コーダと言う犬
うちの犬、最愛の息子、伴侶、愛犬の名前はコーダ。
イングリッシュコッカースパニエルの4歳♂です。
2011年10月30日生まれで北関東のブリーダー出身、11.5kgでちょっと小柄な中型犬。
性格は陽気でいつも笑顔がチャーミング。
落としたものを拾ってくれたり、頼んだものを持ってきてくれたり、お手伝いもしてくれる優しい子。
タレントのお仕事も遊びも運動もトレーニングも、いつも一生懸命で頑張り屋。
褒められるのが大好き。
甘えん坊で恥ずかしがりやな一面もあって、そこは男の子かな!
10か月齢でタレント犬事務所に所属、11か月齢で某女性ファッション誌ぶち抜き3ページの鮮烈デビューを皮切りに、テレビ番組、CM、雑誌、カタログ、様々なメディアで起用されるわが愛犬。
現在は某チェーン飲食店と某ドッグフードのコマーシャルに出演中!
2016年の初仕事は1月12日に放送された「1億3000万人の動画を発掘いいね!動画シアター」で得意技がとりあげられテレビ出演。
コーダの中の人、私まで出演してしまうのが余計だけど、これもステージママの宿命。
ムチムチしてようが、ずんぐりむっくりだろうが可愛いわが子の為に頑張りました。
中の人
そんな私、某外資系IT企業の営業職リストラを皮切りに、広告代理店営業職に就くも度重なるパワハラと新規開拓に心折れ、
「二度と営業職なんてするかい馬鹿野郎!」
とうらぶれながらも、密かに愛玩動物飼養管理士1級の認定と動物取扱業責任者資格を取得し、フトアゴヒゲトカゲの繁殖・販売。
体温の無い動物が好きだったんです。
私が生まれた時からずっと「うちの犬」が居る環境で育ちましたが、コーダを迎えてはじめて犬との関係づくりについて真剣に考えるようになり、ハンドリングスキルを磨くべく様々な犬のトレーニングの教室に通い、今では「ほめて楽しくレッスンする」しつけ方教室を運営しています。
はじめまして
コーダをわが家に迎えて最初にかけた言葉は「お母さんだよ」。
まだ小さくてしわしわで茶色くて柔らかくて温かい、ちいさな毛のかたまり。
抱き上げようと顔をのぞき込んだら…「えっ!?」
ブリーダーで見たあの子と違う。思ってたんと違う。
先代犬のミニチュアダックスは目がくりっとしてて、あんなに可愛かったのに。
目が小さく離れてて、しもぶくれでうだつが上がらない万年係長みたい。
たれ耳に丸い頭も落ち武者ヘアーみたいに見えて、何だろう呪いの人形みたい。
それが抱っこしたとたん…
「天使やないかい…!」
私には子供は居ませんが、産んだ子を抱き上げる感覚に似ていたのかもしれません。
それから山あり谷ありで今コーダは4歳。
道行く人が2度見してしまうような技を身に着け、イケ犬アイドルとしてファンも多い素敵な息子に育ってくれました。
みにくいアヒルの子が白鳥になって飛び立つような、すってきな犬。
なんてったって
アイドルに生まれちまった宿命のコーダ。
そんな設定を考えつつ、虎視眈々とペットタレント界隈のスターの座を狙う「中の人」私。
次回、
「動物が起用されているテレビ番組を見るとハンカチを噛みながらキーってなるわよ」
「モデル犬は誰でもなれる。デビューするのが難しいだけで。~満たそう自己顕示欲~」
「コーダはなぜモデル犬になったのか。~憎いあんちきしょう~」
「オーディションの風景~事務所に怒られませんように~」
「守ろう!守秘義務!~干されるのはいやだ~」
をお送りいたします。(嘘)
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