犬のお墓事情 ~いつか来るお別れに備えて~

犬のお墓事情 ~いつか来るお別れに備えて~

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犬などのペットと一緒に暮らしていると、どうしても避けて通れないのが悲しいお別れ…あまり考えたくないことではありますが、いざという時に少しでも落ち着いて行動し、大切に見送ってあげられるように、埋葬の種類・値段・お墓などの情報を今から少しでも知っておくことも大切ではないでしょうか。

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犬やペット達のお墓ってどんなもの?

日本でペットブームが巻き起こってからだいぶ時間が経っていますが、それに伴いペットのお墓事情もだいぶ状況が変わってきているようです。
ペットとお別れしなければならなくなった時、どうすればいいの?供養と埋葬の方法は?幾らくらいかかるの?ここでは具体的にご紹介しようと思います。

ビーグル

埋葬の種類

供養をお願いする先によってもかなりの違いがあるかと思いますが、ここではよく耳にする「合同供養塔」「納骨堂」「個別墓地」の3つをご紹介します。

合同供養塔

いろいろな動物たちと一緒に供養するのがこの合同供養塔による供養。その多くはお寺などの敷地内に大きな供養塔が建てられており、飼い主はお寺など供養先にお骨を預けここに埋葬してもらう形になります。
主にペット霊園で火葬した場合、この合同供養塔に埋葬される場合はほとんどですが、お寺によっては個人で火葬したお骨なども預かって埋葬してくれる所もあります。

費用は数千円〜数万円くらい、中には「お気持ちで結構です」とおっしゃってくださるお寺もあります。
お参りする場合には、この屋外の合同供養塔にお花や卒塔婆などをたむけられるようになっている場合が多く、後日の参拝の際にも気軽に訪れられるのもいい所かもしれません。

納骨堂

室内に棚のような状態で個室が設けられており、そこを借りる形でお骨を納めます。
これも手軽に利用できるものから豪勢なものまで様々ですが、年間1万円〜数万円くらいが相場となっています。
中には火葬後2年間無料などの納骨堂もありますので、個別に供養されたい飼い主さんにはピッタリの供養方法です。
なお、お寺によっては最初の1〜数年間のみ納骨堂を利用し、その後は合同供養塔へ...ということが可能な所もありますので、利用を検討される際には問い合わせてみてくださいね。

納骨堂は室内なので、後日お参りしたい場合にも天候を気にせず済みますし、静かにゆっくりお参りできるところがよい所です。

個別墓地

ペット霊園やペットの埋葬OKのお寺の屋外敷地内に墓石を立てて供養することで、まさに人間のお墓と同じといえるでしょう。
可能であればこの供養の仕方が一番理想的といえるかもしれませんが、費用は安くても10万円〜数十万円が必要で、それに加えて年間の維持管理費なども別途必要なのが一般的ですので、実際にはなかなか難しいかもしれません。
ですが中にはペット専用のお寺などで比較的良心的な費用で個別墓地を作ることができるお寺もありますので、まずは足を運びやすい近所でそのようなお寺があるかどうか、調べてみるのも良いかもしれません。

その他...自宅供養など

火葬したお骨を骨壷に収め、ペット用のミニ仏壇やフォトフレームなどを揃えて自宅で供養する方もいらっしゃいます。
また火葬したお骨の一部をペンダントやミニカプセルに収めて手元に残したりと、その方法はまさに様々。それに伴い費用も数千円〜数万円とかなり幅が広くなりますので、まずは方法と予算をご自身で調べてみることをおすすめします。

ペットと人が一緒に入れるお墓もある!

家族のような存在だったペットを、ぜひ家族と同じお墓に!と考える人も多いかと思いますが、現実的にはまだまだ難しいのが実情。
動物に対する考え方や宗教観の違いなどにより、周囲のお墓の所有者が快く思わない場合も多いので、墓地・霊園の管理者のきちんとした許可が必要になります。

ファミリー

そんな中、最初から「ペット可」として利用ができる民間霊園が増加しています。
お墓の形も価格も一般の価格とほぼ同等ですが(ペット用の墓石を作るなどの場合には別途費用が必要)動物が苦手な方々への配慮として、敷地内の一部をペット可霊園として別区画を設ける形が多いですが、日常の管理や設備の利用に関しては人のお墓と変わらず受けられます。
各都道府県に普及しはじめていますが、ここではその一部をご紹介します。

メモリアルフォレスト多摩(東京都)

http://shukatsu.nifty.com/haka/tokyo/machidashi/haka000332/

東京都町田市にある大型公園墓地。富士山を望む区画「南の丘」にペット埋葬区画があります。

小豆沢墓苑(東京都)

http://shukatsu.nifty.com/haka/tokyo/itabashiku/haka000464/

東京都板橋区。明るく施設の整った屋内墓苑で、アットホームな雰囲気が特徴の墓苑です。

五月山緑地霊園(大阪府)

http://shukatsu.nifty.com/haka/osaka/ikedashi/haka001324/

大阪府池田市。自然に囲まれた見晴らしの良い山間に位置しています。

真駒内滝野霊園(北海道)

http://shukatsu.nifty.com/haka/hokkaido/sapporoshiminamiku/haka001099/

北海道札幌市。大型の公園墓地でバリアフリーにも配慮され、広く開放的な霊園です。

小牧メモリアルパーク(愛知県)

http://shukatsu.nifty.com/haka/aichi/komakishi/haka001093/

愛知県小牧市。国道からのアクセスも良く、大型の公園のような霊園です。

ここでご紹介していない地域でもペット可の墓地・霊園は多数ありますので、ご興味を持たれた方はお住いの地域にあるかどうか、ぜひ検索してみてくださいね。

おさんぽ

まとめ

一緒に暮らしている家族にとっては、やはりペットは家族も同然。
お迎えした時はもちろん、お別れしなければいけない時もやはり家族で温かくお見送りしてあげたいですよね。そんな飼い主さんが増えると共に、その気持ちに添った形での供養を提案してくれるお寺や墓園が増えてきています。

いざという時にはどうしても動揺してしまいますし、飼い主としては最も考えたくないことではありますが。。。大切な家族を最期まで温かくお見送りしてあげられるように、どのような方法があるのか?自分だったらどうするのか?地域にどのようなところがあるのか?知識のひとつとして備えておくのも飼い主のつとめのひとつなのかもしれませんね。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    20代 男性 あきら

    生きている者は絶対に死にます。それが自分の愛犬だと思うと、やるせない思いになります。しかし、それに目を背けてばかりではいけませんよね。いかに供養して、いかに愛犬の死と向き合っていくのかが大事だと思いました。
  • 投稿者

    30代 女性 ちびまま

    愛犬がお墓に入る時は、考えたくないのが正直な気持ちです。しかしいずれ訪れる時なので、愛犬と一緒入れるお墓がいいです。一緒に生活をして半年になり大切な家族とずっと離れたくありません。
  • 投稿者

    40代 女性 さくら

    いつか別れが来る。わかっていながら、サラっとお墓事情の文を目にするだけでした。かつて、夫ははく製にして姿を残すとか言ってましたが、さすがにそれはと反対してました。
    私は、自宅供養派で、できれば私も死んだら一緒に散骨して欲しいと思います。最近は、ペットと共に入れるお墓もありますよね。
    お墓は供養してくれる人がいるのが前提ですし、子供のいない私にとっては難しいですね。家族と考えを統一させることが必要ですね。
  • 投稿者

    30代 女性 あんず

    考えたくはないけど必ずやってくる別れの時。
    わが家は以前飼っていたペットは火葬してもらった後はお寺などに納骨せず自宅にあります。
    転勤族でその土地を離れてしまうとお参りにいってあげれないので、それならいつも一緒にいられる自宅供養という形を選びました。
    今居る愛犬もそういう形をとると思います。
    そしていつか、私たちがお墓に入る時に一緒にペットたちのお骨も入れてもらえたらと考えています。
  • 投稿者

    30代 女性 さえちゃん

    私は初めて飼った愛犬を病気で亡くしました。
    たった半年しか一緒に過ごすことができませんでした。出会って3ヶ月後に病気が発覚し、残りの3ヶ月間は闘病生活でした。
    一歳になったばかりで亡くなり、あまりにも短い人生でたまらなく悲しい思いをしました。
    私は愛犬と過ごす期間が短すぎたのもあり、近くにいてほしい思いで自宅供養を選びました。火葬してくださった場所で愛犬の骨を骨壺に入れてくださり、愛犬の写真と共に飾ってあります。愛犬が近くにいてくれてるような気持ちになり、毎日手を合わせています。
    お寺も近くにありましたので、住職さん?みたいな方にお経を唱えていただきました。
    ほぼ人間と同じような式で、全て含めて費用は5万円くらいでした。
  • 投稿者

    40代 女性 ぱん

    以前わたしの愛犬の火葬はペット霊園でしていただきました。 
    悲しさが大きくてあまり詳細は覚えていませんがお寺の隣に火葬場があり、火葬中はお寺のなかで待っていました。
    そして火葬後はその場でお話しをしながら最後の姿を見せてくれるのですが、もう1匹の愛犬も火葬場に入ることができ、一緒にお別れができたので良かったと思います。
    火葬場の方は火葬後の愛犬の骨の位置で腰が悪かったなどと様子が分かるようで、色々説明をしてくれてとても有難かったのを覚えています。最後にお骨を骨壷に収め頂き、火葬したお骨の一部をミニカプセルのキーホルダーにしてくれました。
     
    火葬をしてくれるところは様々です。
    移動火葬車は簡単ですが、問題なところもあると聞いたこともあります。
    わたしが利用したところは、近所の小さい所でしたが飼い主の辛さを分かってくれて、丁寧に火葬してくれました。
    実際その時にはあまり余裕はないかと思いますが、可愛い愛犬のお別れのために調べてみることをおすすめします。
  • 投稿者

    50代以上 女性 くりりん

    現在、愛犬は8歳。この子が虹の橋を渡る時のイメージはまだまだ出来ないというのが実情ですが、現実問題として目を背けてはいけないんですよね。実際に、パピー時代に遊んでもらっていた先輩犬のほとんどみんな、もう会えない場所にいるのですから...
    飼い主の私自身が墓等いらない自然に還るので十分という考え方ですので、愛犬と一緒にお墓という場所に治まりたいという気持ちはありませんが、自分が生きている間は、しばらくは手元に置いておきたいと思うのも率直な気持ちです。
    お墓の問題は、自分だけでなく家族や兄弟、甥っ子や姪っ子にまで関わる問題ですので、よくよく考えて、準備なりコミュニケーションを取るのが必要ですね。いい記事を有り難うございました。
  • 投稿者

    10代 女性 わんちゃん

    うちのチェリーちゃんの場合、自宅供養の予定です。(一応まだ生きてます。)
  • 投稿者

    40代 女性 モカ

    先月はじめて飼った愛犬を送りました。動物病院でとある霊園に併設された火葬場の付いている祭場を紹介されましたが、なんとなく敷居が高くあまりに突然だったので家の近所であるお寺の火葬場を見つけそちらにお願いすることにしました。頼めばお経を読んでいただいたりお式もしていただけるようでしたが、私たちは火葬だけお願いして別室で待っている間彼女の思いで話を一時間していました。墓地の一角にペット用の墓地も併設されているのですがあまりに急だったため多くを考えられず、陶器の小さな白い骨壺に入れていただいた彼女をそのまま家に連れて帰りました。家に在った小さなテーブルを代わりにして祭壇を作り、毎日お水とお花を欠かさずに、それとお線香の代わりにいろいろなフレーバーの香を焚いて供養をしています。この先もしも私たちがいなくなったらこの子はどうなるのだろうと思うこともあります。ただいまはもうしばらく傍にと考えています。
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    女性 かるた

    犬のお墓、うちは入れていません。先代の犬もその前の犬も、まだ一緒に暮らしています。小さな骨壺のままみんな一緒に並んでいます。私が死んだら一緒にお墓に入れて欲しいんだけど、それって出来るのかなぁ。
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    40代 女性 ワンちゃん命!

    私は昨年10月、愛犬と18才と1日でお別れしました。当日に急変しました。死因は、多臓器不全とのこと。最期は、急な痛みで私の腕の中でのたうちまわりました。延命治療はしない。痛みや、苦しみからは避けてあげたい。が私の愛犬への思いでした。ご飯、オヤツ、散歩、すべて生活はこの子中心でした。勿論、全て助けられていたからです。年なので、内服薬、検査等で少しずつ覚悟はしておりましたが、やはり、その時が来ると、中々決断は出来ませんでした。ので、約二時間半は痛くて辛い思いをさせてしまいましたが、サヨナラしたくなかったのです。この子のいない生活なんて考えられません。お世話は変わってしまいましたが、一緒に生活しています。ただ 私を探さない。抱っこが出来ない。だけです。毎日、お花を沢山。ご飯、お茶(オジイチャマなので(笑))を三回あげてお話したり、◯◯ちゃんに逢ったからご挨拶したわよ。とか。お土産がおやつからお花に変わっただけです。ずっとあれこれ一緒です。ペットと入れる樹木墓に、入る予定です。家族ですからね。ロスですが、ハイなロスになってます。皆様、悲しくて泣いていいと思います。愛しい家族を亡くしたのですから。いつかは別れはあります。1日、毎日を楽しく愛情注いで、後は、ご自分なりの供養をされたら良いと思います。前後致しますが、最期は 安楽死を致しました。最期の1日だけ、この子のbirthdayだけ、ご飯を食べられず、辛い18才のbirthdayでした。検査を細かに受けていましたので何も一切私を手こずらせる事なく、最期は、突然でした。この子の遺してくれた物は私の生きる力になっております。長々と読んで下さり有難うございました。又この子を家族として迎えたいです。
  • 投稿者

    30代 女性 まろん

    わたしの住んでいる家の近くにもペット墓地がいくつかありますね。うちも老犬なので色々考えますが、結局は犬だけのお墓は作らないという方向にしました。そこの地に必ずわたしも一生住むという保証がないので、結果的に離れ離れになってしまったらいやだなという気持ちといつもお願いしているペットシッターさんのところで供養もしているのですが、そこに保管していつでも来たり移動させることが出来るというのでそのシステムを利用するつもりです。(年払い制で預ってくれます)死んだとき…考えたくないけど愛犬がその時にスムーズに供養させられなかったら嫌なので決めました。
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