頭を使う遊びをするメリット
身体を使う遊びには、運動不足の解消や減量効果などのメリットがありますが、頭を使う遊びのメリットは何でしょうか。
場所を問わず長い時間遊べる
身体を使った遊びは、行動範囲に制限があったり、飼い主さんの方が途中で疲れてしまったりして、あまり長い時間遊ぶのは難しい場合もあります。
ですが、頭を使う遊びはそこまで場所を選ばないものがほとんどですし、比較的長く遊ぶことができます。また、わんこの1人遊びが可能なものも多いので、長いお留守番の暇つぶしにも最適です。
認知症予防になる
わんこも長寿時代に入って、認知症が問題になっています。頭を使う遊びを毎日の中に取り入れることで、わんこの脳に適度な刺激を与え続け、認知症を予防する効果が期待できます。
しつけに効果が出る
頭を使う遊びには、しつけの要素を含んだものも多くあります。そのため、遊びの中でいつのまにかしつけが出来ていたり、遊びで脳が活性化されてしつけが飲み込みやすくなったり、といった効果も期待できます。
いろいろやってみよう!頭を使う遊び
では、具体的にどんな遊びがわんこの頭を使うのでしょう?いくつかご紹介します。
①知育おもちゃ
ペットショップに行くといろいろな知育おもちゃが並んでいます。代表的なものは、中におやつを詰めてわんこに与える「コング」シリーズではないでしょうか。
コング1つとっても形はいろいろありますよね。おやつもペーストタイプのものから、固形のおやつを中に入れるもの、リング状のおやつを複雑な形のおもちゃに引っ掛けるもの等、タイプはさまざまです。
たくさん揃えて愛犬のお気に入りを探したり、気分によって使い分けても飽きがこないかもしれませんね。
②おやつ探しゲーム
市販の知育おもちゃを買わなくても、工夫次第でおうちにあるものだけで手軽に楽しくゲームができます。
ペットボトルでコロコロおやつ探し
用意するのは、空のペットボトルと、ペットボトルの口から入る大きさのおやつです。
洗って乾燥させておいたペットボトルの中におやつを入れて、わんこにあげるだけ!わんこは見えているおやつを取ろうとペットボトルを転がして遊びます。
また、ペットボトルを噛んだときの音や感触が好きなわんこも多いので、夢中で遊んでくれますよ。
毛布やタオルでホリホリおやつ探し
用意するのは、毛布またはタオル等の布と、わんこの好きなおやつです。こちらは、おやつを置いた上にバサーッと毛布やタオルを広げるだけ!
わんこは、おやつを探して毛布やタオルをホリホリ。ホリホリしたいわんこの本能も満たされます。大きなおやつから始めて小さくしていってもいいですし、いくつかおやつを忍ばせてもいいですね。
③ドッグスポーツ
- 制限時間内にダミーを持ってくる回数を競う
- アジリティをクリアする時間を競う
- 愛犬と一緒に踊るドッグダンスなど
ただ走り回ったりボールを投げたりするだけではあまり頭を使うとはいえませんが、決められたルールに則って行うドッグスポーツは、実は身体だけでなく頭も使う遊びです。
制限時間内にダミー(おもちゃ)を持ってくる回数を競うものや、アジリティをクリアする時間を競うもの、愛犬と一緒に踊るドッグダンス等、種類もとても豊富です。
ドッグスポーツには飼い主さんの指示でわんこを動かすことが欠かせないので、しつけの要素も多く入っており、それに従うためにわんこも頭と身体をフル回転。新鮮に楽しく遊べます。
④しつけトレーニング
しつけの時間も、わんこにとっては飼い主さんと一緒に過ごす「遊び」の時間なんです。新しいコマンドを覚えさせることは、わんこの頭にも良い刺激になりますし、楽しんで遊びながら、良い子になれるなんて一石二鳥です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は頭を使う遊びをご紹介しましたが、身体を使う遊びも取り入れながら、わんこにとって刺激の多い毎日が過ごせると素敵ですね。
ユーザーのコメント
女性 匿名
シニアですがお手を教えてみたいと思います。
女性 匿名
30代 女性 匿名