどに行くと、噛んで遊びながら学習する犬の知育玩具が販売されています。たいてい隙間などにフードやおやつを入れる仕組みになっていて、それを犬が噛み噛みしながら上手に取り出すのです。
様々な種類がありますが、中には外国製のものなどで、1,000円以上するものもザラにあります。そんな犬の知育玩具が、ペットボトルで自作できれば素晴らしいと思いませんか?
作り方はとっても簡単です。
- ペットボトルをよく洗って完全に乾かす
- ペットボトルのラベルを外す
- ペットボトルの本体部分にフードなどが出るくらいの穴をカッターナイフで開ける
- 穴を開けたペットボトルにフードを入れてフタを閉める
あとはあなたの愛犬に、そのまま与えてあげてください。始めはどうしたらいいのかわからなくて、転がしてみたり、噛んでみたりするかと思います。
ただ、コロコロしているうちに、その穴から大好きなフードが出てくることが分かれば、きっと夢中になって遊び出すでしょう。どのくらい傾けたら、またどのように転がしたらフードが穴からこぼれ出るのかを、何度も繰り返して、工夫して行くうちに、どんどん上手になっていくと思います。
ペットボトルの知育玩具は、愛犬の学習能力を高める、とても良いおもちゃになるはずです。はじめのうちは、比較的簡単に取り出せるように、ひとつひとつの穴を大き目にしたり、穴の数を多めにしてみたりするとよいでしょう。
難しすぎると、楽しむ前に飽きてしまうかもしれません。だんだん上手になってきたら、穴の数や大きさを、調整していくと良いでしょう。
まとめ
ペットボトルで作る、犬のためのおもちゃはいかがでしたでしょうか。わが家にいる犬たちは小型犬なので、たぶん前者のおもちゃは、噛むことが出来ず遊ばないように思います。なので後者のペットボトル知育玩具を作ってみました。
おやつに目のないうちの子たちは、こぞって取り合いながらペットボトル知育玩具を楽しんでいました。皆さまもぜひ試してみてくださいね。