ワンコは泣いている人間を平等に慰められる優しさを持っている

ワンコは泣いている人間を平等に慰められる優しさを持っている

ワンコは泣いている人間を平等に慰められる事が出来るらしいと聞きます。果たしてそれは本当なのでしょうか?本当にそんな事が出来るのか、その真相に迫って行きます。

ワンコは本能的に人間の悲しみを和らげようとしている。

ワンコと生活を共にしていらっしゃる方なら経験された事はあると思いますが、自分が落ち込んだ時や悲しい気分の時に、愛犬がそれを悟って傍に寄り添い、主人を慰める事があります。
実は最新の研究によって、ワンコは自分の主人以外にも泣いている人なら誰でも慰めようとする習性を持っている事が分かっています。
どうやらワンコは本能的に人間の悲しみを和らげようとしている様なのです。

慰め行為

確率は約84%

イギリスのロンドン大学ゴールドスミス校の研究員達は、多種多様なワンコ18頭を選び、オーナーと見ず知らずの人達を同じ部屋に入れ、部屋にいる人全員に突然泣いたり叫んだりしてもらいました。
するとその結果、18頭中15頭のワンコはその人間に寄り添ったり彼らに触れる行動をとったそうです。
それはオーナー以外の知らない人に対しても同様の態度をとり、また、他にも数多くのワンコ達に同じ実験を試みたところ、約84%のワンコが悲しんでいる人達を慰める行為をしました。
これは10頭中8頭の確率で、慰めの行動を取った事になります。

泣いている人を慰める行為は社会的精神の成熟

ワンコが泣いている人を慰める行為は人間の3~4歳の幼児がする行為と同様で、子供が泣いている人を見て自分の大切なオモチャを与えて慰めるのと同じ行動なのです。
ワンコも人間と同じで、成長するに連れワンコの行動の内容も成長して行きます。
つまり人間と生活する事により本能も『社会的精神が成熟して行くのだ』と、ロンドン大学の【ジェニファー・メイヤー氏】は語っています。

ワンコという動物は、オーナーであろうが他人であろうが、誰かが泣いていると殆どが静かに近づき癒しを与える行動をとります。
それは、「オーナーを含む人間の感情に深く同調して悲しみを共有しようとしているから」、とジェニファー・メイヤー氏は述べています。

永遠の研究課題

人と犬

ワンコが人間の感情に敏感である事は昔から解明されていましたが、それを証明する科学的な研究は未だ行われていません。
ワンコは人間の言葉が理解できないため、なぜ人間の悲しみを理解し癒してくれるのかは未だに不明です。
やはり致命的なのが【言葉で会話することができない】と言う事でしょうね。
もし解き明かす方法があるとすれば、それは私達愛犬家でないと出来ない仕事ではないでしょうか。
ワンコに対する強い愛情こそが、それを成し遂げられると思うのです。

どんなに優れた学者でも、ワンコと信頼関係の深いオーナーには勝てないと私は考えています。
何だか精神論みたいになってしまいましたね。
でも、そのくらいワンコを愛してあげなければ【永遠の研究課題】になってしまうと言いたいのです。

まとめ

ここでは私の見解を中心に述べさせて戴きます。

この研究内容を見て感じたのですが、何故か人間の目を見ながら生活するワンコについて述べられていないのです。
声のトーンの違いでも然りです。

ワンコって主人の目をいつも見ながら生活しています。

見つめる1

ですからワンコは人間の目を見ながら、声のトーンで感情を読み取っているのではないかと思います。
人間の目を見ると言う事と、声のトーンと言う視点の選択肢が有っても良かったかったのではないかと思います。
『専門家でもないのに分かった様な口を聞くな』と言われてしまいそうですね。

以前私が体調不良で寝込んでしまった時に、愛犬は私にべったり寄り添いながら、じっと私の目を見ていました。
そして私の苦しそうな表情を見て凄く心配してくれていると感じました。
結局私の体調が戻るまで傍から離れず、体を寄せて一緒に寝てくれました。
そんな愛犬の健気な姿を見た私は、この子のためにも早く治そうと思いました。

完治して起きれる様になった私の目を見ながら、愛犬は大あくびをして何時もいる場所に戻って行きました。
何で大あくびをしたのかは分かりませんが、私が思うに、あくびは安心した結果だったのではないかと思っています。

『ワンコって、主人が病気になるとこんな行動を取るのか!』と思うと、ますます愛犬が好きになり、この子と一緒に生活できて本当に良かったと感じました。

ワンコが主人の目を見るのは全てに於いてそうです。

目を見ながら
『主人は何をしようといてるのかな?』
『何処へ行くのかな?』
『ご飯作ってくれるのかな?』
等などです。

見つめる2

だからこそ人間の泣いている時,苦しんでいる時,喜んでいる時などが分かるのだと思います。

私は研究者ではありませんので、この見解が正しいのかは分かりません。
日本には【目は口ほどにものを言う】ということわざが古くからあります。

ワンコと人間の付合いは縄文時代からだと言われていますので、ワンコが人間の目を見ながら顔の表情を見て、更に声のトーンで感情を読み取るのは長い歴史の中で培って来た技なのではないでしょうか。
そんな気がしてなりません。

皆様はどう思われるでしょうか?

はてな
Pocket

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 匿名

    同じような経験があります。
    私達が辛い時ワンコは間違いなく寄り添ってくれます。
    今うちのワンコはシニアで目も見えません。
    今までたくさん癒してきてくれて今でも癒してくれているワンコに恩返しの意味でも精一杯のサポートをしていきます。
  • 投稿者

    40代 女性 匿名

    経験があります。
    私が風邪をひいて寝込んでいた時、一日中寝室の私が寝ていたベッドの足元で寝て寄り添っていてくれました。
    下の階には家族がいたのに。

    ワンコはいつでもベストフレンドです。
  • 投稿者

    40代 女性 匿名

    同じような経験があります。妊娠中、具合が悪くソファに横になることが増えたのですが、いつもハイテンションなうちのワンコがずっと足元(板張りの冷たい床なのに…)で心配そうに見守ってくれてました。「大丈夫だよ」と声をかけると嬉しそうにしっぽを振って甘えてきたので、きっとこの仔なりに気を遣ってくれて我慢してたんだと思うと、早く元気になって心配かけちゃいけないな、と胸が痛みました。犬は本当に賢いし愛おしいです
  • 投稿者

    50代以上 女性 ミセスバニー

    昨年末に母を亡くしました。
    悲しくて、悲しくて、涙を流して泣いている私のそばにいつも寄り添ってくれました。顔を覗き込み、涙をペロペロとなめ、慰めてくれました。
    私の悲しみを本当にわかってくれてたのだと思いました。
    ワンコと家族の支えで、悲しみから立ち直れた私です。
    ミセスバニーの投稿画像
  • 投稿者

    50代以上 女性 エルチョコ

    5年前、初めての愛犬を13歳で亡くした時、号泣する私 がふと気づくと、目の前にその2年余り後輩犬がいつの間にかいて、一緒にクーン、クーン、と鳴いていたのです。その子の鳴き声で我にかえって、
    ああ、寄り添って、心配して、一緒に泣いてくれてる、と思いました。
    その後、ハムスターが亡くなった時も気づけば同じ様に目の前に来て一緒に泣いてくれていました。
    愛おしい、大切な愛犬、今16歳、これからもよろしくね。
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。