犬が食べても大丈夫な冬の食材4選!与えた際の効果と注意点

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犬が食べても大丈夫な冬の食材4選!与えた際の効果と注意点

季節の食材を愛犬に食べさせたいとお考えの飼い主さんも多いのではないでしょうか。犬が食べても大丈夫な冬の食材をご紹介します。

監修:獣医師 加藤桂子先生

(伊達の街動物病院)

犬に旬の食材を与える?

野菜を食べる犬

季節の食材はその季節以外に食べるよりも、より多くの栄養素が含まれます。そんな季節の食材を愛犬に食べさせたいとお考えの飼い主さんも多いのではないでしょうか。特にフードを手作りされている方は季節ごとの食材を使用したいですよね。

犬は雑食だといわれますが、基本的には肉食に向いた体のつくりをしているため、野菜は上手に消化することができません。そのため、季節の食材についても、与えていいのか迷うことがありますよね。

しかし、与え方を工夫すれば、有効に栄養素を吸収することができるのです。

今回はそんな季節の食材について「犬が食べても大丈夫な冬の食材4選」をご紹介します。与える際の注意点と共にご参考いただけたら嬉しいです。

犬が食べても大丈夫な冬の食材

食材と犬

1.セロリ

セロリには「免疫力アップ」「活性酸素除去」といった効果があるといわれています。活性酸素除去の効果とは、ガンの予防効果があるということになります。また、「皮膚や粘膜のダメージ」をカバーしたり、セロリの香りには気持ちを落ち着かせる「鎮静効果」もあるのだそう。

これらの多くの効果があるセロリ。ニオイが強いため、ネギなどと同じように与えてはいけない食材だと思われがちです。しかし、犬にはセロリを与えても大丈夫です。与え方は生でも、加熱してもOKだといわれています。ただし、「スジを取る(皮をむく)」ことは必要です。スジを取らずに与えてしまうと、消化できないため逆に体調を悪くさせてしまうこともあるので注意が必要です。また、丸ごと与えずに、小さく刻んで与えましょう。

2.ほうれん草

ほうれん草は「貧血予防」の鉄分や「活性酸素除去」の働きをするビタミンE、「免疫力を高める」ビタミンCといった多くの栄養素を豊富に含んでいます。また、特に老犬になると不足しがちなビタミンKも摂取することができます。そのためぜひ犬にも与えたい冬の食材の一つです。

しかし、栄養素が豊富な分、尿路結石の原因となるシュウ酸も多く含まれています。このシュウ酸を取り除くために、必ず茹でて「アク抜き」をしましょう。また、アク抜きをした後は「水にさらして」から愛犬に与えるようにしましょう。長時間茹でると栄養素まで溶け出てしまうため、ゆで時間はサッと湯通しするくらいにしましょう。

3.ブロッコリー

ブロッコリーと犬

ブロッコリーもセロリと同様に栄養価が高い冬の野菜です。豊富なビタミン類やミネラル、食物繊維が含まれます。「腸内を綺麗にする」効果や「解毒作用」「抗酸化作用」などの体に良い働きをしてくれます。

ブロッコリーを与える場合は、軸の部分は食物繊維が多いので下痢をしてしまったりすることがあります。なので、あまり与えないようにしましょう。また房の部分を与える際も生ではなく茹でて柔らかくしてから与えましょう。また、老犬や消化機能が弱い犬の場合は「ミキサーにかける」のも有効です。なお、茹ですぎるとビタミンも壊れてしまうため、ゆで時間は短めに設定しましょう。

4.大根

大根は根の部分(白い部分)だけでなく、葉っぱ部分も与えることができます。根は水分が豊富で低カロリー、ミネラルや酵素などの栄養素も摂取することができます。また、利尿作用が老廃物の排出もしてくれますので、定期的に与えることでデトックス効果もあります。

注意点として、大根には辛み成分が含まれているため、この辛味成分も抗菌作用などがありますが与えすぎると腸を刺激してお腹を壊す原因となってしまいます。「少量を茹でて」与えるか、「小さじ1杯程を大根おろし」にしましょう。なお、甲状腺機能・腎臓の機能に問題がある犬へ大根を与える場合は、獣医師さんへ相談をしてください。

まとめ

たくさんの野菜と犬

冬の食材は栄養豊富なものが数多くあります。どの食材を与える場合も、消化吸収に対応できるように「茹でる」「細かくする」といった方法で与えてあげましょう。また、栄養が豊富だからといって与えすぎには注意が必要です。お腹を壊す原因にもなるため、愛犬の体の大きさや体調を考慮して、少量ずつ与えてくださいね。

なお、冬の食材で与えてはいけない食材もあります。特に「ねぎ」や「生姜」は中毒症状を起こす可能性があるため、決して与えないようにしましょう。冬は魚介類もおいしいですが、犬にとっては危険なものが多いです。エビやカニ、イカ、タコ、貝類などは下痢や嘔吐を引き起こす原因になるため、これらも与えないように注意が必要です。

また、人間用に味付けされているものも、犬には塩分が多すぎるため少量でも与えてはいけません。注意点に気を付けながら、愛犬の健康を守れる食材を取り入れてみてくださいね。

記事の監修

  • 獣医師
  • 加藤桂子先生
  • (伊達の街動物病院 獣医師)

日本獣医生命科学大学卒業。仙台市の動物病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

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