愛犬が留守番中にケージを脱走してしまうときの危険性と対処法

愛犬が留守番中にケージを脱走してしまうときの危険性と対処法

愛犬の問題行動と聞くと、噛み癖やトイレの失敗を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし我が家で一番問題だと感じたものが、留守番中のケージの脱走です。ケージを脱走してしまったときの対処法について紹介したいと思います。

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愛犬が留守番中にケージを脱走してしまうときの危険と対処法

ケージに入っている犬

我が家では生後6か月、お迎えして2ヶ月になるアメリカンコッカースパニエルを飼っています。

お迎えをしたときに買ったケージは、ペットショップのスターターセットに組み込まれていたケージでした。

本来は購入の時点で気を付けておくべきポイントだったのですが、スターターセットに組み込まれていたケージには屋根がついていなかったのです。

お迎えをした頃は特に問題がなかったのですが、ある日突然ケージをよじ登って脱走する方法を見つけてしまいました。

一度覚えてしまうとひたすら繰り返してしまう賢いアメリカンコッカースパニエルにとって、留守番中のケージの脱走は楽しくてしょうがい遊びになってしまったのです。

案の定、私たちが仕事で家を開けてしまう昼間に愛犬はケージを脱走してしまいました。

部屋の扉などは閉めて仕事にいくため部屋から出てしまうことはなかったのですが、念のために裏返しにおいておいたティッシュやリモコンが散乱していました。

部屋にティッシュが散乱している写真

この時は部屋の中に置いてある物さえ片づけてしまえば問題ないと思っていたのですが、私たちはケージを脱走する時の起こる本当の危険を理解していなかったのです。

飼い主を追いかけたい一心で脱走

私が実際に脱走する瞬間を目にしたのは、お風呂に入ろうとした時でした。

お風呂に入る時は基本的に部屋で愛犬のみになってしまうためケージに入れているのですが、いつも通りケージに入れて部屋を出ようとした時に事件は起こったのです。

愛犬がケージをよじ登り、落ちるように脱走していました。

簡単に考えればすぐにわかるようなことだったのですが、愛犬は脱走する度に体を床に打ち付けるように落ちていたのです。

この時初めて脱走する時の危険を感じました。

犬にとってケージの高さからの落下は関節を痛める原因にもなりますし、骨を折ってしまう危険性もあります。

飼い主として浅はかな考えだったと思い知られました。

100均のネットで屋根を作成

愛犬の危険を感じた私は、すぐに屋根付きのケージを準備することができなかったため100円均一のネットで簡易的な屋根を作成しました。

ネット4枚、連結ジョイント1セット、結束バンドを購入して10分程度で作りあげることができました。

簡易的な屋根をつけたケージの写真

たった500円程度のお金と10分の時間で、愛犬の危険を防ぐことができたのです。

脱走をした瞬間からこの対処をしておくべきだったと後悔しました。

そのためにも大事な愛犬を守るため、問題行動は早くから対処をすることが大事だと声を大にして多くの人に知ってもらいたいのです。

簡易的な屋根をつけたケージの写真

まとめ

愛犬の問題行動は人間と快適に暮らしていくために直していかなければいけないと言われていますが、今回のケースのように問題行動の本質に気が付くまでに時間がかかってしまうこともあります。

しかし愛犬の命を守るためにも、何か問題があった時は早くから対処することが重要なのです。

自分たちの生活に支障はないからと安易に考えるのではなく、問題行動によって考えうる事故などを想定し、愛犬が同じ問題行動をしてしまわないように対処するようにしましょう。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    50代以上 女性 匿名

    部屋の壁か柱に金具を付けてリ-ドをしてトイレ、水飲み用意してケ-ジは開けて置き周りは何も置かない。気が紛れるようにラジオかテレビを付けておく。コングの中に餌かオヤツを少し入れて時間稼ぎ。それに慣れてきて成犬になるとイタズラをしなくなって寝てます。今は、自由にどこでも行き来しているが、散歩から帰って来たらソファーでゆっくりと寝てます。数時間の留守番もソファーで寝てます。トイレ、風呂は、時々覗きに来るからドアを少し開けて置きます。今、4才です。
  • 投稿者

    20代 女性 匿名

    我が家の愛犬(ヨーキー)も小さい頃、私達の留守中にケージから脱走していることがよくありました。ケージの中に、水もトイレもあったので我慢することになると思い、ケージに付属していた屋根をつけましたが、ある日、ジャンプをして隙間から脱走する瞬間を目撃。部屋を荒らすことは無かったのですが、頭をぶつけてまで脱走していたので危険を感じ、ケージ自体を辞めました。今はリビングにお気に入りのベッドを置き、リビングが愛犬の部屋となっています。でも、キッチンには行けないように工夫したり、配線を考えたり、万が一地震が起きた時に物が落ちてこないように家具や愛犬のベッドの配置を気にしたり、細かいことが大変でした。部屋を荒らすようなことはなかったので出来たことですが、それぞれの犬の性格にあった方法があるのだと思いました。脱走を防ぐことも大切だし、怪我が起きないように対処することも必要だと感じました。
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