ティーカッププードルを飼いたい!
ティーカッププードルは超小型犬に分類されています。元はトイプードルで、その中でも特別小さな犬をティーカッププードルと呼んでいます。トイプードルはショップで見かけることはありますが、ティーカッププードルとなると市場にはなかなか出回らないのが現状です。
どうしても、ティーカッププードルを飼いたい場合は、まずはブリーダー探しから始めてみることをおすすめします。
ティーカッププードルを飼うには
ブリーダーから
ティーカッププードルを扱っているブリーダーは全国各地にいます。ネットにも専用サイトがあり、ブリーダーを探すことにはそれほど苦労はしないでしょう。
しかし、ティーカッププードルは大変人気があります。購入希望者が殺到することが予想されますので、情報収集は欠かせません。
ブリーダー数が多いと、ブリーダーの質に差が出るという問題が生まれます。日本には動物愛護管理法があり、子犬の現物確認とブリーダーと購入希望者の対面が義務付けられています。なるべく飼育している専門犬舎に出向き、疑問点、不安点は直接ブリーダーに聞くことをおすすめします。両親犬にも会い、飼育環境も確認した上で子犬を迎えるのがベストです。
ペットショップから
人気のティーカッププードルは、あまりペットショップには出回りません。店頭に出た途端に買い手がつくこともあるくらいなので、常に子犬の入荷チェックが必要です。
可能であれば、ショップの店員に購入希望の意思を伝えておくのも良いかもしれません。チェーン店の場合は、他の系列店舗に入荷情報を確認してくれることもあります。
ペットショップからの購入は身近で手軽ですが、飼育環境や親の系統、病気歴などの詳細がわからないデメリットがあります。優良なペットショップならば子犬一匹一匹の情報も把握しているはずです。ブリーダーから購入する場合と同じように、疑問点は必ず確認をしてください。また、親の体の大きさも確認しましょう。
里親から
里親募集情報をチェックしてみるのもひとつの方法です。ネット上にも里親募集サイトがあり、ティーカッププードルの募集も見られます。輸送問題などから応募できる地域が限られている場合もありますが、サイトを調べてみることをおすすめします。
各地域の自治体の里親募集や地元の保健所に問い合わせるのも良いでしょう。また、近隣の動物保護センターや愛護団体なども確認してみてください。
ただし、本当にティーカップサイズのプードルかどうかは、判断が難しいかもしれません。里親募集に出ている犬の場合、ブリーダーとサイトと違って親犬についての情報がないことが多いからです。親の情報がわかるようでしたら是非確認してみてください。
ティーカッププードルの値段
子犬の価格は、一般的に犬種のスタンダードに近いかどうか、親の血統、受賞歴、毛色などあらゆる要因で変動します。また親犬の出産のタイミングによっても変化し、ティーカッププードルにも同じことが言えます。
さらに、ティーカッププードルは小ささが売りでもあるので、小型ほど値段は高めになる傾向があります。
ブリーダーから買う場合
ティーカッププードルの販売価格は、最低価格が13万円で最高価格は160万円だそうです。1年間で販売されたティーカッププードルの平均価格は41万円でした。最低価格が13万円というのは稀な価格で、安くても20万円を切ることはほぼなさそうです。
ペットショップから買う場合
ティーカッププードルはペットショップの店頭にはなかなか出回らないのが現状です。人気犬種なので店頭に出ても即買い手が付きます。このためか価格は高めで店頭で50万円くらいで販売されていることもあるようです。一方でショップは独自のセール期間設けることがありますので、その期間はセール価格で販売されることもあります。
ティーカッププードルについて
ティーカッププードルという犬種はいるの?
ティーカッププードルは、トイプードルの中でも特別に小さな犬の俗称で、正式犬種ではありません。一般的に、体重が2kg、体高が25cm以下のプードルをティーカッププードルと呼んでいます。
このため、ティーカッププードルなのかどうかは、成犬になるまでわからないことの方が多いです。親犬の体格を引き継ぐものですので、ティーカッププードルと表記されている子犬を購入する際は、両親や兄弟のサイズの確認もしましょう。
ティーカッププードルの性格
ティーカッププードルの性格は、賢くて好奇心が強いプードルの気質をそのまま受け継いでいます。犬はサイズが小さくなるほど神経質な面が強くなるようで、ティーカッププードルにも若干その傾向があるようです。基本的には甘えん坊で、飼い主に上手に甘えてくる愛玩犬資質が強い犬です。
健康状態
超小型犬と言われるティーカッププードルは、骨も細く、体力的にも弱い個体が存在します。平均寿命は12~15歳くらいと言われていますが、ティーカッププードルが作出されてからまだ10年ほどの歴史しかないので、健康状態にもばらつきがあるようです。
元気なティーカッププードルには、散歩や遊びも積極的にさせてあげる方が良いですが、運動量は個々の体力に合わせる方が良いでしょう。体力があまりない子には無理をさせず、室内遊びを中心とした生活にしてください。散歩も日光を軽く浴びる程度で良いかもしれません。
まとめ
ぬいぐるみのような外観に、その小ささが魅力のティーカッププードル。人気がありすぎる故、値段もお高めで市場にも出回らないのが難点です。ティーカッププードルの飼い主さんは「あの、ちょこちょこと動く姿が可愛くてたまらない!」と口を揃えて言います。飼われてる方が羨ましいですね。
ティーカッププードルを購入する際は、外見上の可愛らしさだけにとらわれず、親犬の健康状態まで遡って確認することが大切です。健康な子を選んで長く可愛がってあげてください。お気に入りのティーカッププードルに早く出会えるといいですね。
ユーザーのコメント
40代 女性 RIRIKA
でも、そうではないトイプードルもたくさん出回ってるという事実は悲しい現実ですね…。自然な形ではなく繁殖させるという過程…やはり問題も多いという事ですね…。
20代 女性 こなつ
対策は愛犬の様子を見ながら徐々にしていかないとダメですね。
30代 女性 Chappy
その子は、周りのワンちゃんに緊張している様子でジーッと動かずにいたので、本当にぬいぐるみにしか見えなかったです(笑)♪
あんなに小さいとは驚きました。遊んでる姿はまた可愛さ倍増でしょうね!!
女性 二条
ティーカッププードルの理想体重を見ればとても小さいことはわかります。トイプードルも小さいと思っているので、それよりもさらに小さいプードルとなると、低体温症や低血糖などに特に注意しなくてはならないと思います。体が小さければ小さいほど多くのリスクが伴うので、あまり小さいサイズにしない方がいいのではと常々思っています。
プードルはクッシング症候群にかかりやすい犬種と言われています。小さいほど発症率も上がってしまうので、怪しいと思われる初期症状がみられる時は早期治療が望まれます。小さい体なので、初期症状だけでも体に大きな負担がかかってしまいます。
ティーカッププードルは他の犬種と比べると気を使う点が多い犬種だと思います。
ぬいぐるみのような可愛い姿を元気で健康に維持し、長生きさせてあげるためには飼い主さんの努力も必要ですね。
女性 yon
30代 女性 ゆか