わんぱぱのドッグレッスン♪Lesson25〜え?保護犬はぁ…の巻〜

わんぱぱのドッグレッスン♪Lesson25〜え?保護犬はぁ…の巻〜

私わんぱぱが、犬と楽しく暮らすヒントを“わんぱぱ目線”で犬のあれこれ、しつけのあれこれ、飼主さんの心構え等を真面目に?お話しさせて頂いる連載『わんぱぱのドッグレッスン♪』の25回目です。もちろん今回も皆さんのご質問にもお答えさせて頂きますよ〜♪

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Lesson25〜え?保護犬はぁ…の巻〜

白柴

皆様!こんにちは!ども!わんぱぱです!

暑い!とにかく暑いですね〜。衣替えの季節、6月に入りました。もう随分前から半袖着てますけど(笑)とにかく体が暑さに慣れない僕です。少し犬の気持ちが解る様な…(笑)ハアハアすれば体温が下がるか今度やってみます!一人の時にですけどねぇ。

さて、今回は前回のリーダー論の続きではありませんが似た様な感じですが、保護犬やレッドゾーンの犬たちについて少しお話させて下さい。

この子が可哀想か?

トイプーたくさん

僕がトレーナーとしてのスタートはシェルターでした。つまり捕獲や保護された犬たちが主に送り込まれてくる所です。そこで犬と携わる心得を学びました。

今でもそうでしょうが当時は野良犬が多く、捨てられた子、飼育放棄された子たちですね。最初は犬好きが買われ友人の誘いでそこに通う様になり、犬舎の掃除や散歩などのお手伝い程度でお世話になり始め、犬たちのお世話をしていました。元々犬の心理に興味があったこともあり、所長さんから色々と学ばせて頂き、それ以上に犬たちに教えてもらいながらトレーナーとして携わる様になって今の僕があります。

最初はよく所長に「この子を可哀想と思うか?」とよく聞かれましたね。「え?そりゃひどい目にあって可哀想だな思いますよ」と答えていました。すると所長は何も言わず僕を見つめ苦笑いされていました。

「チェッ!なんだよこのオヤジ…。なぁ辛い目にあったのになぁお前ら。可哀想に…」後々、間違いだと気付かされることになるんですけど。

来る日も来る日も犬たちに吠えられ咬まれ、引っ張られ、指示が入らず悪戦苦闘の日々がしばらく続きましたよ。キツかったですねぇ。「今日は用事を作って行かない様にしよう」と何度思ったことか(笑)そこに就職している訳でもなく、ボランティアなので休もうと思えばそうできたんですがね。

でもある事があってから考え方がコロッと変わってしまうんですよ。

ある日、犬同士の大乱闘が起こりました。1匹のはぐれ犬を寄ってたかって攻撃したんです。やられているのは僕の担当犬でした。僕は慌てて仲裁に入って腕に大怪我をしたんです。その時、所長に言われました。
所長「大丈夫か?」
わんぱぱ「…。はい…」
所「犬はな…。可哀想だと哀れんで付き合うもんじゃないんだよ。同情してもダメだ。お前がそんなエネルギーを出してるから犬たちから弱いと思われてしまう。」
わ「…。」
所「今後、こいつらを可哀想だと思うな!憐れむな!なんで上から目線なんだよ!こいつらに失礼なんだよ!犬はな、過去なんか引きずったりしないんだ。未来だってどうでもいい。今が楽しくて幸せならそれでいいんだよ。今を生きるのが犬なんだよ!」
この言葉がその後の僕を変えてくれましたね。

よく人間同様「トラウマ」と一括りに言われますが人間と犬には大きな違いがあります。それは人間は過去、現在、未来に囚われる生き物ですが犬は『現在』にしか囚われないということなんですね。悪印象、危険と認識しているだけなんですよ。確かにこの印象を覆すには愛情と時間と労力を要します。

でもこの日以来、僕の考え方は一切変わらないんですね。どんな境遇を生きてきた犬でも、必ず変わる。今が楽しくて幸せならね。もちろん人間次第ですけどね。

最近、保護犬活動に取り組まれておられる方が増えていますよね。素晴らしく嬉しい限りです。ですがね。哀れんで、憂いて、過去を「可哀想に」と思う前に勇気を持って「この子には今何が幸せで楽しいか」を優先して接してあげて下さいね♪

では今日はこの辺で。お付き合いありがとうございました。

次回は何にしょっかなぁ〜(笑)

わんぱぱに質問です!

黒大型犬アップ

ローズさん

初めまして。ローズと申します。いつも楽しみに拝見させていただいております。我が家では2歳のオスと1歳のメスの犬を飼っています。 どちらも雑種で愛護団体から譲り受けた保護犬です。両方とも社会化期を過ぎてから我が家へ来たので、とても怖がりで未だに人馴れしていません。 1歳のメスのほうが先にお散歩ができるようになり、それにつられて2歳のオスの方もようやく最近お散歩に行けるようになりました。 お散歩のときはオヤツをみせると喜んで私のそばに寄って来ますし、特に神経質な2歳のオスの方はお散歩の間中、ほとんど私のそばに寄り添って歩いています。 こう言うと、そこそこ慣れているじゃないかと思われそうですが、なぜか家の中では私が立ち上がってウロウロするたびに、私から遠くへ遠くへと逃げていき、排泄も私自身がトイレに行ったりして目を離した隙にする、という具合です。 でもシャンプーや爪切りは抵抗なく(捕まえるまでは逃げ回りますが、捕まえてからは抵抗せず)大人しくさせてくれますし、体のどこを触っても怒りません。寝るときも私の布団の上に2匹一緒に乗ってきて、リラックスして寝ています。 私が寝ているときは安全とでも思っているのか、私の顔に自分の鼻を寄せてクンクン匂い嗅ぎをしたり、手をなめてきたりします。お散歩のときと寝ているときはそう警戒もせず近づいてくる、お手入れも抵抗せずさせてくれる、でも普段リビングで過ごしているときは私から逃げ回る…どういう心理なのかはっきりせず、これからどのように接していけば良いのか迷ってしまいます。 もちろん私も母も(母と二人暮らしです)、叱るときに「ダメ!」ぐらいは言いますが、暴力をふるったりしたことは一度もありません。もしかしたら私は人間性が悪く、犬の鋭い直感で、私自身も気づいていない私の本性を見透かされているのか…などと気に病んで落ち込んでしまうことがあります。 ご助言いただけますようよろしくお願い致します。

わんぱぱアドバイス!

なるほど。ローズさん、ありがとうございます♪
保護犬とお暮らしなんですね。素晴らしい♪今日のテーマピッタリですね(笑)

お話をお伺いする限り、神経質になり過ぎですね。犬たちは至って幸せに過ごしているように感じられます。朗報です!犬の本質として「上位者には距離を置く」のが正常なのです。

文面から察するにあなたの事が大好きな様ですね。確かに側に来てくれないのは寂しいと感じますが、それは敬意の表れです。何も心配せず今まで通り、暖かく優しいエネルギーで柔和に包んであげて下さい。就寝する時に側にいるのも本質の表れで、眠る時は逆に仲間と固まった方が安心感を得られます。散歩は「狩り」に出る心理なので「不安なので守って欲しい」とアピールしているんですね。

僕は素晴らしいパートナー達と出逢われたと思いました。何も足さず、何も引かず。ローズさんが神経質にならず穏やかに愛犬達を信じてお過ごし下さい♪

では、今日はこの辺で♪皆様のお悩み改善のヒントになれば幸いです。ありがとうございました!

本当に沢山のご質問を頂き、感謝致します!1日も早く愛犬の改善をしたいと願う方ばかりなのに、まだお答えすることができていない皆様には、大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんが、順次回答させて頂きますのでご理解の程、お願い致します!

今週のチョコっとアドバイス♪

柴犬

自分の事を人間だと思っている愛犬?

皆さんこんな言葉を聞いた事ありませんか?僕はよく耳にします。カウンセリング時やお散歩中の飼い主さん達の会話をつい耳をダンボにして聞いてしまいます。

A「本当にこの子には困ってるのよぉ。自分の事を犬だと思ってないのよ。だから他のワンコ達とも仲良くしたがらないし、散歩にも行きたがらないの。すぐ抱っこしてぇって来るし。」
B「そうなのよねぇ。うちもそうなのぉ。」とか

ご依頼先で

A「先生!○○ちゃんを犬扱いしないでくださいこの子は言葉が解るんです!ねぇ~○○ちゃ~ん♡」
わ「…。犬は犬として扱わないと失礼ですよ。言葉は理解しているかもしれませんが、文脈までは理解していませんし」
A「そんな事ありません!そんな訳が無い!先生がそんな扱いだから嫌だって吠えているじゃありませんか」
わ「…。じゃあ飼い主さんの思う様に頑張ってください。僕もトレーニングも必要ありませんね。失礼します」
という事がありました。

まぁ、よくある事なんですが。こういう飼い主さん達は愛犬の身体的な痛みには異常に反応されるんですが、愛犬の心の痛みには全く無関心なんですね。

真実は『犬は我々人間を同じ犬族』だと認識しています。犬の本質としてこれは人間だ!猫だ!車だ!と識別する能力は残念ながらありません。何より自分に誇りを持っています。だから犬として扱われないのは苦痛なのです。我々人間が人間扱いされないとどう思いますか?
愛犬を尊重してあげて、あなたへの尊重が得られます。その逆はありませんね。

エピローグ

ダルメシアンと犬達

今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。これから湿度が高くなります。皆様もくれぐれもお身体ご自愛下さい。あ!愛犬も熱中症注意!水分補給は充分に!ですよ(笑)

では今日はこの辺で失礼致します♪ ありがとうございました!

引き続き皆様のご支援、ご指導よろしくお願い致します!皆様!ハピドグライフを楽しみましょうね♪

(今回の掲載写真もハッピードッグライフクラブのメンバー様のご提供により、愛犬お写真を掲載させて頂きました♪皆様本当にありがとうございました♪)

ハスキー達

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 きなこ

    我が家にも保護犬がいますが、特にトラウマのようなものも見られないこともあって私たち家族もほとんど過去を意識したことがありません。でも時々「むかしどんなことがあったのかな」と切なくなることもありますが、犬はそんな感傷に浸ったりしないようでホッとしました。今を精一杯楽しませたいと思います。
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