ライターのみなさんから、「犬を飼っていて良かったこと」について投稿していただきました。
心温まるエピソードから、何気ない日々の幸せまで、いくつか紹介させていただきます。
投稿者:c.moon
私が犬を飼っていて良かったと思えることは、まず何よりも、日々外出の機会が増えたこと。
当たり前ですがお外にお散歩に出なければいけないので、何も用事がなくついうっかり引きこもってしまいそうな日でも、外に出ることになります。
時々面倒だなぁ〜と思うときもありますが;
外に出れば、やはり出てよかった!と思うので、日々この機会を与えてくれる飼い犬には感謝しています。
そしてお散歩に出ると、普段でしたらまず喋る機会のない人とお話することもあります。
見知らぬおじいちゃんやおばあちゃん、近所の小学生、仔犬を飼い始めたばかりの夜のお仕事とおぼしき若い女性...犬という共通の話題を元に、いろいろな方とお話する機会があるので、新しい発見もたくさんあります。
一度、盲目のおばあちゃんに声をかけられたことがあります。
お散歩していたら、とあるおばあちゃんの足元に飼い犬が寄っていきました。
ふと見ると、そのおばあちゃんは白杖を持っていて、それに気づいのでいそいで飼い犬を引き戻すと、そのおばあちゃんから、
「もしかして、犬ですか?」と声をかけられました。
「はいそうです」、と答えるとそのおばあちゃん、嬉しそうに笑って、
「よかったら触らせてもらえませんか?」と。
私もなんとなく嬉しくなり、飼い犬を抱き上げてそのおばあちゃんの指先に触れさせました。
おばあちゃんはニコニコと嬉しそうに飼い犬を撫でてくれて、撫でながら少しだけ世間話をし、別れ際に一言「ありがとう」と言ってくれました。
犬が好きなご様子でしたが、目が不自由なので犬を連れた飼い主に声をかけられる機会も少なく、犬に触れる機会がなかなかないのかもしれません。。。
ああいった方々が気軽に動物に触れ合える機会がもっと多くできたらいいのにな、なんて思った出来事でした。
投稿者:ゆき
父が怒りっぽいので、何となく家族の会話が少ない我が家。
でも犬を飼うようになってからは、犬を話題にした会話が増えました。
意外にも、父と祖母が犬に話しかける形で会話をするのにビックリでした。
二人が口喧嘩になっても、犬の方が自分が怒られたかと不安な顔をして怯えるので、それを見て二人ともすぐに頭が冷えるようです。
そのあとは、"怒らないで"と犬が擦りよるので、
「おーヨシヨシ。ごめんごめん」
で終わり、嫌な空気もすぐになくなるので助かっています。
投稿者:きなこ
私が"きなこ"を飼っていてよかったなぁと思うのは、きなこを介して色々な人と出会う事ができたことです。
キッカケは、日々のお散歩で顔を合わせたりお出かけ先やドッグラン、ブログなどのSNSで交流が始まり、同じ犬種が集まるオフ会なども参加したり。
男女問わず年齢もさまざまなので、私の知らない色々なことを教えてもらったりする事も多いです。
子供の頃から人見知りが強い私は、初対面の人と上手く話せなかったり緊張してしまう事もあって友達も少なかったのですが、でも、お互い犬を飼ってる共通点があるから初めての人とも話しやすいのに気付きました。
シャイな私でしたが、きなこがいてくれる事で少し積極的になれたのです。
そして親友と呼べる友達もできました♪
1年半前、転勤で土地勘もなく知り合いも居ない場所に引っ越してきました。
最初はさみしかったです。ひとりぼっちの気がして。
沈んだ気持ちのまま、きなこと散歩してると「かわいいね」とか「うちも昔犬を飼ってたんだよ」とか色々な人に声を掛けられたり、よく顔を合わせるわんこ&飼い主さんとだんだん仲良くなりました。
ご近所付き合いって、なかなか今の時代では疎遠になってしまうと思うのですが、きなこのおかげですんなりとこの土地に馴染んでいけたんです。
「もし、きなこが居なかったら?」
私の人生は、今とは違うものだったかもしれません。
色々な人との架け橋になってくれたきなこは私にとって本当にかけがえのない存在です^^
投稿者:POPO
犬のいる生活は心を豊かにしてくれます。
犬との散歩は普段見過ごしてしまうような小さなことにも目が留まり、いつもの日常が輝かしいものに変わります。
野に咲く草花、土や草の香り。
自然の美しさやたくましさに改めて感動します。
また、犬がいる生活は心を癒してくれるので、いつも笑顔でいることができます。
落ち込んでいるとそっとそばに寄り添ってくれるので早く立ち直れます。
私の場合は愛犬のブログをやることにより、たくさんのブロ友さんもできましたし、犬の情報を提供していただいたりもします。
本当に犬のおかげでいろいろな世界が広がりました。
投稿者:にこり
私が犬を飼ってよかったと思うことは、お散歩に行ける事です。
歩くことは体にいいこととわかっていても、なかなか一人でウォーキングができませんでした。
「人目もなんだか気になるし・・・」
「一人で歩いてても苦痛にしかならないし・・・」
私の気持ちはいつもそんな感じでしたが、犬を飼うと必然的にお散歩に行かなくてはなりません。
お散歩に行くと、愛犬が大型犬なので「たくさん歩かせてあげたい」と思いますし、とても嬉しそうににこにこ歩くので、可愛すぎてどこまででも行けてしまいます。
たまに帰り道、私自身足が疲れてきて後悔することもありますが・・・笑
そして歩くだけではなく、土の道にでは一緒に走ったり、一緒に湖で鳥をみたり、行ったことなところへ行き「探検だぁ~」と言ったりして楽しんでいます。
1人だとただの「ウォーキング」も愛犬のおかげでとっても楽しくできています。
愛犬のおかげで、運動嫌いの私も楽しく毎日運動できていて、ありがたいなぁと思います。
投稿者:ミャコ
いつかは犬と暮らすことを目標に、ペットOKのマンションに住んで、犬との出会いを待ちわびていました。
ある日、どうしても犬が見たい、感じたいと我慢出来ずに入ったお店で、家族が決まらず成長していたコマルと出会い家族になりました。
私には子供がいないので、コマルが来る前はあまり夫以外とは接点が無く、マンションの住人の方々以外とは挨拶することはない生活でした。
コマルが来てから、もちろん散歩は必須なので必ず外に出るようになり、コマルが挨拶する犬友ができ始めました。
私は人見知りですが、初めて見かける犬好きな人に話しかけられても、共通点を発見し会話ができる自分に驚いた事もあります。
コマルは人見知りしないので、それも助かりました。
大袈裟かもしれないですが、コマルの存在が、私と外の世界と繋いでくれました。
投稿者:岩田こすも
やはり家の中の明るさを守ってくれていることは大きい。
母が亡くなり、気の合わない父と私が残され、本当なら会話もほとんどないはずですが、この子達がいるおかげで笑ったり協力しあったり家族の絆も保たれています。
犬のことで喧嘩になることもありますが(笑)
あと、父親が犬の散歩で運動不足を解消できているのも有難いですね。
母が亡くなって弱っていた父と私が、愛犬達に支えられたことは間違いないです。
投稿者:ねぇやん
うちにはパグが2頭います。
この子達がいてよかったと思うことを、短いですがお話しさせていただきます。
色んなペットショップを回ってやっと見つけた先住犬の『あずき』。
たまたま行ったペット博の保護団体の中にいた『きなこ』。
どちらも会うべくしてあった気がします。
もともと犬を飼うきっかけになったのは、家族が病気になったからです。
「アニマルセラピー」にと考えていたのですが、でも、当の本人が動物アレルギー。
短い毛の子なら…と思い、ショップ周りに付き合ってもらいました(マスクを着用しないと呼吸ができなくなるので)。
まぁ、アレルギーあるし短毛種でも毛が抜けることはまた違うことだしとあきらめていたのですが、やっと見つけた黒パグに、なんと本人が一目ぼれ。即決です。
一緒に動物と暮らすことは、赤ちゃんを育てているのと変わらないかなと私は思うので、何も苦にならないのですが、あちらはどうかなと…。
でもやっぱり、動物って不思議ですね。
「話せないのに会話ができる」
「自分の子供と同じぐらいの愛情が注げる」
家族の病気も不思議とだんだん良くなって、社会復帰ができるまでに!
しかも、動物アレルギー、どこに行ったのでしょう?
今はくっつきまくっています(マスクなしで。でもうちの子達以外のわんこではやはりアレルギーが出ます。)
毎日、ちゃんと可愛がっている姿に安心感を覚えます。
あずき、きなこを飼ってよかった。
いや、会えてよかった。
病気になった時は、先が見えないようになってしまっていたのが、嘘みたいです。
毎日ドタバタですが、ありがとう。
どうですか?
もしかしたら、みなさんも心当たりがあるエピソードがあったのではないでしょうか。
ユーザーのコメント
30代 女性 そらまめ
家族の反対もあり飼うことができませんでした。
両親の死など精神的に辛い時期があり
知人から犬を飼うように勧められました。
当初は、こんな気持ちの状態で飼ったら
犬が可哀想じゃないか?とか考えましたが
結局飼うことになり、一年が経ちました。
まだまだ分からないことだらけで
大変な時もありますが
心から癒され、あの可愛さに
毎日メロメロです。笑
わんちゃんを飼って、
本当に素晴らしい存在だなー
と毎日感謝の気持ちで、いっぱいです。
40代 女性 匿名
そんな毎日は想像できません。
家では今、5代目の宝物と過ごしています。中には老犬になってから引きとったコもいました。最初は知識もなく柴だから外飼いが当たり前の時代で
今、可哀想な事だったと家族で反省。
家の中でずっと一緒だから分かる事が
物凄くあります。ふと、気付くと可愛い眼と眼が合います。笑顔になります。
仕事で疲れても家に帰るとしっぽを揺らしながら、服から出ている腕や手を
『あらあら、こんなに汚して』というかの様にずっと舐めてくれます。
母が病気で歩けなくなった時も歩調を
合わせて歩いてくれました。おかげで
今は歩けます。何よりのリハビリ医師。
家族の話題もワンコを中心に弾みます。
大人だけだと中々コミュニケーションを
取りづらくなるけど、ワンコがいるから
円滑です。いつも幸せをありがとう。
あなたにも同じ以上の幸せを感じて
貰えたならいいのだけれど。
産まれて来てくれて、家に来てくれて
本当にありがとう。
感謝の気持ちでいっぱいです。