ペキニーズのしつけ方
しつけ方のコツ
- 上手くいったときにしっかりと褒めること
- おやつを与える
- 毎日同じ内容で何度も繰り返すとペキニーズは飽きてしまう
ペキニーズのしつけだけではないのですが、上手くいかなかったときに叩いたり叱ったりして服従させるのは時代遅れだとも言われます。警察犬や災害救助犬の訓練などでも、上手くいったときにしっかりと褒めることが一番重要なのです。
そして褒めるときには大げさに思える程に褒めて声をかけたり、おやつとして食べ物を与えたりすることで、充実感などを満足させることが大切です。
そしてペキニーズのしつけで注意するのが、毎日同じ内容で何度も何度も繰り返しては、飽きてしまうことでしょう。
ペキニーズに「待て」を教える
ペキニーズをしつけるうえで、大切にしなくてはいけないのが「待て」です。
しつけの中でも基本中の基本である「待て」は、簡単なことだけに日常のちょっとしたことに紛れ込ませることができます。
しつこくなりすぎないように、毎日の中で少しだけ「待て」をすることで、きちんと褒められてご褒美があれば、次のときも率先して行うようになるでしょう。
ペキニーズのしつけには時間も根気も必要ですが、ペキニーズを飽きさせないように、そして「次も褒められたい!」と思うように、「待て」を上手に活用できるといいですね。
ペキニーズのしつけと性格
ペキニーズの性格
- ペキニーズは頑固で気分屋な性格
- ペキニーズは強気な性格
- ペキニーズは自尊心が強く人に媚びない性格
ペキニーズはしつけが難しい犬種です。他の犬種の場合でもそうですが、その性格に合ったしつけ方をしないと、かえって逆効果になってしまう場合が多くあります。ペキニーズをしつけるときには、その性格をしっかりと把握しておきましょう。
ペキニーズは頑固で気分屋なため、猫のような性格と言われます。飼い主の思う通りにいかず、なかなか上手くしつけができないのです。長期間に渡って「根気よく」「じっくりと」しつけに時間を割くようにしましょう。
また、ペキニーズは強気な性格です。小柄な外見で気弱に見られがちですが、群れのリーダーシップをとろうとするので、飼い主がしっかりとリーダーとして行動しなくてはいけません。
そして、自尊心が強く人に媚びないので、できた時には大げさに褒めるようにするとよいですね。
ペキニーズが子犬の頃からしつけをする
- 成犬になると自尊心が強くなる
- 飼い主よりも上の立場だとペキニーズが思わないようにする
ペキニーズのしつけ方として、子犬の頃からしっかりと行えば、物覚えが早い時期のため、成犬になってからしつけるよりも効果的です。
ペキニーズは成犬になるとそれだけ自尊心が強くなるので、できるだけ子犬の頃からしつけをするのが理想です。
しつけを行うときには、しっかりと飼い主との関係を意識することがポイントです。甘やかして何でも言うことを聞いてしまうと、飼い主よりも上の立場だと思い、しつけは上手くいきません。
しっかりと飼い主とペットの関係を築きましょう。
ペキニーズのしつけとリーダーウォーク
ペキニーズのしつけ方法として、リーダーウォークという手段があります。
リーダーウォークとは
リードを弛ませて歩き、ペキニーズが前に出てしまったら方向転換をして歩きます。
そしてまたペキニーズが前に出てしまったら方向転換して歩く、ということを続けるだけなのです。たまに方向転換だけではなく、立ち止まってみることもいいでしょう。
これはペキニーズのしつけだけではなく、他の犬種でも有効なのですが、リーダーをペキニーズにしっかりと認識させるためにも、取り入れてみてはどうでしょうか。ペキニーズのしつけ方として、そこまで難しいものではありません。
リーダーが飼い主にあることをペキニーズに教える
リーダーウォークを続けていくと、ペキニーズは歩いているときに飼い主を伺うようになります。
こうして群れとしてのリーダーシップが飼い主にあることを、ペキニーズに教えることができます。もちろん、飼い主の動きにペキニーズが合わせたときには褒めてあげるようにしましょう。
また、方法としては簡単ですが、決して短期間で身につくものではありません。「根気よく」「じっくりと」を忘れずにしつけましょう。
ペキニーズのしつけと食事
- ペキニーズは気分屋なので普段しつけを行うことが難しい
- 食事の際にしつけも平行して行うと効果的
毎日かかさず行うのがペキニーズの食事ですが、そのときにペキニーズのしつけも平行して行うと、より効果的になります。
食事のときに「お手」や「おすわり」といった一通りの動作を行い、習慣にするとよいでしょう。
ペキニーズはもともと運動量が多くない犬種で、散歩も1日に1回、10分程度で充分とされています。頑固でマイペースな性格もあって、無理に運動させようとしても拒否されてしまうことでしょう。
そのため散歩中にしつけを行うことが難しく、ボール遊びなども気分が乗らないとやらないほどです。あまり強引にしつけのための散歩などをしてしまうと、飼い主との信頼関係にも影響が出てしまいます。
そういった理由からも、しつけの機会が自然と他の犬種に比べて少なくなるので、食事の際のしつけは重要になるでしょう。
まとめ
ペキニーズのしつけは、頑固で気分屋な性格のために難しいですが、日常の中でしっかりと褒め、時間と根気をかけてペキニーズが飽きないようにすることが大切です。
リーダーウォークを行うことで、群れのリーダーをしっかりと意識させることもよいでしょう。毎日の食事と一緒にペキニーズのしつけを行い、習慣とするのも一つの方法です。
ペキニーズのしつけは、焦らずにじっくりと、時間をかけて行いましょう。
ユーザーのコメント
40代 女性 キイナ
40代 女性 るっこら
「褒める」だけ=甘やかしになってしまうのがペキちゃんです。毅然と、ダメなときにはダメ、どうしても言うことを聞かないならぺちっ!てやるほうが、ダラダラいつまでもしつけるよりお互い求めていることがハッキリわかるので、逆に大人になっても良好な関係を保てました。体罰としつけの境目は難しいですが、自分の子供にできるくらい、と捉えるとわかりやすいのではないでしょうか。
女性 せとか
なので、記事にあったペキニーズは頑固で自尊心が強く人に媚びないという記載に驚きました。あんなに天使なのにー。
そのお宅には先住犬がシーズーの子がいますので、飼い主の友人はしつけは慣れたものだと思いますが、シーズーとペキニーズはやっぱりちょっと特徴が違うのかな。記事に書かれているようなしつけ方は、他の犬種にも同じことだと思うので、頑固なペキニーズにはより根気強くということなのかな。私もなにかと理由をつけて、天使みたいな赤ちゃんペキニーズのしつけに参加しようと張り切っています。