我が家のしつけ~「ちょうだい」編~

我が家のしつけ~「ちょうだい」編~

「ちょうだい」はワンちゃんが大好きなお遊びを通して自然と学ぶことができます。また「ちょうだい」を、しつけの一環として覚えることによって異物を誤って飲み込むことを未然に防ぎ、ワンちゃんの安全を守る事もできますよ!

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「ちょうだい」のしつけについて

「ちょうだい」のしつけとは主に、ワンちゃんが誤って危険な物や食べてはいけない物を口に入れてしまった場合に、物を口から出すようにする為のしつけになります。

ワンちゃんが異物を飲み込まないようにするための大事なしつけですので、早急に教える必要があります。
それをワンちゃんが大好きな遊びを通して、簡単に学んでいくことができますのでオススメです!

準備するものとしましては、ワンちゃんのお気に入りのおもちゃを用意して下さい。

お遊びを覚える

しつけをする前に、まず遊ぶ方法をワンちゃんに覚えてもらいましょう。
ワンちゃんは遊ぶことが仕事です。
本当に飼い主と遊ぶことが大好きなのです。

遊び方

まず、愛犬のお気に入りのおもちゃを1つ用意します。
そして、そのおもちゃを遠くに放り投げ、さらに「よーい!どん」の掛け声を付け加えることで遊び方を早く覚えることができるでしょう。

放り投げたおもちゃを愛犬が追いかけて口に咥えたのを見計らって、次はこちらへ来るように呼びかけます。
「おいで」という掛け声と共に褒めながら呼んであげてください。
ちゃんとこちらへおもちゃを咥えたまま持って来ることができたら、さらに褒めてあげましょう。

この遊びを何度も何度も繰り返ししてワンちゃんと遊ぶと、ワンちゃんは自然と、物を咥えたまま飼い主の所まで持ってくるという動作を覚えていきます。

「ちょうだい」を覚える!

次に先ほどの遊びで覚えたおもちゃを飼い主の所まで持って来たところで、今度は「ちょうだい」と声をかけながら一旦ワンちゃんの口からおもちゃを取り出します。
または、あえて取り出そうとしなくても、ワンちゃんは自分がおもちゃを離せばまた繰り返し遊べることを覚えているので、意外と自然な流れで「ちょうだい」ができます。

愛犬の寿(こと)ちゃんが「ちょうだい」をしている様子

まず、よーい!の掛け声から始まります。

よーい!をしている寿ちゃん

どん!っという掛け声と共に、おもちゃを放り投げると寿ちゃんがすかさず追いかけます。

放り投げたのを追いかける寿ちゃん

それを、寿ちゃんが私の手元まで持ってきます。

手元まで咥えて持ってきます

ここで、おもちゃを優しく持って「ちょうだい」と言います。

ちょうだいの掛け声をします

すると、寿ちゃんはおもちゃを離します。

寿ちゃんがおもちゃを離します

これで完了です!

緊急事態!ワンちゃんが異物を口に入れたとき!

いよいよ実践編です。
日頃暮らしていれば必ず起こってしまうこの私たちにとっては大事件!
でも慌てずにお願致します。
もし、ワンちゃんが異物を口に入れたときには、まず落ち着いて「ちょうだい」とはっきり言います。

次に口元まで手を持って行き、異物の咥えている口元が徐々に緩んできたら、再度「ちょうだい」と声をかけると同時に褒めます。これでちゃんとワンちゃんが異物を口から出してくれたらミッション完了です。たくさんワンちゃんを褒めてあげて下さいね。
もしなかなか離さなければ、口が開くように軽く口を手で押さえながら続けます。
出来たら褒めることが何よりも大事です。

気をつけること

大事なしつけも大好きな遊びの延長線上としてとらえることによって、ワンちゃん自身も気持ちが楽になります。
そして覚えやすくなります。

「ちょうだい」の言葉は、遊びの時にしっかり覚えているので楽しいイメージを残すため、あえて命令口調を使わずに「ちょうだい」と声をかけるようにしています。

また叱るように呼びかけるのは厳禁です!
優しい言葉で声をかけてあげて下さい。

飼い主であるあなたも慌てず慎重に、ワンちゃんに優しい対応を心がけましょう。

まとめ

遊びで覚えた「ちょうだい」をしつけとして活用しました。
子犬でもわかりやすく簡単で、しかも楽しく覚えてもらうにはこちらの方法が一番であると感じました。

「ちょうだい」ができたらたくさん褒めてあげることを忘れずにお願い致します。
「ちょうだい」の優しい一声で愛犬の安全をきちんと守っていきましょう!

そして、「ちょうだい」をしつけとして理解することができている場合のメリットとしては、あくまで一方的な命令ではなく、優しい口調なため愛犬も安心します。

ただ遊んでいると勘違いする場合がありますので、それには気をつけたいところです。
対処方法としては、本当に困っていることを表情などで伝えることです。

子犬から成犬になれば、ほぼ食べてはいけないものかどうかはワンちゃん自身で判断がつくようになるでしょう。
我が家の愛犬もまだ生後6ヶ月ほどですが、異物を誤って食べようとすることはほとんど見られなくなりました。

今回ご紹介した「ちょうだい」の最大のポイントを挙げて終わりたいと思います。

  • ワンちゃんが遊び感覚で楽しく覚えられます
  • 掛け声が優しく命令口調にならない
  • 叱るのではなく、褒めながら何度も繰り返します
  • おもちゃを使って予行練習が可能なので安心

以上でワンちゃんに楽しくしつけを覚えてもらえるようにと考えた我が家流のしつけの仕方の説明を終わります。
皆さんいかがでしたでしょうか?
「おいで」と「ちょうだい」が一気に覚えられるのでオススメです。
ワンちゃんとの楽しいコミュニケーションにも繋がりますよね。

ちなみに、寿ちゃんは「ちょうだい」のお遊びが大好きで、一番初めにいつもこのおもちゃを私の所まで持ってきます!

ちょうだいの遊びが好きな寿ちゃん

優しくなでなで

ぜひ皆さんも今後の参考にして頂ければ幸いです。

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