コヨーテ捕獲用の罠に足を挟まれたまま彷徨っていた犬

コヨーテ捕獲用の罠に足を挟まれたまま彷徨っていた犬

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米国サウスカロライナ州(東海岸)でコヨーテの罠に足を挟まれた犬が、とても痛々しい様子で彷徨っているとの通報を受け、カリフォルニア州(西海岸)の動物愛護団体が救出に乗り出しました。

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コヨーテの罠に足を挟まれた犬

通報

カリフォルニア州ロサンゼルスに拠点をおく慈善団体Hope for Pawsは、全米規模で動物たちの救助、保護活動を行っている大変有名な動物愛護団体です。

その愛護団体が、サウスカロライナ州レキシントン郡でコヨーテの罠に足を挟まれて彷徨い続けている犬がいるとの通報をうけ、救助に向かいました。

警察からの警告

犬の足の状態は一刻を争う状態でしたが、あろうことか、彼らは”コヨーテの罠にかかった動物を救出すると逮捕することになる”と警察に通告を受けてしまったのです。

HELP NEEDED in LEXINGTON COUNTY, SOUTH CAROLINA

Lexington County, South Carolina - I need your help!!! This dog is suffering out there, and we are threatened that any attempt to rescue her will result in an immediate arrest!!! (We are told that there is an investigation, but this has been going on for a week now). I am sure that one of you must know someone in Lexington Animal Control and can talk to them about Hope For Paws and explain to them what we do... I need someone from the inside because they are not listening to my rescue friends out there. If you personally know an officer that can help us, could you please give me a call? 310-880-1416 If you know anyone in Lexington who may know someone who could help, can you please tag them in this post? I don't want to turn to the media and make noise that will harm this girl... I just want to go there, get the dog, and get her to a hospital. I will take off to South Carolina as soon as I have a promise from the local police that I will not get arrested. Please share so I can find the person who can help with that. Thanks, Eldad

Hope For Pawsさんの投稿 2017年5月25日

犬は、足に罠をつけたままの状態でもう1週間以上彷徨い続けていました。

許可

Hope for Pawsは、警察が何と言おうとそんなことで助けが必要な犬の救助を諦めるような団体ではありません。

最終的に、犬を助けるために彼らを支持している多くの人たちの協力を得て、レキシントン・アニマル・コントロール(日本の保健所のようなところ)に、”罠にかかった犬には、もうそんなに時間がない”と嘆願書を提出し、最終的に救出許可を得ることができました。

救助活動

ですが、すぐに犬を救助することはできませんでした。犬が彼らに対して警戒して逃げまわったため、まず、彼らは犬に対して、自分たちが敵ではないということを理解させることから救助活動は行われました。

この犬は「ハーマイアニ」と名付けられました。雌です。

やがてハーマイアニは警戒心を解き、無事救助することに成功しました。

治療

救助後、ハーマイアニはすぐに動物病院に連れて行かれ、足から罠を外してもらいました。

ハーマイアニの足の指先は骨が砕けて壊死していました。

最初は右前足すべてを切断しなくてはならないかと思われましたが、ハーマイアニが再び歩けるようにと、なんとか数本の指の骨を切断するにとどめることができました。

手術は数回に分けて行われました。

大陸横断

手術が終了した後、Hope for Pawsは、ハーマイアニを車に乗せ、米国大陸横断の旅へ出発しました。Hope for Pawsの本拠地であるロサンゼルスに連れて帰らなければなりません。

移動中、何度も各地で動物病院に立ち寄り、手術後の経過観察、傷口の消毒及び包帯を変えてもらったそうです。

驚きの回復力

アリゾナ州まで来た時には、ハーマイアニは既に自分で歩けるほど回復していました。

無事、ロサンゼルスに到着したハーマイアニは、救助中から移動までずっと世話をしてきたHope for Pawsのスタッフのロレッタさんの家で一時的に暮らすことになりました。

では、ハーマイアニの元気な姿をご覧ください。

ハーマイアニは、なんと小走りができるまでに回復しています。これは驚異的な回復力ですね。これが犬の生命力なのかもしれません。

そんな強靭な生きる力を持った犬達を私たち人間は殺処分している現実を考えると、とても胸が締め付けられます。

合法

サウスカロライナ州では熊やコヨーテなどの野生動物を駆除するために、罠を仕掛けることが合法化されているそうです。

罠にかかった動物たちは、銃で撃ち殺されるかあるいは餓死する運命が待っています。

幸い、ハーマイアニは罠をつけたままその場から逃げることができましたが、Hope for Pawsが救助していなかったら、どうなっていたかわかりません。

Hope for Paws

Hope for Pawsは、今回のように、通報があれば米国どこにでも出動して動物たちを助けています。彼らの活動は、YouTube、フェイスブック、インスタグラムで常に公開されおり、世界中に彼らの活動を応援しているファンがいます。

ハーマイアニのことも、今後、それらで随時更新していくとのことでした。

Hope for Pawsのフェイスブック▼
https://www.facebook.com/hopeforpawscalifornia/

Hope for Pawsのインスタグラム▼
https://www.instagram.com/HopeForPawsRescue/

Hope for PawsのYouTubeチャンネル▼
https://www.youtube.com/user/eldad75

Hope for Pawsのホームページ▼
http://www.hopeforpaws.org/

ハーマイアニに関しては、いずれ里親探しが行われると思いますが、2017年5月に救助されたばかりで、現在も治療中のため、まだその件については何も触れられていません。

幸せな犬生を送ってほしいですね。

※尚、この記事及び写真、動画の掲載はHope for Pawsの承諾を得て行っています。

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