留守番キライに気付けず…
留守番をするのが苦手な子の中には、飼い主さんが出ていくと鳴いてしまう、吠えてしまうというだけでなく、表面には出さずとも密かにストレスをためている場合もあります。
我が家の愛犬エジも、鬱々とストレスを溜めるタイプで、正直はじめは気付いてやれませんでした。
初めて我が家に来てから、何回か短時間の留守番の練習をさせたところ、その後はイタズラをすることもなく、吠えることもなく、いい子に待っていてくれました。
でも、実は留守番で非常にストレスを感じたようで、足先をなめたりかじったりしていたようで、気が付いたときには指の間や肉球が真っ赤に荒れてしまっていました。
飼い主大反省!!
エジがあまりにいい子でストレスのサインを見過ごしてしまうところでした。
その後は数分単位の留守番を繰り返しながら、必ず帰ってくる安心感をひたすら植え付けました。
それと同時に留守番の必須アイテム【コング】を投入。
ご存じの方も多いでしょう、おやつを入れる事の出来るしつけグッズのひとつで、中にフードやおやつを詰めて、時間をかけて食べさせるというものです。
サイズや硬さの種類も豊富ということもあり、しかもかなり丈夫で壊れにくいので人気の商品です。
しかし、入れ口が大きい分すぐに食べ物がポロポロと出てしまって、うまく使いこなせていない人も多いようです。
コングの上手な活用法
留守番で犬がストレスを感じるのは、始めの15分だと言われています。
その15分をいかに楽しく過ごさせてやるかが勝負の分かれ目!
そこを乗り越えると後は大抵のんびりくつろいでいることが多いものです。(留守モニターで何頭かチェック済!)
コングに入ったおやつを長く楽しませる方法としては、
- ふやかしたドッグフードをぎゅうぎゅうに詰め込む。
- 【夏におすすめ】ふやかしたフードを詰め込んだコングを冷凍庫で凍らせておく。
- コングの口を横に押し広げるようにして、クッキーなどを入れ普通の状態ではなかなか出し入れできないサイズのジャーキーで蓋をする。
- とろけるチーズを内側に張り付けてレンジでチン!
- ペースト状にしたバナナを押し込み、そこにクッキーなどを差し込み、バラエティー豊かな食感を演出。
ポイントはいかに長く楽しめるかということと、出口辺りは簡単に取れるようにして犬の「もっと欲しい」という気持ちを引き出すことです。
ここは飼い主の腕の見せ所ですね♪
留守番も楽しめる毎日に
犬に関わる便利なアイテムは、本当にたくさんありますが、その使い方次第では、より魅力的なものにもなりますし、逆もしかりです。
上手にアイテムを使いこなして、愛犬と飼い主のストレスフリーな楽しい毎日を手に入れて下さいね♪