名前を呼ばれた子を予想する
「ピコちゃん。ご予約でお待ちのピコちゃ~ん。」
この子か、それともあの子か。
可愛らしい名前だけれど、もしかしたらあの大きな子かもしれないぞ。
私はきょろきょろと待合室を見渡しました。
「は~い。」という飼い主の声に振り返ると、
・・・!、
小さな鳥さんでした♡
みんな同じお散歩バッグを持っている
フィラリアのお薬と一緒にもらう、あのバッグです。
時期によってバッグの種類が変わるので、見ていて飽きません。あ~あっちの色にしたのね~私も悩んだのよね~などと心の中でつぶやいてしまいます。
不思議なことに、同じバッグを持っている人を見ると、急に親近感が湧くのはなぜ?
強面の人が優しそうに見える
動物病院にいるだけで、良い人に見えるのはどうしてでしょうか。街ですれ違ったとしたら、絶対に目を合わせないであろう強面のおじさんが私の隣に座ります。
いやだな~怖いな~(怪談話でおなじみのあの方風)と思い、ふと隣を見ると。
・・・!
ふにゃふにゃの笑顔ではありませんか!!
「かわいらしい子やな~!」
なんて言われて、くるる(うちの犬です。)はたちまちしっぽをふりふり。
そのおじさん、連れているチワワと同じ迷彩柄の服を着ていて私はメロメロ。
ついでにそのおじさん、チワワをハンドバッグのように抱えて帰っていきました。ずっきゅんやられました♡笑
突然、石と化す犬がいる
病院のドアの前で、診察室の前で、突然石と化す犬がいることをあなたはご存知だろうか。
まるで魔法をかけられたかのように、ぴたりと動きを止めるその子ら。いくら飼い主がリードを引っ張ろうったってびくともしない。
なぜならその子らは・・・!
病院いやいや病にかかっているからだーっ!
※この病は、周りの人を笑顔にしてしまうという症状を伴います。
いつも同じ体重で驚く
密かにダイエットでもしているのでは?と疑いたくなるほど変動のない体重。
痩せもせず、かといって太りもしない。私と同じですね~(冷や汗)
必死でキャリーバッグを覗くが、中が見えない
私ね、キャリーバッグで連れられてる子が気になって仕方ないんですよ。どんな子かな、しんどいのかなってね。でも結局見えないことがほとんどなんです。
きっと、ぐた~ってなって、ぺた~ってなっているんだろうな。せめて、猫ちゃんか、うさぎちゃんかだけでも知りたくって、ダメ押しでもう一回見るんですけど。
やっぱり見えないんですよね。
診察前と後で顔が変わる犬たち
診察後は「これにて一件落着!」とでも言うように、リラックスした表情を見せてくれるくるるですが、診察前はまるで別犬。
周りの人と犬すべてが敵に見えているのか、ただならぬ空気をまとっています。
呪文でも唱えているような声を出すんですよ。
あの呪文を破るなんて、獣医さんって、ほんとにすごい。
ユーザーのコメント
女性 匿名
待ち合い室では他のペットに愛想良くしてるのに、診察室へは全力で拒否!
結局20㎏近いワンコを抱えて入室。腰痛持ちには大変です(笑)
いつか、ギックリ腰で動物病院から人間病院な運ばれないか不安です(笑)
40代 女性 匿名
この間なんてガラスのドアだから閉まってるとも思わず、突進して『ゴイィ~ン』って頭ぶつけてるし。
30代 女性 白黒パピヨン普及協会
あと、場所柄アメリカ人の方々がよく来ていますが…彼らが連れているのは9割方「大型犬」です、本当に向こうでは大型犬が不動の人気があるみたい。
ちなみに猫を連れて来る人もいますが、日本の猫と比べるとやっぱりデカいです。