最新の脳研究により「犬は人の言葉を理解している」と判明!

最新の脳研究により「犬は人の言葉を理解している」と判明!

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「犬は人の言葉を理解している。」私を含め犬の飼い主なら、そんなの当たり前だとお思いでしょう。では、犬は人の言葉の"何"に反応しているのでしょうか?ハンガリーの研究チームが、犬の脳の謎に迫ります。

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『犬に言葉は通じない。』

皆さまも、このような言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
これは、
『犬は人とは違うんだから、言葉で説明してもわかりっこない。』
『なんとなく、音と物や現象を結びつけているだけ』
という考えからきているかと思います。

では本当に、そうなのでしょうか?

首をかしげる犬

『犬は人の言葉を理解しているのか。』この謎の解明に、ある研究チームが挑戦しました!

やはり、犬は人の言葉を理解していた!

8月29日、学術誌『サイエンス』に「イヌの脳も、人間と似た方法で情報を処理している」という研究結果が掲載され話題となりました。
そしてこの研究結果から、"犬は人の言葉を理解している"ことが判明したのです。

研究を発表したのは、ハンガリーの首都ブダペストにあるエトベシュ・ロラーンド大学の研究チーム。
指揮を執ったのは、動物行動学者であるアッティラ・アンディクスさんです。
アンディクスさんは、なんでも犬好きなんだとか。

『哺乳類の脳がどのようにして言語を処理しているか。』
この研究に協力してくれたのは、ボーダーコリー、ゴールデンレトリバー、ジャーマンシェパード、チャイニーズクレステッドなど、ハンガリー国内の13匹のイヌたちです。

ボーダーコリー

実験方法は、まずイヌにMRI装置に入ってもらうことからスタートするのですが、この第一段階が一番苦労したとのこと。
考えてもみれば、MRIは人でも少々不安に感じますものね…。
不思議な音がする機械の中、長い時間じっと伏せておかなければなりません。
普段通りの脳の状態を調べたいので、眠らせてしまったら意味がありません。
「完全に静止してほしい。」
イヌ達にこの要望を認識してもらうのに、何か月もの月日を費やしました。

2014年に行われた実験

実はこの13匹のイヌたちは、2014年に行われたアンディクスさんらの実験にも協力してくれていました。
そのときの実験では、他のイヌが発する声を聞いたときの脳の反応について調べられました。
その結果、イヌの脳は幸福感と恐怖感を表す声を聞いたときに、人の脳と同じような場所が活性化することがわかっていました。

今回の実験内容

今回の実験は、13匹のイヌにそれぞれの飼い主が発した言葉を録音して聞かせました。

  • 褒め言葉を賞賛の口調で
  • 褒め言葉を中立的な口調で
  • 中立的な言葉を賞賛の口調で
  • 中立的な言葉を中立的な口調で

という計4パターンです。

この結果、イヌの脳は「単語」と「イントネーション」を区別して処理していることが判明しました。「単語」は脳の左半球で、「イントネーション」は右半球で処理されるというのは、驚くべきことに人間と同じ過程なのです。

犬は言葉の裏に込められた感情をも理解できる

この研究から、愛犬が良いことをしたときには、全身全霊をかけて褒めてあげることが、どれほど大切なことなのかがわかります。
言葉の本当の意味を理解できる犬に必要なのは、生きた言葉なのです。

日常の中の「そういえば。」

我が家に犬を迎えたのは、ほんの一年と数か月前で、それ以前の私は、犬が言葉を理解できるなんて思ってもみませんでしたし、これほどまでに個々に性格が違うなんて考えたこともありませんでした。
犬は、人の話を理解しようと努めてくれます。
耳をぱたぱたさせながら、ときには首をかしげながら、
「ごはん」「おさんぽ」を理解するのなんて朝飯前です。

つい先日の話です。
私は愛犬のくるる(トイプードル)に「ちょっと待って!」と叱りました。
くるるは私が怒っているのを察して、しょんぼりおすわりしました。
しかし、いつもなら「ちょっと待って。」の言葉はくるるにとって嬉しい言葉のはずなのです。
というのも、「お散歩行こうね」、「ちょっと待ってね」のワクワクする言葉だからです。

いつもは「ちょっと待って。」を聞くと、しっぽをふりふりするのですが、この時のくるるは「ちょっと待って!」の言葉の"裏の感情"まで読み取ったのでしょう。
日常のふとしたところに、今回の研究を裏付ける現象が潜んでいるようですね!

まとめ

柴犬

私はこの研究発表を知り、とても嬉しく思いました。
犬と暮らす日々の中で、犬が言葉を理解していないなんてどうしても思えなかったからです。
私が「犬に言葉は通じない。」という考え方に対して悲しくなる理由は、できることをできないと決めつけているからです。

犬を人扱いしようとは思いません。
ですが、遥か昔から最良の友として一緒に生きてきたのですから、人と犬は何かしら惹かれ合うものがあったのだと思います。
それがまさか、脳の情報処理方法が似ているということだったなんて!

今回の研究が動画でアップされていたので拝見したのですが、研究のお手伝いをしているわんちゃんの賢いこと!
それには、感動さえ覚えました。じーっとMRIに入っていき、飼い主の褒め言葉を聞くと体はそのまま伏せているのにしっぽだけふりふり。
もう、愛おしくって仕方がないです!

この13匹のわんちゃんたちは、2年前の研究にも協力してくれていると知り、またまたびっくり。
人と犬の絆を、より深めようとしてくれるわんちゃんたちに、ありがとうと伝えたいものです。

さあ、犬が言葉の裏の感情まで読み取れると知ってしまったからには、私の小言を知らんふりすることは許されないよ。
わかった、くるる?

愛犬くるる

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 S.H

    飼っている方は、私と同じように思ったかも…

    今さら?

    研究は、思いの外、 時間がかかるのですね。
  • 投稿者

    女性 匿名

    先日ぉ散歩中 私が愛犬に ちゃんと歩いてね~と声かけすると 前に歩いてたおばぁさんが 犬にしゃべってるわ~と 振り向いたので 私は毎日話しかけてます
  • 投稿者

    30代 女性 せしぼん

    犬は言葉を理解している、当たり前の話。
    人間も、音と意味を結びつけて言葉「単語」として理解していきますね。
    犬も過程は同じ。
    だからコマンドが使えるのです。
    複数のコマンドを並べていうと、文章としても彼らは理解してくれますよ(^-^)
  • 投稿者

    50代以上 女性 きさら 5

    以前…トイプードルを飼っていました。男の子で名前はミルでした。ミルは オモチャ箱にある中から いつからか あたしの指定するおもちゃを必ず間違えず取って来る様になったのです。怪獣と言えば怪獣のぬいぐるみを 猫ちゃんと言えば猫ちゃんのぬいぐるみ ボーンと言えば 骨の形をしたおもちゃを 最初は まぐれかと思いましたが 絶対間違う事がなかったのです。あたしの言葉と形で認識していたなのか…それとも言葉と色からの認識なのか あたしには わかりませんが…大して躾けた訳でもないのに だから 言葉が分かるのだろうかと…不思議な気持ちでした。今は黒のタイニープードルですが 2匹とも 全然 性格や理解力も違います。今の黒の男の子も ミルの様に 言葉を理解してくれるのか…どうやら あたしの感情は既に読み取っている様ですが 言葉と物を結びつけることが くぅちゃんには できるのか…一つの楽しみにもなり パピーくぅちゃんの成長を一緒に過ごしている毎日です。
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