犬は家族の会話を常に聞きながら理解しようとしている
残念なことに、犬は人間の言葉は喋れません。
しかし学習能力があります。
人の言葉を一つの音として捉える事が出来ますので、簡単な単語なら、ある程度は理解できると言われています。
その学習能力を利用して愛犬との共通語や関連する仕草を作り出すのです。
犬は家族と言う群れの会話を常に聞きながら理解しようとしていますので、作り出した共通語を幼犬時代から毎日言って聞かせたり仕草を見せたりします。
そうする事により、それが理解と言えるものなのか分かりませんが、愛犬とのコミュニケーションが上手にとれる様になります。
コミュニケーション用語は出来るだけ短いフレーズで
愛犬とコミュニケーションをとるには、よくあるマニュアル通りにするのも良いでしょう。
でも、どうせするなら自分でも楽しめるコミュニケーション法にしたいものですね。
ではどうすれば良いでしょう?
自分でも楽しめるコミュニケーション用語は、愛犬が理解し易い様に出来るだけ短いフレーズで作ります。
どんなに馬鹿馬鹿しい言葉でも良いのです。
例えばおやじギャグ的なもの、又は赤ちゃん言葉でもOKです。
我が家のコミュニケーション用語は以下の通りです。
<お知らせ編>
それぞれ場面に会った仕草をしながら【】内の言葉を話し掛けます。
- 早朝散歩に誘う…リードを見せながら【いち、に、さんぽ】
- 歯磨きをする時…歯磨き用ウェットティシュを見せながら【おーはは、おはは】
- ブラッシング時…ブラシを見せながら【ブラッシングー】
- 体を拭く時…濡れタオルを見せながら【きゃーらだ、きゃらだ】
- 肛門を拭く時…お尻拭き用ウェットティシュを見せながら【おーちり、おちり】
- ご飯を知らせる時…食器を見せながら【シーメだぜ】
- マッサージする…愛犬の大腿部を指差して:【モミモミするじょー】
- 留守番をさせる時…愛犬の目を見ながら【おるしゅばん】と、ゆっくり喋る
- おやつを与える時…おやつを見せながら【まいうー】と叫ぶ
- 褒める時…頭をナデナデしながら【ご立派】と叫ぶ
- ボディチェック時…両脇腹を撫でながら【しんたいけんさ~♬】と数回歌う
- 散歩から帰宅時…リードに手で振動を与えながら【お家にカエカエ】と数回言う
- 私がトイレに行く…股間を押さえながら【ちっこパパ】
- 私が洗面所に行く…手で頬を叩きながら【お顔ぶちゃ、ぶちゃ】
- 私が入浴する時…軽く屈伸しながら【おーふろ、おふろ】
- 私が食事をする時…微笑みながら【お食事バイバイ】
<コマンド編>
- 愛犬に排尿を促す…愛犬のトイレを指差しながら【ピッコをおひり】
- 愛犬に排便を促す…愛犬のトイレに触れながら【うんちブリブリ】
- 愛犬を呼び寄せる…愛犬の名を呼び両手を叩ながら【ピューン】と叫ぶ。ピューンと言わなくても名前だけでもこちらに来るのでが・・・
マテ,ヨシ,ダメ,フセ,はそのまま使用しています。
まぁ、このくらいですかね。
お読みになって、『何て馬鹿馬鹿しいのだろう』と思われることでしょう。
愛犬が楽しく思っているのかは定かではありませんが、一応理解はしている様です。
この様に馬鹿馬鹿しい言葉を愛犬に聞かせながら、毎日楽しくコミュニケーションをとっています。
家族揃って、これらの用語を真面目な顔で愛犬に言っているのですから、笑ってしまいますよね?
この方法で家族も結構楽しそうに愛犬とコミュニケーションをとっています。
みなさんも一度試してみては如何でしょうか?
まとめ
この方法は愛犬とのコミュニケーションは勿論の事、家庭円満にも繫がると私は思っています。
しかし難点が一つあります。
それは、これらの言葉は人前では恥ずかしくて使えないと言う事です。
自宅や人のいない場所ではガンガン使っていますが・・・
方法はどうあれ、愛犬とのコミュニケーションは非常に大事です。
愛犬の健康管理や躾に役立ちます。
皆様も家族全員で作った言葉や仕草で、楽しく愛犬と上手にコミュニケーションしてみませんか?