先々代犬の『たもつ』は、てんと同じ心臓病の疾患を持っていました。
もう8年前の事になりますが、たもつが歩けなくなってから看取るまでの7ヶ月間、当時は車イスという概念が私にはなかったので、当然の如く寝たきりの介護をしていました。
でも最近では、車イスの補助を受けながら、残された機能で一生懸命自立して歩いている子を多く見かけるようになりました。
そんな流れから、前足だけでの歩行が上手に出来るてんを見ていて、御多分に洩れず、大きな期待を寄せてはいたのですが…なかなか上手くは行きませんでした笑
レンタルなり購入なり、車イスを導入することは、もちろんお金もお手間も掛かることです。
車イスを導入しないままの介護をすることも、間違いではないと思います。
お世話の対象がシニア犬なら尚更だとは思いますし、実際てんにとって車イスはあまり好転的な出来事は起こりませんでしたが、その子の可能性を十分に引き出す為に『車イス』というツールがある事も知って頂ければいいなと思い、今回のお話を描かせて頂きました。
もし自分が『介護される側』だったら…最後の瞬間までどのように生きたいか。
それはきっと生きとし生けるもの、すべてが同じ想いなのではないかなと思います。
すべての生命が、その命が果てるまで輝かしいものでありますよう、願わずにはいられません。
作者:Mika
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ユーザーのコメント
50代以上 女性 よーちゃんまま
てんちゃんの介護ぶり、頭の下がる思いで見ています。
「保護犬を私も幸せにしてあげたいな~」
と言う淡い思いもありますが
生半可じゃないと教えられます?
簡単じゃないと思いますが、
介護も作品づくりも頑張ってください?
でも自身の身体も大事にしてくださいね?
50代以上 男性 たんたんたろう
40代 女性 とろろ
50代以上 男性 Sochanforever
漫画拝見させて頂きました。サラの事、サプライズで嬉しかったです。
可愛いてんちゃん、車イスに挑戦されたのですね。ただ上手に歩けずにちょっと落ち込んでいるご様子。今後の参考にして頂ければと思い、サラの事を少し書かせて頂きますね。
きっかけは昨年末近くにドッグランで、車イスに乗ったフレブルちゃんに出会ったところから。サラはもともと足が不自由でかなりのお歳。車イスの事を考え始めていた矢先に、軽快なスピードで元気良く走る子の姿を目の当たりにして、翌週の朝には工房を訪ねていました(笑)。
午後に工房で出来上がった車イスを装着したところ、最初は固まっていました。
(てんちゃんもそうだったかな?)
何度か名前を呼び、ぎこちないながら歩いてこれた。そんな感じでした。
家に帰ってからはお外で歩かそうとしましたが、アスファルトでは思うようには歩けませんでした。
そもそも工場の床はツルツルのアスファルトで抵抗が少なく動き易いですが、外はデコボコですからね。
歩く練習としては家の中では狭すぎで、ドッグランの芝生。(車イスって思ったより大きいですよね)食いしん坊なので、おやつで釣って歩かせました。
後ろ足が不自由だったので、逆に前足の力はとても強い。でも車イスって、後ろ足もジタバタしながら歩くんですね。(リハビリにも良いわけだ)
てんちゃんは後ろ足も動かしたりしてますか?これが要領を掴んだ歩き方なのだと思います。
勿論、サラは前足だけを動かして歩けますから、仮に後ろ足が動かなくても大丈夫。でも後ろ足が動いた方がスムーズに速く歩けるようですね。てんちゃんは、手押し車の映像を見ると、真っ直ぐ歩けてますから、そういった要領を掴めばきっと歩けるようになりますよ。
サラは左右に動くのは苦手。
てんちゃんは自然と右回転になってしまって車イスの脚にぶつかるのであれば、アルミの足の幅をもっと広くした方が良いのかも。
別の子の画像でとっても幅が広い車イスに乗っている映像を見た事があります。不思議に思っていたのですが、今思えばぶつかるからそういう仕様にしたのかもしれませんね。
あと、ドッグランとかに行って、ずっと車椅子状態ではなく、車イスに乗せたり、おろしてちょこんと座らせていたりしてます。ずっとあの姿勢のままだと疲れるみたいなので。
長々と一方的な事を書いてしまいましたが、要はささっと歩けてしまう子もいれば、意外と訓練がいるのかも。です。
だから気を落とさずにてんちゃんと頑張って下さい。
今ではサラはドッグランとかで、ほったらかしています。ふと気付くと一人で端っこでヨチヨチ歩きながら草の匂いをかいでいる姿を見せてくれます。
そんな時はとても嬉しいですね。
てんちゃんも車イスで上手に歩けるようになれば良いですね。
応援してます??