愛犬のドッグフードの適量を正しく知ろう!

【獣医師監修】愛犬のドッグフードの適量を正しく知ろう!

愛犬が毎日食べるドッグフード。パッケージに書かれている通りに与えているけれど、これは本当に適量なのかな?と思ったことはありませんか?給餌量をしっかり見直すことは思っている以上に大切なことです。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

ドッグフードの適量ってどれくらい?

ドッグフードを食べるラブラドールレトリバー

犬たちの毎日の食事の圧倒的多数を占めるのは、市販のドッグフードでしょう。手軽に栄養バランスが整った食事が用意できるので、ドッグフードをパッケージの指示通りに食べさせていれば、安心と考えるのは自然なことです。

けれども日本で飼われている犬の約3分の1は、適正体重をオーバーして、肥満と呼べる状態だと言われています。統計によっては、約半数が適正体重を超過しているという説さえあります。

私たちは、自分の愛犬に必要なカロリーの量を正確に知っているでしょうか?フードのパッケージに表示されている給餌量を、機械的に与えてはいないでしょうか?愛犬の健康のために、一度きっちりとフードの給餌量を見直してみることをお勧めします。

まずはかかりつけの獣医さんに相談を

獣医師から診察を受ける白い犬

適正な給餌量を知るためには、現在の犬の状態を正確に知ることが必要です。かかりつけの動物病院で健康診断を受け獣医さんに相談するため、きっちり準備をしていきましょう。

愛犬が毎日、「何を、いつ、どのくらいの量」食べているかを記録して持参します。食べ物だけでなく運動量についても、「どんな運動を、いつ、どのくらいの量」行っているかも記録して伝えます。

獣医さんに叱られるのではないかと、ドッグフード以外のおやつや人間の食べ物のお裾分けをしていることを隠しては意味がないので、どんなことも正直に記録します。

これらの記録を持って病院で健康診断を受け、獣医さんに相談した上で、ドッグフードの給餌量、おやつを与えた場合の調整の仕方などについて正確に決めましょう。

こうして犬にとって適切なフードの量がわかっても、その数字はずっと同じではありません。ライフステージが変われば適切なフードの量も変わりますから、この獣医さんとの共同作業は毎年の健康診断の恒例行事にしましょう。

正確な量を給餌することとプラスアルファ

ドッグフードと計量カップとメジャー

こうして犬にとっての適切な量が分かったら、それを正確に計量することも大切です。フードのパッケージには、「○kgの犬には○g」というふうに、重量で表示されているので、まずは正確にスケールで計量します。

毎日スケールを使うのは面倒な場合には、スケールで測ったフードを計量カップに移し、どの目盛りが正確な量かを把握しておけば便利です。

けれど、計量カップは毎日使っているうちについつい目分量になりがちなので、たまに計量カップで量ったものを、スケールで確認してみることも大切です。

犬がおやつから摂取するカロリーは、1日に必要なカロリーの10%以内に保ちます。トレーニングの報酬として食べ物をたくさん使う必要があるときには、食事のために計量したフードの中から報酬用の食べ物を取り分けると簡単です。

こうして犬が食べる量を正確に管理していると、同じ量を食べているのに体重が増えたり減ったりする場合があることに気づくかもしれません。暑い時期や寒い時期は、家の内外の温度差を体が調整するためにカロリーが消費されて、同じ量だけ食べていても痩せてしまうという犬もいます。

また、気候の厳しい時期には外で運動する機会が減るので、同じ量を食べていると太ってしまうという犬もいます。その場合には食べさせる量を調整することが必要です。こういう変化に気づくためにも、適切な給餌量を正確に与えることが大切です。

まとめ

体重計に乗ったチワワ

毎日愛犬に食べさせているドッグフード、一度きっちりと本当の適正量を確認することをお勧めしました。

「パッケージの表示の通りに食べさせているのに、うちの犬は太り気味で困る」という人の中には、完全な成犬になっても成長期の給餌量を与え続けている例も少なくないそうです。

それでは、30代になっても食べ盛りの中学生の頃と同じ量を食べているようなもので、太ってしまうのも当然ですね。

また、冗談みたいですがフードのパッケージの表示を誤解してしまう人も決して少なくないそうです。
給餌量の表示は1日に与える量が示されていますが、これを1回分と誤解してしまい、1日2回の給餌ならば本来の2倍の量を食べさせてしまう例です。

体重超過は様々な形で犬の健康を害してしまいます。
基本に立ち返って、愛犬にとっての本当の適切な給餌量を知ることの大切さを考えてみました。

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