ふるさと納税で犬の命を救う取り組みとは?
ふるさと納税とは、自分の出身地など応援したいと思う自治体に寄附ができる制度です。寄附した自治体からお礼としてその地域の特産品やサービスなどをもらえたりする事があります。
寄附額によって品を選ぶことができるなど、魅力的だということで参加されている人がとても増えています。そんな中、ふるさと納税制度を利用し「殺処分ゼロ!」を目指した取り組みがあることをご存知でしょうか。
広島県神石高原町のNPO法人ピースウィンズ・ジャパンが運営している「ピースワンコ・ジャパン」というプロジェクトがふるさと納税制度を利用し支援を行っています。
ピースワンコ・ジャパンとは?
NPO法人ピースウィンズ・ジャパンが運営しているプロジェクトなのですが、飼い主のいない犬を引き取り、獣医師やドッグトレーナーの協力のもと、新しい家族を見つけるなど、殺処分ゼロを目指して活動されています。
広島県神石高原町は殺処分ゼロの街
この活動を支援している広島県神石高原町は殺処分ゼロの街として、愛犬家の間でもとても有名な街です。自分たちが住む街も殺処分ゼロを目指し、犬や猫が暮らしやすい街になれば良いなと誰もが願っているのではないでしょうか。
災害救助犬になった「夢之丞」
殺処分寸前だったところをNPO法人ピースウィンズ・ジャパンに引き取られ、後に災害救助犬となった夢之丞くんをご存知でしょうか。
テレビ番組などでも多く紹介されていますが、人間によって捨てられ、人間によって殺されそうになり、人間によって救われ、今ではその人間を救うために命をかけて働いてくれています。他にも私たちの生活の安全のために働いてくれている犬や命をかけて救助を行ってくれる犬がたくさんいます。
犬は人間の便利な道具ではありません。大切なパートナーです。私たちにも犬の命を守るためにできることがたくさんあるのではないでしょうか。
ふるさと納税を動物愛護に使用している自治体が増えています!
ふるさと納税を選ぶ際、「どんな特産品がもらえるのか」など、何をもらうことができるのかを考えて選ぶ方も多いのではないでしょうか?
「何をもらえるのか」という事もふるさと納税の魅力の一つですが、「何に使用されるのか」ということも考えて選んでみるのはいかがでしょうか?
- 緑化
- 市民福祉
- 環境
- 動物愛護
ふるさと納税をこのような目的で利用している自治体があります。殺処分される犬や猫を減らそう!ということを目的とし、最近では動物愛護団体へ直接寄付されている自治体もあります。
兵庫県尼崎市の取り組み
尼崎市で猫の保護活動を行っているNPO法人「C.O.N」が「動物愛護ふるさと納税」の創設を求める署名を行い、2012年からふるさと納税の使用目的として動物愛護が加わり、兵庫県尼崎市が始めたことがきっかけとなり、今ではたくさんの自治体が取り組んでいます。
動物愛護のためのふるさと納税を設けている自治体
- 神奈川県
- 川崎市
- 名古屋市
- 長野市
- 大阪市
- 京都市
- 尼崎市
- 明石市
- 徳島県
- 広島県
- 福岡県
- 佐賀県
(2016年11月現在)
まとめ
私が住む市ではどのような動物愛護のための活動が行われているのか調査してみたのですが、残念ながら動物愛護のための活動は行われていませんでした。
会社や個人で行っている方はいらっしゃるのかもしれませんが、市で行っている活動はないようです。
微力ではありますが、私も動物愛護のために行っていることがあります。
高額な寄付はできませんが、少額の募金はいつでもできます。
ふるさと納税を動物愛護のために使用することができる自治体が増えたら嬉しいなと思いますし、私の住む市にも取り組んでもらえるよう働きかけてみたいなと思いました。
ユーザーのコメント
50代以上 女性 みいみ
50代以上 女性 ぷーぴー
ただ、地元の動物保護団体(市営)は、
名前は、安心できるのですが、躊躇なく受け入れてくれますが、すぐに殺処分!あわや、あずけてしまうところでした。勘違いされる名前はやめてほしい団体もあるのも事実ですね。
50代以上 女性 マミさん
白い中型犬よりも少し小さい可愛いワンちゃんでした
多分飼い主のだろうと思われる車を必死に追いかけていました
捨てないでという声が聞こえてくるようでした
保護センターに連れて行っても殺処分されそうで怖くて通報出来ません 連れて帰る事が出来ないので情けないです