セカンドオピニオンの大切さ。私が体験した初めての「愛犬の不調」

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セカンドオピニオンの大切さ。私が体験した初めての「愛犬の不調」

我が家のフレンチブルが具合悪くなり、掛かり付けの獣医さんに診てもらったのだが、診断結果に納得できず、別の病院にで診てもらったところ、全然違う病気だということがわかった。

引き取って初めて体験した「愛犬の不調」

捨て犬

チョビは、元繁殖犬と思われ、人目に付きにくい場所にチワワなど数匹といっしょに捨てられていました。幸い、気付いてくださった人がいて、そこから個人で保護活動をされている方に繋がり、縁あって我が家の家族の一員になりました。

チョビが我が家に来て約4年。来た時に推定6歳くらいとのことでしたので、現在恐らく10歳程度。

チョビはすごく食いしん坊でいつも陽気で、いっぱい赤ちゃんを産まされてきたであろうに、とても明るい性格で、あっという間に我が家のムードメーカーになっていきました。

しかし、ある日突然ご飯を残すようになりました…。

最初の病院へ

診察

さて、病院で診察してもらい血液検査などしてもらったところ、『狭心症』だと言われました。

狭心症と言えば人間も同じだと思いますが“ニトログリセリン”が処方され、指示通りに飲ませ始めました。

ところが…

しかし、チョビの体調は一向に改善されず、水の多飲や下痢、そして急激な体重減少からして、私が素人なりに調べた病気と症状が合致せず腑に落ちない日々が続きました。
そこで、処方された薬が無くなるタイミングで、別の病院で診察してもらい改めて検査してもらったところ、検査の結果が出ました。
私が睨んでいた病名が出たのです…それは『クッシング症候群』。

そしてさらに…

そこからクッシング症候群のための治療が服薬によって始まったのですが、やはり症状がイマイチ改善されず、次の診療日に先生にその旨お話すると、院長先生は『クッシング症候群だけではなく、他の病気も絡んでいる。もっと精密な検査をした方が良いのでは…』とご提案頂き、某大学病院を紹介されました。

ただ、大学病院となると費用も嵩みますので、大蔵省である主人と相談です。
主人に相談したところ、やはり出来ることはしてあげよう!ということになり、大学病院に通院することに。

初めての大学病院

大きい病院

これまで何匹も犬を引き取っては看取ってきましたが、大学病院にかかったのは今回が初めて。
大学病院では、診察中も研修生がズラッと並ぶとは聞いていましたが、緊張しました。

「どんなところなんだろう…どんな雰囲気なんだろう…怖そうな先生じゃないかな…」

でも、全く心配していたのとは裏腹に、しっかり診療時間を取り、とても丁寧な説明と穏やかな対応で、一気に緊張もほぐれました。

診断結果は「膵外分泌不全」

 
チョビの病名を確定するために、再び血液検査と、薄くなってしまっているチョビの血液に必要な養分をプラスするための輸血などをしなければならず、短時間のお預かりということになり、2時間程経って再度病院で検査結果などを伺ったところ、病名は 『膵外分泌不全』だとわかりました。

つまり、膵臓から適切に膵液(消化酵素)が分泌されないために食べたものが消化出来ず、そのために、下痢や急激な体重の減少が起こっていたのです。
その症状に対処するべく、食べ物を消化するための膵液の代わりの<消化酵素>と、膵臓の機能の補助になる薬を処方され飲ませる日々が始まりました。

少しずつ体調改善

処方された薬を飲ませているうちに、食欲も戻り、かなり元気も戻ってきました。
しかし大学病院の先生は、まだ便の状態が正常ではないことに引っかかる点があったようで、体力が回復したら腸の内視鏡検査をやってみた方が良いとのことでした。
正直なところ、また費用が嵩みます。

でも、ここまでやったんだから、年齢的に無理な部分は除いて、ちゃんと治してあげたいと思い、次回の内視鏡検査をお願いすることにしました。

内視鏡検査

2回目の大学病院での診察。
体力も回復してきとところで、全身麻酔をかけて内視鏡検査を実施することに。
決して若くないので心配もありましたが、そこは先生を信じて。
 
昼の12時の予約で連れて行き、そこから全身麻酔をしての検査なので、お迎えは夕方5時頃。
迎えに行ったら、普段通りのチョビがいました。
ホッと一安心。
さて、検査結果はというと、やはり、病名はハッキリとは出ませんが、腸の中の免疫が何らかの変なスイッチが入り、自分の腸を攻撃しているということがわかりました。

そのおかしくなった免疫を一旦クリアにする薬として“ステロイド”を使用するしかないとのこと。
素人的には“ステロイド”というと、副作用があり、怖い薬というイメージがあって、ちょっと怖いのですが、それしか方法は無いようなので、やむを得ません。
その日からしばらく“ステロイド”を服用する日々が始まりました。

そこから数日経って

日数

これまでどうしても治らなかった下痢が段々改善してきて、まともなウンチが出るようになり、食欲も病気になる前と変わらず、すっかり元気に過ごせるようになりました。

でも、残念ながら治ったからと言って薬をやめてしまうことは、もうできないのです。
チョビの膵臓は、もう二度と正常に働いてはくれません。
そのダメになった膵臓を補助をする消化酵素は生涯飲み続けなければなりません。他の薬も、必要に応じて飲ませなければならないでしょう。

とにかくチョビが毎日を元気に過ごし、寿命を全うする日まで、後悔の無いようにお世話していきます。
  

まとめ

▼我が家の愛犬「チョビ」我が家の愛犬「チョビ」

これまで長い年月掛かり付けだった先生の診断に疑問を持つことができたのは、 やはり毎日その子を見ていたからだと思います。
あのまま、セカンドオピニオンに掛からなかったら、もう今頃チョビは死んでいたかも知れません。

これを読んでくださった方も、皆さんそれぞれ信じて掛かっていらっしゃる先生がおられるでしょう。
でも、ご自身の目も、時には信じてみて欲しいと思います。

平松育子先生

記事の監修
  • 獣医師
  • 平松育子先生
  • (ふくふく動物病院 院長)

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

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  • 50代以上 女性 萌ママ

    セカンドオピニオン、絶対大事です。
    同僚にミニチュア・シュナウザーの女の子を飼っている人がいて吐いてばかりいたそうで掛かりつけ医師に診てもらい「胃腸炎」と診断され処方されたクスリを飲ませてもいっこうに良くならなかったので別の病院で検査して「子宮蓄膿症」と言われて緊急手術になったそうです。
  • 40代 女性 望月雅美

    つい先日、14年一緒に過ごしたミニチュアダックスのクリームが、突然死しました。
    前の日まで、元気にご飯もしっかり食べてました。
    しかし、一緒にトリミングしたミニチュアダックスと毛の長さが明らかに違い、痩せてきたように感じたので病院へ行こうとしていた矢先の事でした。
    夕方に体が硬直しているのを見つけ、急いで病院へ
    心マッサージ・呼吸器系・点滴・などして、心臓が動き、しばらくして呼吸を始め意識を戻しました。
    クリームと声をかけたら、私を見て尻尾を振ってくれました。しかし、目が泳いでいる(左右に揺れる)と、脳に異常があるかも知れないと告げられクリームを預け帰宅、その日の22時過ぎ病院から心停止したと連絡があり病院へ、20分以上心マッサージをしてくれた先生そして…お別れの時
    腕に抱いて帰りました。体は軽く眠っているようでした。そして、家族葬をお願いし骨を家族で拾いながら説明を受けました。脳が焦げているから病気は、脳にあったのではないかとの事。歯が丈夫だった事などいろいろ。
    犬にとって、13・14・15歳は、体調の変化に気をつけないといけない歳だと、聞きました。
    後、15歳になるミニチュアダックスが2匹いるので気をつけて見ていきたいと思います。
    食事をちゃんとしてるのに、痩せてくる・毛が伸びない・プルプル震えているなどありましたら病気で見てもらって下さい。飼い主にしか分からない、何かおかしいと思ったら迷わず病気へ行って下さい。
    後悔しないように。
  • 40代 女性 ディママ

    セカンドオピニオン大切だと思います。でも、そのセカンドオピニオン先をちゃんと考えなきゃいけないと思います。うちの子は、生き死ににかかわる病気ではありませんでたが、セカンドオピニオン先が怖かったみたいです。私としてもあまりよい感じはなかったのですが。飼い主以上に鋭い感覚のある子達なので、そこで見誤らない親としての感覚みたいなものが必要だと思います。
  • 30代 女性 アスモ

    みぽぱぴ 様

    我が家の実家のワンコもクッシング症候群が見つかり薬を飲ませていましたが、発覚後半年以内に亡くなってしまいました。この記事のように、大学病院で精密に検査してあげれば良かったと後悔しております。

    チョビちゃん、素敵な飼い主様(みぽぱぴ様)に出会えて本当に良かったです。家族になったなら末長く一緒に居たいですね。この記事を読んでこんな方法があったのかと気付かされました。
  • 女性 匿名

    最初の病院がダメなわけでは無いですからね。
    最初の病院の診断があったから、次の病院では病気を見つけやすかったのです。
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