ペットロスの人に言ってはいけない言葉4つ

ペットロスの人に言ってはいけない言葉4つ

ペットロスとは、ペットを失うこと自体や、ペットを失うことによる飼い主の喪失感や悲しみのことを指します。もし身近にペットロスで悲しむ人がいたら、何か元気づけるような言葉をかけてあげたくなるでしょう。しかしかける言葉を選ばないと、かえって相手を傷つけてしまったり、悲しみを深めてしまうことになりかねません。この記事では、ペットロスの人に言ってはいけない言葉についてご紹介します。

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あなたはペットロスの人にどのような言葉をかけますか?

悲しむにくれる女性

愛犬とは、飼い主にとって大切な家族です。
その大切な家族である愛犬を亡くしたときの喪失感や悲しみは深く、飼い主さんの中にはなかなかペットロスから立ち直れない人もいます。
もしあなたの身近に大切な愛犬を失い、ペットロスで悲しんでいる人がいたら、あなたはどのような言葉をかけますか?

きっと、相手を励ましたり、元気づけてあげられるような言葉をかけたりしたくなるでしょう。
しかし、思いついた言葉をそのまま口にするのはNGです。
きちんと言葉を選ばないと、深い悲しみに打ちひしがれている相手の心をさらに傷つけてしまうことになりかねません。
では、ペットロスの人に言葉をかけるとき、どのような言葉に気をつけるべきなのでしょうか?
ペットロスの人に言ってはいけない言葉をご紹介していきたいと思います。

ペットロスの人に言ってはいけない言葉①○○してあげたらよかったのに

水分補給をする老犬

これは、ペットロスに陥っている人の傷口に塩を塗るような言葉です。
大切な愛犬を亡くした飼い主さんの多くが、愛犬の死に対し後悔や自責の念を感じています。
その人なりに精いっぱい愛犬の看病や介護をしていたとしても、「あのとき、ああしてあげていれば、もっと長く生きられたかも…」などと考えてしまうのです。

それなのに、追い打ちをかけるように「○○してあげたらよかったのに」と言われたらどうでしょうか?とても深く傷つき、後悔や自責の念が一層深まってしまうかもしれません。
このような言葉は、最も避けるべきです。
例えば、「あなたに最期まで大切にされて、きっと幸せだったと思うよ」といった、看病や介護を精いっぱい頑張った飼い主さんのことを認め、労うような言葉をかけてあげるといいでしょう。

ペットロスの人に言ってはいけない言葉②新しい犬を飼えばいいじゃない

こちらを見上げる柴犬の子犬

新しい犬を迎えることで、ペットロスを乗り越えられることもあります。
しかし、安易に「新しい犬を飼えばいいじゃない」といった言葉をかけるのはよくありません。
新しい犬を迎え入れられるようになるタイミングは、人それぞれだからです。

亡くなった愛犬の死の悲しみからまだ立ち直れていないときに、「新しい犬を飼えばいいじゃない」と言われると、「私にはあの子しかいないのに、どうしてそんなことを言うの?」と、心を閉ざしてしまう場合があります。

ペットロスの人に言ってはいけない言葉③そんなに泣いていると、安心して成仏できないよ

涙を流す女性

最愛の愛犬を失い、泣き続けている飼い主さんを見るのはつらいもの。
早く立ち直ってほしくて、「そんなに泣いていると、あの子が安心して成仏できないよ」といった言葉をかけたくなります。
しかしこの言葉は、泣くことに罪悪感を抱かせます。
その結果、泣くまいと無理やり涙を封印し、いつまでも悲しみを引きずることになるかもしれません。
思いっきり泣いて悲しみに浸ることも、ペットロスを乗り越えるための大切なプロセスです。
とことん泣くことで、気持ちの整理がつくこともあります。
ですから、ペットロスで悲しんでいる人には、「思いっきり泣いていいんだよ」と言って、そっと心に寄り添ってあげましょう。

ペットロスの人に言ってはいけない言葉④犬が亡くなったくらいで

落ち込んで悩む女性

犬を飼った経験のある人の中に、この言葉を口にする人はいないと思いますが、犬を飼った経験がない人の中には、「犬が亡くなったくらいで」と言ってしまう人がいるかもしれません。
単にペットロスに陥る人の気持ちが理解できずにそう言ってしまう人もいれば、「そんなに落ち込まないで」という意味で言う人もいるでしょう。

いずれにしても、ペットロスの人は「犬が亡くなったくらいで」と言われると、自分の悲しみは周りの人に理解してもらえないのだと感じ、悲しみをさらに深めてしまう可能性があります。
ペットロスの人に必要なのは、自分の気持ちを理解し共感してくれる相手です。
その逆をいくような言葉は避けましょう。

まとめ

人に慰められている女性

身近な人がペットロスに陥り、悲しみに打ち沈んでいる姿を見ると、早く立ち直って元気になってほしいと思うでしょう。
そんなとき、相手を励ましたり元気づけるような言葉をかけてあげたりしたくなりますが、ペットロスに陥っている人の心は繊細で、傷つきやすいです。
ですから、不用意な言葉で相手を傷つけないように、言葉選びには十分注意しなくてはいけません。
ご紹介したような言葉で相手を傷つけたり、悲しみを深めてしまったりしないようにしましょう。

ペットロスの人に言葉をかけるときは、相手の気持ちをよく考えて言葉を選ぶことが大切です。
しかし言葉選びに自信がないのなら、無理に言葉はかけずに、ただそばにいてあげるという選択肢もあります。
それだけで相手は気が紛れたり、安心感を得たりすることができるでしょう。

もし相手が亡くなった愛犬の話をし始めたら聞き役に徹し、しっかりと悲しみを吐き出させてあげてくださいね。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    男性 経験者

    かけてはいけない言葉ではないですが
    愛犬を亡くし立ち上がれず 毎日涙が止まりませんでした どこに行くのも連れて行き 子供の様に接していました 昨日の夜は元気が良かったのに 私の不始末で殺してしまいました....
    いつもの様に涙が止まらなかった時
    ふと 足音 匂い オモチャが転がり
    近くにいる気配でした。
    その場は余計に涙が溢れましたが
    亡くなった事をいつまでも 考えたら
    この子が悲しむと思い 涙をこらえ
    心の中でいつもの一緒だと思い
    悲しみを抑えました 無くなると悲しみ
    どうして良いかわかりませんが 愛犬を
    思うなら悲しまず心で一緒だと思って下さい。悲しみ続けると愛犬が寂しがりますよ
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