科学的な研究が行われている
愛犬と散歩していると、お友達のわんこの飼い主さんから『顔が良く似てるわね!』と言われた事はありませんか?
愛犬が飼い主に顔が似るというのは本当の話なのです!
しかも性格までも似て来るというから驚きですね。
これには科学的な研究が行われていますので、以下で説明させて戴きます。
飼い主が自分の顔に似た犬を選んでいる
『犬と飼い主の顔が似ている事』につきましては科学的な研究が行われています。
関西学院大学の心理学者である中島定彦教授により、2009年に報告されています。
また、アメリカやベネズエラでも同様の研究は行われていて、この研究で顔のどのパーツが重要かを明らかにしています。
今回の研究では『目の写真だけで正しく判断できる事が分かった』とされています。
evidenceはこちら↓
http://www.kwansei.ac.jp/press/2013/attached/0000044921.pdf
この実験の結果で分かったのは、犬は飼い主に似て来るのでは無く『 飼い主が自分に似た顔の犬を選んでいる』と、中島定彦教授は話しています。
私の場合は全く逆のケースです。
私の目はどちらかと言うと細い方ですので、逆にパッチリした目の犬が欲しくて選びました。
どうして自分の顔に似た犬を選ぶのか?
どうして自分の顔に似た犬を選ぶのかは、科学的に証明されていません。
しかし、【Can! Do! Pet Dog School】で科学的な理論に基づく犬の躾けを指導している【西川文二氏】が、その理由を解説しています。
人間は赤ちゃんの時に可愛がってくれた、親や兄弟姉妹の顔が脳に残っています。
そのため可愛がってくれた人の顔に好意を持つのです。
とうぜん親と兄弟姉妹は自分の顔に似ています。
結果として自分の顔や、親や兄弟姉妹の顔に似た犬を選んでしまうらしいのです。
自分や親兄弟の顔に似た犬を選ぶことには、仮説はある様です。
それは【単純接触効果】と【同型配偶】です。
単純接触効果とは、慣れ親しんだ刺激と新しい刺激を比較した場合、慣れ親しんだ刺激に好感を抱いてしまうと言う現象です。
そう言われてみれば、そうかも知れませんね。
そして同型配偶ですが、遺伝的に自分と近い相手をパートナーに選ぶ傾向の事です。
これは様々な動物種で確認されているそうで、人間にもその様な傾向が備わっているとされています。
【類は友を呼ぶ】と言うことわざもありますからね。
信憑性はともかくとして、そう言うケースが多いのですから信じたいものです。
自分と似た顔の犬が探せるアプリ
オーストラリアでは自分と似た顔の犬が探せるアプリ【Dog-A-Like】と言うアプリがあるそうです。
このアプリは、オーストラリアの動物保護団体がシェルターにいる犬と里親を出会わせるために作られたもので、自分と似た顔の犬を探す事が出来ると言う優れものアプリなのです。
『自分と顔が似た犬なら相性が良いのではないか』と言う発想ですね。
このアプリの優れたところは、保護施設などにいる夥しい数の保護犬登録データから、それを元に最も似ている犬を探せるというところ。
オーストラリアでは使用者が600万人に迫る勢いだと言われています。
これはなんと!人口の約3割の人がこのアプリを使用しているという計算になります。
当然、全人口の中にはスマホを持っていない人も含まれているので、おそらくはスマホを持っている人の殆どが使っているのではないでしょうか。
ただちょっと疑問に思ったのが、自分の顔に似ている犬がいなかったらどうするのでしょう?
諦めて里親になるのを止めてしまうのでしょうか?
それでは寂しいので、きっと、検索結果がゼロになることはないのだと思います。
日本もこういうアプリがあれば、里親になってくれる方も増えて来るかも知れませんね。
参考ページ↓
http://huglobe.org/2013/05/24/dog-a-like/
まとめ
こういう内容の記事を書くのは私としては面白くて好きなのですが、残念な事に科学的根拠が中途半端なのです。
それは研究途中である場合が多いからだと思います。
犬に関わらず動物の生態はまだまだ謎の部分が多いですからね。
動物語翻訳機でもあれば全てが解明されるのに・・・
愛犬家の私としては、ぜひ犬語翻訳機を作って欲しいと願っているのですが物理的に無理なのでしょうか?
犬語翻訳機があれば捨て犬や迷い犬も出なくなると思います。
そうすれば必然的に殺処分を無くす事が出来るのではないでしょうか。
今はまだ初期段階ではありますが、人工知能を持ったコンピューターさえ作り出した我ら人類なのですから、何とか動物語翻訳機を作って欲しいものです。
動物語翻訳機が作られれば、動物達との会話により彼らの意図を知る事が出来ます。
そうなれば全ての動物達と人間とのより良い共存は元より、自然環境の破壊の防止にも役立つはずです。
更に、彼らの予知能力を利用すれば自然災害の対策まで出来るのではないでしょうか?
動物の優れた特殊能力を利用しない手はないでしょう。
お互い共存するという意味では、彼らの特殊能力を我々人類のため大いに役立ててもらうべきだと思います。
科学者の皆様、どうか私の夢物語りに終わらせずに、世界の発展のために精一杯頑張って下さい。
宜しくお願い致します。
ユーザーのコメント
40代 男性 匿名
50代以上 女性 匿名
それと いつも 何か言ってみてーと話しかけてしまいます。目を見れば何を訴えているのかが わかる感じですが…ただ 犬は痛さを我慢するため 痛い時は痛い、どこが痛いなど話してほしいですね。