てんの急激な筋力低下以降、お尻歩きで何度も旋回したり、ひっくり返ってもがく度に『そんなに頑張らなくていいのに…』と、いつも気を揉んでいました。
でも実際、倒れたまま動こうとしないてんの姿を目の当たりにした時、本当にもう頑張れない所まで来てしまったのだ、と心底悲しくなり、涙が止まりませんでした。
その時のてんの表情が、私には諦めたように見えてしまったのです。
頭では、てんにいつ何があっても覚悟しようと決めていたのに、いざ目の前にすると一々ショックを受け、悲しみに溺れてしまう自分が憎い。もっと強くならないといけませんね。
シニアの老化は本当に早いです。漫画を描いている間にも、症状がどんどん進行し、状況が変わってしまいそうです。
次回は『足腰事情』完結編となります。2週間後がもどかしいですが、次回をお楽しみに!
作者:Mika
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ユーザーのコメント
50代以上 女性 さくらんぼ
私も4年前に16歳で愛犬を亡くしました。
その時、心の支えになってくれたのが、妹犬でしたが、彼女も14歳になり、目もほぼ見えず、足腰もかなり弱りました。
半年前は元気そのものでしたので、シニア犬の老化のスピードは身をもって痛感しております。
初代の娘は、大きな病気もせず、老衰であっという間に逝ってしまったので介護らしい事は何もしなかったのですが、今回は介護が必要になると覚悟しています。
作品を拝見して、想像以上の覚悟が必要だと教えられました。
一生をかけて、私に寄り添ってくれた彼女を最後まで大切に慈しんでいきたいと思います。
これからも作品、楽しみにしています。
てんちゃんは、こんなに思ってもらえて、幸せだと思います。
それはてんちゃんにも伝わってますよ。
Mikaさんの優しさに脱帽です