犬の肺炎の概要
犬の肺炎とは、ウイルスや細菌などによる感染症がひどくなると肺や気管支に炎症が起きることです。
肺の炎症には、急性と慢性の両方があり、どちらも呼吸に障害を起こします。咽喉頭炎や気管支炎などが悪化し、呼吸困難になるときや発熱するときもあります。
ケンネルコフやジステンパーから併発することも多いと言われてます。誤嚥性の肺炎になることもあります。
人でも食べ物や飲み物がなんらかの拍子で気管支に入って、むせることがありますよね?それを”誤嚥”と呼びます。
わんちゃんも、食べたものや唾液や水、異物などを誤嚥することがあり、それが原因となって、肺での炎症を引き起こしてしまいます。
重症や急性症状の場合、命にかかわる危険が高くなり、呼吸困難を起こし、死に至ることもあります。
主な症状
以下のものが、代表的な初期症状となります。
- 元気がない
- 疲れやすい
- 咳をする
- 息が荒い
- 熱がある
- 食欲がない
- 運動を嫌がる
主な症状としては、咳や嘔吐、呼吸困難、動きたがらず元気がなくなります。倦怠感があったり、発熱や食欲不振があり、悪化すると体を横にすることもできなくなり、皮下気腫などがあらわれる事もあります。
呼吸障害の場合は、呼吸が浅く速くなり、低い音の咳がでます。ゼーゼーと苦しそうに呼吸をしているので、医学的な知識がなくても異変にはすぐに気付くことができるでしょう。
また、炎症による痛みから、睡眠が困難になるケースもあります。症状が重いと、チアノーゼの症状があらわれます。
ゼーゼー咳をしたり嘔吐をしたり、チアノーゼの症状がわんちゃんに見られたらすぐに動物病院での診察を受けてください。子犬の場合、急激に悪化してしまうこともあるので得に注意が必要と言われてます。
肺炎の主な原因
- ウイルス
- 細菌
- 真菌
- 寄生虫
- 有毒ガスの吸引
- 誤嚥
- 薬剤
細菌感染や寄生虫感染、アレルギーなど、さまざまな原因によって発生します。ストレスや病気、高齢期のわんちゃんも免疫力が低下します。
そんな状態の時に細菌やウイルスが体内に侵入したら、肺や気管支で炎症が起り肺炎にかかりやすくなります。また、空気が乾燥した冬の時期や梅雨のジメジメした季節などでも、感染症にかかりやすくなると言われてます。
かかりやすい犬種
特にかかりやすい犬種はありませんが、老犬など免疫力が低下している犬は、かかりやすくなります。
予防と対策
定期的なワクチン接種でケンネルコフの原因ウイルスは予防しましょう。そして動物病院で健康診断をして、ウイルスや細菌に感染していないか検査を行いましょう。
もし仮に検査で異常が見つからなかったとしても、定期的に健康診断を受けることが、肺炎を含めたすべての病気の早期発見、早期治療につながります。
そして、わんちゃんの体力が低下すると感染しやすくなりますので、日頃から運動をして体力をつけるようにしましょう。食事も普段から栄養のあるものを食べさせて、抵抗力をつけてあげましょう。
出来るだけわんちゃんの体を常に清潔にしてあげてください。生活する環境もこまめに掃除して、いつもきれいな状態を保ってください。
空気が乾燥した冬の時期や、梅雨のジメジメした季節は、肺炎にかかりやすいので、飼い主さんが特に気を付けてあげましょう。
治療方法
X線検査、胸部の聴診を行います。場合によっては、全身の検査をして、肺炎にかかっているか調べます。
肺炎と診断された場合は、動物病院へ入院する必要があります。二次的な細菌感染をおさえるための内科療法をします。
抗生剤の投与が中心になり、症状によっては、栄養補給や消炎剤、鎮咳剤、解熱剤などの投与をおこないます。呼吸困難な時は酸素吸入をおこないます。
日頃の生活においては、なるべく汚れた空気環境から遠ざけてください。そして換気のよい空気のきれいな場所での安静が必要となってきます。
また、肺炎の症状が悪化しないように注意深く観察することも必要です。わんちゃんの体に負担をかけないように、安静に過ごさせてあげることが一番です。
▼犬の病気を症状や病名から調べる▼
犬の病気大辞典!知っておきたい基礎知識
ユーザーのコメント
50代以上 女性 K9-ABC
30代 女性 須永智尋
50代以上 女性 フーガ
犬は痛いとか、苦しいとか話せないので、飼い主さんが体調管理をする必要があると思います。
我が家も、普段と違う様子がみられたら獣医師さんに相談したいと考えています。
女性 ガル
12才5か月になろうかというダックスフンドメスです
木曜の21時位に呼吸が荒く心配だったのですが、病院の始まる時間まで頑張ってもらおうと浅はかにも思いその晩は時間が来るのを待ちました。とても浅い呼吸でフセをしたまま首を布団に付ける事も出来ず体もいつもより熱かったように思います
病院が始まる時間に朝、連れていたらレントゲンから心臓が見えない位に真っ白だと即入院になりました。正直ネットなどで肺炎は治る病気だと思い安心しました。(去年、血管肉腫でもう一匹を亡くしたので)
呑気に、あの子は寂しがりやだから入院可愛そうだとそれくらいな思いのまま病院に預け安心してました。翌日14時半に病院から連絡があり容態が急変して亡くなったと報告されました
午前中に白血球の数値が上がってきたからと思っていた矢先だったそうです
老犬だった事がもちろんあるんでしょうが
まさか家に帰ってきてくれないなんて夢にも思いませんでした。
肺炎でネット検索して調べると死って言葉は考え難いけど肺炎は死に至る病気なんです。特に最近咳をしていたわけでもないし
癌的な病気じゃないかと思っていただけに肺炎か良かった、頑張って酸素室に入って良くなって帰ってきたら、これまで以上に過保護にしようなんて思っていました。
みなさんも愛犬が高齢になったら肺炎をなめないで下さい。長文でしたが読んで下さりありがとうございます
小顔でとてもとても可愛い顔の女の子ルル
浅はかな飼い主ごめんね
50代以上 女性 匿名
今まで、病気一つしたことない子が
2日前、急にご飯を食べなくなり、動かなくなりました。
昨日病院に連れて行ったら、微熱があり脱水
になっていると言われ、点滴をして連れて帰りました。
その後も全く動かず呼吸が荒く、今日病院に
連れていくと、片肺が真っ白で、急遽肺の水
(膿)を抜きました。
しかし、肺炎は以前からのもので、水を抜いても、肺が膨らまず、肺の組織が壊れている
と言われました。
元気な子と思っていただけに信じられません。
これから、抗生剤治療を始めます。
元気になってほしいです。
一緒にいて、気付いてあげれなくて、申し訳
ない気持ちでいっぱいです。
女性 ゆうね
40代 女性 みー
病名は好酸球肺炎でした。
何かしらのアレルギーによるもので、飲み薬を処方され、今は頻度は減ったものの、まだ咳はします。
一週間後、診察です。
良くなります様に。。
心配でたまりません。
50代以上 男性 ミィ~
50代以上 男性 匿名
女性 MO
犬の病気、事態の深刻さは急にやってくるんですね。
たまに犬を飼っている知り合いからも「病院に行ったときにはもう手遅れで治療できなくて」という言葉をきいていまいしたが、動物は具合が悪いことを隠すのは本能だとも聞きますし、ギリギリまで我慢してしまうのかな、なんてことを考えてしまいまいた。
どうか愛犬には、すぐに異常を訴えてほしいのですが、やはり言葉を持たない犬なので、私が気が付いてあげるしかないんでしょうね。
小さな身体、痛みや苦しみを出来るだけ早い段階で治してあげられるように、小さなサインも見逃さないように気を付けなくてはと心に重く受けて止めています。
11歳のミィーくん、優しいご家族に見守られて安心して眠れたのでしょうね。
女性 コロ
皆さんのコメントを読むと、肺炎って多いんですね。うちは大丈夫なんて思わないで定期的に健康診断に連れて行こうと思います。
20代 女性 うみ
13歳のダックスの女の子。
1年ほど前から鼻がズルズル、たまに粘膜質な鼻を垂らしたり床などに飛ばしたりしていました。
喉に痰が絡んだようにゲフゲフとしていることもありました。
かかりつけの病院で何度も相談したのですが「自分で出せているので大丈夫」とだけで特に検査はしていませんでした。
うちの子の肺炎の原因は鼻のズルズルだったみたいです。
肺炎は他の病気や感染が原因でなる病気です。
飼い主が気をつけることも大事だとは思うのですが、それ以上に本当に信頼できる病院を見つけるべきです。
うちの子は肺炎がまだ軽度な時にかかりつけの病院連れて行ったのですが、熱が40度以上あったから病院に行ったのに問診と触診のみで検査等何もせず、「気管支炎だと思います」との診断でした。
様子見か薬処方どちらにしますか?と言われ薬をもらったのですが、その中に抗生剤はありませんでした。
もし誤診であったとしても、抗生剤が入っていればもしかしたら助かっていたかもしれない、あそこまで重度にならなかったかもしれないと思うと後悔と申し訳なさで胸が張り裂けそうです。
いつも行っている病院があまり親身ではない、少しでも不信感がある人は他の病院にも行ってみることを考えて欲しいです。
うちの子みたいな思いをする子が少しでも減ればと思い投稿しました。
読んでくださってありがとうございました。
30代 女性 ポメラニアン好き
今では早く元気になって、帰ってくることを祈るばかりです…。
元気になって帰ってきたら前以上に愛情注いであげて、異変に気付いたらすぐ病院に連れて行こうと思いました…。
おやつも、今ではチューブのおやつがあるのでそれを与えようと思っています。
異変に気が付けばすぐに病院に行く事をオススメします。
今では救急動物病院もすこしづつ増えてきてはいると思いますので。
だらしない飼い主でごめんね。
早く元気になってね。
女性 ゴン吉
コメントで、皆さんの肺炎発症の原因や症状を読んで、気を付けようと思うところがたくさんあったのでとても参考になりました。
50代以上 女性 ぽち
病気をしたことのない元気な子でした。
鼻血を出したので病院へ。歯垢が溜まっての歯の悪化からくる鼻血と言うことで、止血剤をもらい帰宅。
3日後、息が荒くなったので病院。レントゲンで肺が少し曇っていると言うことで、強い抗生物質を貰い帰宅。
3日後、回復したがその後のケアの為病院へ。レントゲンで肺がキレイになって来ていると言うことで、弱い抗生物質を1週間分処方され帰宅。
3日後、息が荒いので病院へ。レントゲンで今まで以上に肺が曇っていると言われ、肺癌ではないかと言われて、漢方薬を処方され帰宅。具合悪くても食欲のあった愛犬が何も食べなくなり、翌朝死亡。
突然すぎて訳が分かりません。前触れが分かりませんでした。鼻血を出して抵抗力が下がった時に、ウイルス感染をしたのでしょうか。なお、血液検査では白血球の数値が高い以外は、他の臓器も全て正常でした。
肺炎は怖いです。異変を発見したら早めに病院へ行ってください。いきなり急変します。セカンドオピニオンもお勧めします。
20代 男性 ぱる
まだ2ヶ月の子犬なのでほんとに苦しそうで可哀想です
でも今わ応援するしかないので毎日応援しています
今日わちょっと元気になって熱もあったけど平熱に戻って楽そうに動き回ってました
でもまだまだゆだんわできないので本当に心配です
40代 女性 匿名
40代 女性 AIRE
50代以上 女性 まるこ
夏の始め頃、呼吸がおかしいので病院に連れて行ったところ、気管虚脱と診断されました。咳込むことも多かったのですが、元気も食欲もあり、ステロイドのみで治療を
していました。今夜、寝そべった姿勢のままで、鼻水か唾液を吐き、その一部が肺に入ってしまったのか、明らかに呼吸が苦しそうで、目も虚ろ。かかりつけの病院に連れて行きました。肺が真っ白になっていました。おそらく誤嚥とのこと。今夜は酸素室と抗生剤を投与するとのことで、明日の午前中に具合を聞きに行きます。
つい数時間前までは元気にしており、普段と何も変わった様子は無かっただけに心配で仕方ありません。
50代以上 女性 はる
同意書にサインしているから何も言えませんが、悔しくてたまりません。ひどい状態なら少し安定してから検査するのではないのでしょうか?
こんなに早く逝ってしまうなら家で看取りたかったです。
医者が事前に家族の気持ちを汲み取ってくれる気持ちが必要なのではないのでしょうか!
女性 のえる大大大好き
入院中に肺炎をおこして先生から急変すると今日どうなるかわからないという言葉に目の
前真っ暗になりながら自宅に点滴ごと連れ帰ってきてその日の夕方のことでした。
それまでは1年程、慢性リンパ球性白血病で抗がん剤とステロイドを服用していました。
年末から便の状態が不安定になり下痢、下血、時々嘔吐がありました。下痢止め、整腸剤、
吐き止めの薬をストック分ももらい様子を見ながらあげていました。
入院前には膵炎との事で数日皮下点滴に通っていました。
入院する10日前、ぐったりしていていつもと様子が違い過ぎました。夜には吐いてもいて
この時にすぐに夜間診療病院に連れて行っていたら、と、かかりつけとは違う病院にはなり
ますが、今から思えば絶対にその方が良かったと後悔ばかりです。
翌朝かかりつけ病院へ行き点滴入院になりました。呼吸はいつもよりだいぶ荒かったのです
が血液検査のみでレントゲンや超音波もしないまま、肺の検査もありませんでした。
入院10日目の朝、先生から肺炎を起こしてしまった、これまで免疫を抑える薬をあげてき
たから肺炎だけはなってほしくなかった、と。酸素室もある病院でしたがその話も出ません
でした。後々でネットで情報を見ていると出てくる病院100%で肺炎の治療に酸素室が出
てきます。薬も抗生剤、、、どうしてうちの子は酸素室に入れてもらえず治療もしてもらえ
ないまま、、、お腹を激しく上下に動かしてとても速い呼吸をしてとてもとても苦しそうで
した。
入院費用を支払いに行った時に酸素室の事は聞きました。大型犬も仕切りを外せば入れるけ
れど狭くてストレスになるだろうし、ボンベもたくさん使う、それに連れ帰ったその日に亡
くなったのなら酸素室に入っていても翌日には亡くなってましたよ、と。
何かとてもとても違う気がします。酸素室に入って呼吸が少しでも楽になるならその方が良
かったし、抗生剤が主な薬になるなら免疫を抑える治療をしてきていても何かしら治療する
方法があったのでは、と。
自宅で使えるレンタル酸素室も手配をしていました。連れ帰った翌々日に届くということで
した。それまで人間が使うスプレー缶の酸素を吸わせるのも良いかと、と業者さんからアド
バイスをもらいドラッグストアへ買いに行きました。それを鼻の近くでシューっとすると少
し楽になっている様子がありました。
酸素室に入っていても翌日には、、、と言った先生の言葉、当日の朝から、もしかしたらそ
れ以前から肺炎で呼吸があんな状態で、、、それで体力も消耗してその日の夕方に、ともど
うしても思ってしまいます。
私の経験を少しでも多くの方の参考になれば、と泣きながら入れています。
私はかかりつけ病院のみの診療にしていて夜間診療している病院も調べてはいたのにいざと
いう時連絡したり行ったりという頭になりませんでした。日頃からかかりつけと夜間診療も
している病院にカルテがあると良いと思います。片方がお休みの時、もう片方が開いている
出来る限り365日、様子がおかしいなと思った時に行ける様にしておかれるのが良いと思
います。
女性 のえる大大大好き
その日の夕方に愛犬が亡くなりました。(文字数が多くなり追記です)
様子がおかしいと思われた時、しばらく様子を見よう、病院に電話で聞いてみてから、、、
ではなく病院へ行かれた方が良いと思います。
私は先生の前に立つと萎縮してしまい色々聞いたり出来ませんでした。が、大事な家族、話
せない分も私達が代弁者、1番近くに居る家族としてちゃんと聞いたり相談したりしないと
いけないと思いました。
設備が整っていて患者さんが多い、待合室で飼い主さんと話していて評判が良い、などを決
め手としていました。が、そればかりではないと思いました。私の様に萎縮してしまい聞け
ない、言えない性格でも先生の方から専門用語でない親身さが伝わる様な話や対応があれば
また変わってくると思います。本当に相性はあると思います。
14歳3ヶ月、大型犬では天寿だよ、とも言われます。自宅で看取れたから良かったよ、と
も言われます。たしかにそうかもしれません。が、入院したら自宅に居るより犬が楽だと、
私自身も仕事で日中外出しているので安心していました。
肺炎、命に関わる程重篤ではなかったと言われました。が実際には亡くなりました。
今はまだ、入院する前、入院してから亡くなる時の辛そうな苦しそうな様子ばかりが出て
きます。私は何もしてあげれませんでした。
ですので、私の様にたくさんの後悔をして頂きたくないです。
少しでも気になる様子があったら病院へ、かかりつけの先生の診察、話や相性に疑問が生
じたら転院も考える、かかりつけと夜間診療の病院にカルテを作っておく、大事なことと
思い入れさせて頂きます。
皆々様の大事な家族が楽しい穏やかな日々を永く過ごせますようにお祈り致します。
30代 女性 L
診断結果『肥満』他の内臓などには異常はなく心臓も強いとの結果。
咳が出ていたので気管拡張のお薬をもらいました。
飲ませたのは夜10時頃…11時頃から呼吸が荒く呼吸困難に…私は夜仕事をしているので駆けつけられたのは2時頃…連絡がきてから2時間たっていました。
苦しかったのか歩き回り咳と呼吸をし水ばかり飲んでいました。
住んでいる場所には夜間やっている動物病院がなく、札幌の夜間動物病院に連絡…。
病院到着時は呼吸も落ち着いていたように見えましたが、診断結果は『肺炎』レントゲンをみたら白くなっていました。
機能しているのは今は40%ほどと言われました。
酸素室に入り熱もあったので点滴…3時から朝の7時半まで入院。
2日朝9時…地元の酸素室のある病院を探して移動時…簡易酸素移動。入院…8月4日亡くなりました。
何もかもが急すぎて現実を受け止められません。
こんなにも早く逝ってしまうなんて。
40代 女性 老犬、誤嚥?→肺炎→肺水腫 入院→翌朝心肺停止
一年前に肺水腫で命の危機を経験したこともあり、遠くの信頼できる先生のもとで月一回しっかりとした検査と数字を出して頂いておりました
それがたまたま、三日前の土曜日で、火曜日飼い主しか分からない程度の体調の変化に、重篤ではないので悩みましたが、近所の夜間に念の為連れて行き検査して頂くと、明らかにwbcの数値が三日前の189から396と異常な数値を示していました
勉強不足でそれが緊急入院しないといけない数値なのか私には知識がありませんでしたが、レントゲンをとって医者の説明と1週間預かって治療したいと言う言葉に、思いがけず愛犬がダメージを受けているのではないかと不安にかられ、一晩だけ預けて、明朝には信頼できる病院に連れて行こうと、寝たきりで自分では立つことも排尿することも水も飲めない老犬を、院長の夜間は無人になるが何度か人が、出入りするので様態はチェックできるの言葉を鵜呑みにし、そのリスクも深刻に考えず、病院に置いてきてしまいました
家に帰ってから、数人の知人が介護の必要な老犬が大丈夫なのか?と声をかけてくれ、考え直すチャンスがあったのにも関わらず、心配はするものの、深く考えず、急遽引き取りに病院におしかける行動も起こせませんでした
すぐ近くで愛犬が死ぬほど助けを求めていたのに…
9時頃病院から着信があり、様態急変で泡を吐いて心肺停止、今蘇生をしてるので早く来てくださいと連絡を頂きました
昨日まであんなに元気でカートでお散歩、公園で自立しておしっこもして、日曜のエコー検査では獣医のお墨付きも貰っていました
亡くなる兆候は見られず体力がありそうだったから獣医も1週間の入院を勧めたんだろうに、やはり夜中泣き続けて、心臓や肺が悪化したなと、長年飼ってきた飼い主として確信し後悔で急いで病院に向かいました
うちの子は私を思うあまり長生き頑張ってくれたように、19歳で心臓が再び復活するのは奇跡といわれれましたが、最後の別れをするべくこの世に舞い戻って、人工呼吸器をつけて蘇生して待っていてくれました
夕方まで人工呼吸器で延命し頑張ってくれましたが、夜間は人がいなくなって、ずっと呼吸器など医療機器を動かし続けられないことも告げられましたし、酸素ルームに入れれるだけとの説明に、家でも急遽酸素ルームをエクセルさんに持ってきてもらってスタンバっていたので、最悪看取るにしても愛犬が死ぬほど叫んで帰りたがっていた自宅に連れ帰ることに致しました
最後、人工呼吸器を外して抱いてあげることはできましたが、自宅の酸素ルームに入れるまでの間、酸素ボンベも貸してくれないと言うし、急いで平行にして気道を保ち、移動することに焦って気を取られ、愛犬とゆっくり目を合わせて会話などする間もなく、病院を後にしたタクシーの中で最後にキャンキャンと最後の苦しみを発し昇天致しました
勿論直ぐに戻った病院でその日2回目の蘇生をして頂きましたが、今度は帰ってくることはありませんでした
19年間も大切に育てて、誰よりも濃密な関係を終わりにするには、私が病院に連れて行ってしまったがために、寿命を縮めてしまったと、呆気ない別れに金曜日には骨となった我が子を抱いていました
最期に辛くて痛くて寂しい想いをさせてしまったことを心の底から日々後悔し、私の辛さは愛犬の無念…この辛さから逃げようなんて、愛犬が受けた苦しみを考えたらおこがましいと、獣医の説明にあった、誤嚥→肺炎→肺水腫の医療的な症例を検索していてこちらのサイトにたどり着きました
早めに病院に連れていけばという後悔の念をお持ちの方も沢山いらっしゃるようですが、私は病院に連れて行かなければ…
入院せず引き上げていれば…
と後悔しています
しかしながらこちらの皆さんの投稿を読んで、確かに急変も多く、似たようなケースを体験されている方もいるのだなと、少し気持ちが落ち着くところもあります
私が言えるのは、老犬の肺炎は何れにしても急変するリスクがあるので、入院するか、自宅で見守るか、看取ることも視野に入れて十分考えて頂きたいと言うことです
獣医さんがそのようなアドバイスをしてくださる方でしたら有り難いですが、残念ながら、ビジネスなので感情移入せず軽視されている獣医さんが居るのも事実です
理想の看取りは困難なことも知りました
40代 男性 レオ
3月21日夜いつも通りレオを連れて寝室へ
いつもの様に私らの布団を鼻で巣作り、今日はなかなか場所が決まらない様子、次の瞬間倒れ全身を硬直させ目を見開き吠えた!即座に様子がかなりおかしいと思いリビングへ、普通の病院はやってない時間、ネットで調べ電話するも留守番電話やら繋がらない唯一繋がった病院は先生が不在、
そこで夜間救急を紹介してもらい隣県まで高速をぶっ飛ばして迷いながらも診察、脾臓腫瘍からの出血レオはぐったり手術は出来るが時間が掛かるし夜間料金という事で次の日朝イチ地元のかかりつけ医へしかし即座に大きな病院を紹介され移動
すぐに対応処置入院!脾臓腫瘍摘出手術をしたいが血液数値が悪くて何も出来ない2日間、人工呼吸器で寝ているレオ、朝から病院から呼び出し妻と2人で話を聞き連れて帰る事も覚悟してくれとの事、頭が真っ白になりました、しかし手術もせずこのまま最後を迎える事に納得出来ず人工呼吸器を外し自発呼吸で数値が良くなる決断をした所
数値が良くなり無事手術は成功し約2週間で退院
入院中少し誤嚥性肺炎になったが徐々に良好へ
脾臓の腫瘍も血腫で癌性はない経過観察
本当に良かった、桜も見れて誕生日も迎えれて本当に良かった痩せ細った筋肉もリハビリをしてしっかり歩けるまで回復!
それから3ヶ月幸せな3ヶ月
ある日どうも息が荒く息苦しい様子暑いのかとクーラーを付けるがなかなか落ち着かない、夜に脾臓摘出で世話になった病院へ
診断が肺炎で即酸素室へ入院
しかし以前も誤嚥性肺炎になったがそこまで重く感じず先生が連れてきたレオの頭を撫でてすぐに帰って来いよと挨拶して帰宅
コロナの影響で重篤でない限り面会は控えて下さいとの事、逆に重篤ではないすぐに帰ってくると信じ数日、毎日様子を電話で聞いて退院はまだかまだかと期待するが血液数値も肺のレントゲンも良くなったり悪くなったりと一進一退の報告
1度良い傾向との連絡を受け喜びました
しかし次の日からまた悪くなる日々
次第に焦りを感じそろそろ強制に退院させ自宅療養の覚悟を病院に伝えようとした朝方8時に容態が急変、心肺停止の為蘇生術をするのですぐに病院へ来て下さいと!
向かう車の中で待って待ってと願う❗
手術室で懸命な心臓マッサージが行われ私もレオの頭や体を揺する揺する
そんな突然!待って!レオ行かないで!
その思い虚しくレオは帰って来ませんでした
本当に皆さんのコメントにあるように肺炎は急変します❗老犬で3ヶ月前には脾臓摘出手術もして
かなり体力が筋肉が落ちていましたので
もう堪えれなかったのでしよう
後悔はもっと早く事の重大さを察知し病院より長年住んだみんながいる家で最後を見届けたかったです
1度面会に行けた時、私が挨拶して帰る間際
レオが3回も吠えたのです
それは後で考えればパパ連れて帰って!って言ってたと感じました
みなさんも入院日数、今後どのような投薬スケジュールなのかをしっかり先生に聞いて愛犬がどのような形で最後を迎えるかを考えて下さい
家族が見届ける中が良いですよね
レオくん 16歳と2ヶ月
30代 男性 たこ
原因はカビによる肺炎の可能性が高いと言われました。詳しい原因はわかっていません。
トリミングに行ってから元気がなかったのですが、トリミングに行った後はいつも疲れて元気がないので、
いつも通りだと思っていました。
しかし、3日目も元気がないので、おかしいなと思い翌日病院へ連れて行きましたが、
掛かり付けが休診だったので、自宅へ戻り1-2時間様子を見て、会社へ出勤しました。
その日の夜帰宅すると、呼吸がおかしくゼーゼーしているので、夜間病院へ行き酸素室へ入りました。
最初は肺高血圧ではないかと言われ、すぐに酸素室へ入り、朝9時になり、昼間の病院へ転院しました。
転院する際も酸素ボンベがないと危ない状態でした。
朝9時に預けて、その日の15時頃に容態が悪化して、自力呼吸が出来ない状態になり、筋弛緩薬?で眠らせて、人口呼吸を開始致しました。
その日は帰宅しましたが、朝6時頃に人工呼吸でもいよいよ危ない状態になりましたので、急いで病院へ行きました。
人工呼吸で酸素を100パーセント入れても危ない状態とのことで、昼12時を目処に安楽死も考えて方がよいと言われ、涙が止まりませんでした。
聞こえてるかもわからない応援を昼12時までして、その間に酸素量を減らして呼吸が出来ているのかや血液の酸素数を見てもらっていましたが改善されず、いよいよ安楽死を覚悟しないといけない時間になりました。
心臓はばくばく動いており、まる子は生きたいと言っているのに安楽死の決断をしないといけないのが、
つらく、安楽死をさせてあげてくださいという言葉がなかなか出てこないまま、20分ほど経ちました。
しかし、寝ているとはいえ、辛い状態なのだと理解し安楽死をお願いし、その準備をしている中、筋弛緩薬?が溶けて目が覚めました。
一生懸命自力呼吸をしている姿を見て、先生が一か八か自力呼吸をさせてみるかと言われお願いをしました。
もしかしたら、苦しみながら死ぬ可能性もありますが、また一緒に散歩をしたい、もっと可愛がってやればよかったという後悔もあるので、お願いをしてしまいました。
それから2日が経ちます。
今は酸素室でなんとか自力呼吸をしており、毎日面会していますが、表情も良くなり、水も飲むようになりました。ごはんはまだ食べないのですが。。
まだ容態は急変するかもしれないですし、安心は全く出来ないですが、今自分が出来ることは面会で励ましてやることだと思ってます。
面会すると興奮するし、あまり良くない可能性もあるので迷いましたが、人が好きなまる子なので健康になるために頑張ってくれると思い、毎日面会をしております。会社の協力も本当にありがたいです。
長々となりましたが、皆さんのコメントをみると自分と同じような状況の方がいましたので、
少しでも参考になればと思い投稿しました。
がんばれまる子。また一緒に散歩しよう。