【里親詐欺】里親にセンター持ち込みされた犬

【里親詐欺】里親にセンター持ち込みされた犬

その犬は迷い犬としてあるセンターに持込されました。

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里親にセンターに持込された犬

迷い犬

今年1月にあるセンターに迷い犬が持ち込まれました。

「球場前の道路をフラフラ歩いて車に轢かれそうになっていたので保護しました。」とその人はその犬を連れて来たそうです。

私たちボランティアはすぐにチラシを作り、市内各地にポスティングをして、その犬の飼い主を見つけることに必死でした。

同時にSNSにも写真を載せて、呼びかけました。

電話

数日後、SNSでの写真を見て、ある女性から電話がかかってきました。

「あの迷い犬にそっくりの犬を先日まで預かっていたのですが」

私たちが譲渡した保護犬の里親様であるその女性は、隣の町でペットホテルを経営しています。そこに昨年12月から2ヵ月の予定で預けられていた犬にそっくりだと言うのです。

再会

そこで彼女に、センターにいる迷い犬に会ってもらいました。

すると迷い犬は彼女を見るなり、尻尾をブンブン振って喜びを体全体で表しました。

センターでは震えて怯えてばかりいた犬が、その女性に甘えたのです。それはセンター職員さんも驚くような変貌ぶりでした。間違いなくその犬は、女性のペットホテルで預かっていた犬でした。

しかも迷い犬としてそのセンターに連れて来られたその日まで預かっていたそうです。

飼い主

女性の話によると2ヵ月の予定で預かっていたところ、まだ1ヵ月半しか経っていないのに、飼い主の女性が突然その犬を迎えに来たそうです。

その数時間後には、犬は隣町のセンターに迷い犬として収容されたのです。首輪はしていませんでした。

とても広い道路ですし、知らない人が捕まえられるような人懐っこい犬ではありませんでした。もしかしたら、その犬を迷い犬として持ち込んだのがその女性ではないのだろうか?という疑いが出てきました。

確認

その犬は昨年、仔犬の時に隣町のセンターに収容されていたことがわかりました。元野犬でした。

その夜、私はその犬を誰が譲渡したのか調べることにしました。その町のセンターに出入りしているボランティアさんと思われる方に問い合わせたところ、運よく一人目がそのボランティアさんでした。

ボランティアさんは、すぐに譲渡した里親さんに確認の電話をとりました。すると「犬は元気です。」と言われてすぐに電話を切られたそうでした。もう間違いないと思いました。

預かり

迷い犬の告示期限が切れた翌日、その犬をセンターから引き出し以前預かっていたペットホテルに連れて行きました。そこで今後も預かっていただく約束をしていました。

ペットホテルの女性にはとてもなついていました。そこで預かっていただき、もう少ししつけをしていただいてから里親探しをしようと考えました。

犬の飼い主と思われる人のことは、犬を譲渡した隣町のボランティアさんに任せました。私たちは、この犬を助けることに専念することにしたのです。

救出

1ヵ月半過ごしていたペットホテルに連れて行った時、その犬は懐かしい場所に夢中でした。

そこがその犬にとって一番安心できる場所だったのです。

里親詐欺

飼い主さんは、犬鑑札登録もしていませんでした。名乗り出ても来なかったので、飼い主さんとも呼べませんでした。飼育放棄した上に、センターに迷い犬として持込遺棄したのでした。

“里親詐欺”とは、虐待などの目的のために里親に名乗り出て、かわいがると嘘をついて引き取ることを言います。

今回のケースもきちんと管理・飼育しなかった、遺棄したということで「虐待」にあたります。つまり“里親詐欺”です。

その後、元飼い主は元のペットホテルに犬が戻っていることを知っても、何も興味を示しませんでした。犬のことを見ても、知らん顔をされていたのを実際に目撃しました。

でも、それでいいと思いました。

返してとごねられてもそんな人に犬を二度と返せるはずもありません。犬は、晴れて自由になったと思いました。

センターからボランティアさんがせっかく助けてくれたのに、里親になった人からまたセンターに入れられたのです。犬にとっては、悪夢だったと思います。そんな悪夢から犬は解放されました。

最後に

その犬は颯太と命名されました。

ペットホテルで再会した時、私たちにキスして迎えてくれました。

その時の写真が下記です。

この子はボランティアで預かりをしてくれているペットホテルの人たちと、私たちが幸せに繋ぎます!

※こちらの記事は動画や画像の撮影・制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
 掲載団体名:ディ・アンク

ディ・アンク

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    50代以上 女性 匿名

    元野良犬を興味本位で飼い始めたにせよ1度家族として迎えたわんちゃんを自らボランティア団体さんに、さも保護したかに見せかけ、遺棄する(捨てる)とはまさしく、人の身勝手さを見せしめるかのようなひどい事です。
    見かけは何ら変わらない普通の人に見えても、中身は鬼畜だと思います。
    身近な人が、実はそんな人だったら人間不信になりそうです。
    人は、捨てる人と救う人に分かれます。
    アメリカでは、今闘犬の血統を持つピットブルが捨てられて問題化されていますがこちらもボランティアさんに保護されているようです。
    悪い人に営利目的で育てられれば、キツい性格に、愛情を持って育てれば優しい性格になるのです。
    犬は飼い主さんで性格も人生も変わります。飽きたから、散歩が面倒だからと捨てないで‼️
    そんな人が犬を飼えば犬の人生が不幸です。
    逆にボランティアさんには感謝と尊敬の気持ちです。
    ボランティアさんが捨てられた犬をひどい飼い主さんから助け出して下さり、ひとつの命が助かり、ひとつの人生が素晴らしいものに変わろうとしています。
    命を破棄する人の人生の先は暗く、罪にさいなまれ、そのまま変わらないでしょう。それさえも自身が気づかないのが可愛そうに思えます
    助ける人の人生は、命を助けた事で、人生が満たされ輝かしいものとなるでしょう
    人は価値観が違い、2つの選択肢が有りますが、人の人生も短いのです。せめて良いことをした‼️と自分を誇れる人生が素晴らしい人生ではないでしょうか‼️
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