シェルターで「捨てないで!」と飼い主に懇願する犬の姿に胸が痛む

シェルターで「捨てないで!」と飼い主に懇願する犬の姿に胸が痛む

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アニマルシェルターに連れて来られた犬は、捨てられることを一瞬で悟り、飼い主に「捨てないで!」と懇願するようなポーズを何度も取りました。その様子を撮影した動画が公開され多くの人達の反響を呼んでいます。

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アニマルシェルターに連れて来られた犬

動物は本能的にそこが安全な場所かどうかを一瞬で判断することができます。

“トト”と名付けられた犬は、カリフォルニア州カーソンのアニマルシェルターに連れて来られた時、一瞬で飼い主に『自分は捨てられるのだ』ということを悟りました。

シェルターに連れて来られた犬

捨てないでと飼い主の足にすがる犬

トトは3歳のオスのチワワです。去勢はされていません。

飼い主の男性は、リードにつないだトトと家にあったドッグフードを入れた袋をもってアニマルシェルターに入りました。

トトはアニマルシェルターの入り口で飼い主の足に飛びつき、まるで「お願い捨てないで!」というようなポーズをとりました。

飼い主の足にすがる犬

トトの表情からも、とても不安な様子がうかがえます。

不安そうな顔

トトは男性の家で1年以上暮らしていました。
この男性がトトの飼育途中放棄をする理由は「吠えてうるさいから」というものでした。

それはしつけでなんとかできるものなのですが、この男性はその努力をする気はさらさらありませんでした。

不安そうな横顔

殺処分の危機

トトが連れてこられた”カーソン・アニマル・コントロール(シェルター)”は、満員の状態でした。飼い主に放棄された犬には、それなりの理由があるため、すぐに里親を見つけなければ殺処分の対象となってしまいます。

トトがシェルターに連れて来られた時の様子が【セービング・カーソン・シェルター・ドッグ】によって動画に記録されていました。その動画をご覧ください▼

ADOPTED - moved to SAFE Album 09/17

ADOPTED - moved to SAFE Album 09/17!!!!!!!! It was very hard to watch TOTO being surrendered because it was like he knew exactly what was happening and after the camera was off he continued to try and climb up his old dad's leg begging him not to do it. He was left because they said he was too vocal, well now he isn't saying anything. He needs help now, the Shelter is FULL! Please SHARE for his life, he is VERY special and a FOSTER or ADOPTER would save him. Thanks! #A4993771 My name is TOTO and I'm an approximately 3 year old male Chihuahua. I am not yet neutered. I have been at the Carson Animal Care Center since 9/16. I will be available on 9/16. You can visit me at my temporary home at C207. My former family who owned me for more than a year had to give me up because they thought I was too talkative. But they said that I spend most of my time indoors. I seem to be good with small children. http://www.petharbor.com/pet.asp?uaid=LACO1.A4993771 Carson Shelter, Gardena, California 216 Victoria Street, Gardena, California 310.523.9566, M-TH 12pm - 7pm, F-SU - 10am - 5pm PHOTO THREAD: https://www.facebook.com/savingcarsonshelterdogs/photos/a.172032662969376.1073741830.171850219654287/649551741884130/?type=3&theater

Saving Carson Shelter Dogsさんの投稿 2016年9月16日

動画は途中で終わっていますが、カメラがオフになった後も、トトは飼い主の足に手を置き、「ねぇ、お願い!捨てないで!ここに置いて行かないで!一緒に連れて帰って!」というようにすがり付くようなしぐさを何度も何度も繰り返していたそうです。

飼い主を見上げる犬

でも、トトは一度も吠えませんでした。飼い主はトトが吠えてうるさいと言っていたのですが、トトはこの時、まったく声を出すことはなかったのです。

救済グループが動画をフェイスブックで公開

この動画を【セービング・カーソン・シェルター・ドッグ】というカーソンのシェルターに収容された犬達を助けようと活動している救済グループが撮影し、自身のフェイスブック上で公開し、トトの里親探しをしたところ、動画はなんと32万回も再生され、約3千人以上の人たちが悲しいね、酷いねと反応。コメントは2千件以上入りました。

「この男性はトトにふさわしくないわ!」

「なんて悲しいことをするの!」

「この男性は、犬を所有する資格はありません。今後、この男性がシェルターで別の犬をもらわないように、飼い主失格リストに登録すべきです!」

「もし、犬が飼い主を選ぶことできるとしたら、この男性は絶対に犬に捨てられるわね!」

「もし、本当に犬が吠えてうるさいというのであれば、飼い主がちゃんとしつけすべきです。それをやらなかったこの男性は怠け者なのです。」

「酷い人間だ!」

等々、殆どの人たちがこの飼い主の男性のことを責めて、トトに対してはとても同情するコメントを寄せています。

グッドニュース

セービング・カーソン・シェルター・ドッグがこの動画を自身のフェイスブックで公開したことで、大きな反響を呼び、約5千人以上の人達が拡散したこともあり、トトにはすぐに新しい飼い主が現れました。

そのことも、このグループのフェイスブックで伝えたところ、たくさんの祝福のコメントが入りました。

「素晴らしいわ!幸せになってほしい!」

「この子は今度こそ永遠の家を見つけたのね!」

「新しい飼い主が現れたことをきいて本当に嬉しいです。彼が愛されて幸福になりますように!」

「この子が新しい家にもらわれたことを神に感謝します。彼は(シェルターに入れられて)とても怯えて不安だったことでしょう。新しい彼の家族が彼にふさわしい愛を与えてくださいますように。」

等々、本当にたくさんの祝福のコメントが寄せられました。

犬にも感情があります

犬にも人間と同じような喜怒哀楽の気持ちがちゃんとあります。

突然、慣れ親しんだ家を追い出され、愛する家族たちと二度と会うことも許されない環境に置かれた犬の気持ちは、人間の想像以上に傷ついてしまいます。

そればかりか、アニマルシェルター(日本で言う保健所)に入れられるということは、殺処分される可能性が大変高くなります。

今回のトトは幸運にも、動画が公開されたことで、新しい飼い主がすぐに見つかり、シェルターを生きて出ることができましたが、そうでない犬の方が圧倒的に多いということをどうか忘れないでください。

犬や猫などの動物たちと一緒に暮らし始めたからには、終生飼育をするということは最低限のルールです。

うるさいから、手がかかりすぎるから、引っ越すからなどという人間の身勝手な理由で飼育の途中放棄をする人が本当に多いのですが、犬や猫、動物たちも大切な命だということをしっかりと認識して、最後までちゃんとお世話をしてあげましょう。

最後に

米国では、飼い主によってこのようにシェルターに連れて来られた時の様子を、動物愛護団体や救済グループなどが動画で撮影してSNSで公開することで、とてもたくさんの人たちの注目を集め、拡散され、話題となり、メディアのニュースでも取り上げられることとなり、そして今回のように新たな飼い主が名乗り出るケースがとてもたくさんあります。

彼らがSNSやメディアをこのように上手に利用することで、1匹でも多くの動物たちの命を殺処分から救いだしているのです。

日本では、まだそこまでの活動はされていないようなので、何か参考になればという思いがあり、今回の件を取り上げさせていただきました。

日本でももっともっと保健所に入れられた動物たちのことを、人々がそしてメディアが注目してくれることを心から願います。

セービング・カーソン・シェルター・ドッグのフェイスブックページ▼
https://www.facebook.com/savingcarsonshelterdogs/

参考資料▼
http://doggiescare.com/dog-surrendered-owner/

※尚、この記事及び動画の投稿は、動画撮影者であるセービング・カーソン・シェルター・ドッグの承諾を得て行っております。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    50代以上 女性 松本礼子

    私も昨年たまたま職場であるスーパーに迷い犬として店のスタッフ達が店内を追いかけ回していたので私が座っておいでって言ったら直ぐに寄ってきました。でもそのあと役場で1週間預かってその後は県の保健所に連れて行かれてしまうので知り合いと飼い主を探したが駄目だったので知り合いが飼うことになりました。
    私は今年子猫が捨てられていたので我が家で飼うことにしました。今は先住犬のダックスフントがいますが仲良く暮らしています。ちょっと愛犬にはストレスを感じるかも知れませんけどね(笑)
    長くなってすみません??⤵️
    でも簡単に捨てないで欲しいです。腹がたちます。飼ったら最後まで一生面倒みる覚悟をもってもらいたいです。我が家の愛犬は今年で12才のおばあちゃん犬です。子猫はまだ半年未満で女の子です✨2匹共かわいいですよ✨家族です?
  • 投稿者

    50代以上 女性 チョコママ

    今までから、現在まで五匹の犬達と、家族として、迎えて、暮らしています。
    どんな犬にも、人間以上の豊かな感情があり、飼い主さんが大好き?で、家族思いで、賢い生き物です。
    人間は、もっと沢山、犬達と触れあって、
    この地球?で、最高の生き物達と、一緒に助けあって、楽しんで生きていくことが大切だと思います!
  • 投稿者

    50代以上 男性 らむてんさん

    私には、虹の橋で待ってるテリアが一匹おります。今は二匹のパピヨンと暮らして居ます!私がいつか虹の橋に行ったら二人でパピ達が来るのを待つつもりでおります!
    シェルターやサンクチュアリのお話を聞く度に胸が痛くなります、、、この様な悲しい出来事が無くなりますように飼い主様、よろしくお願いします。
    らむてんさんの投稿画像
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