数十年前の犬と現代に生きる犬の大きく変わった3つのこと

数十年前の犬と現代に生きる犬の大きく変わった3つのこと

家族の一員として可愛がり、大切に育てられている現代の犬。ペット市場もうなぎ登りですが、数十年前と現代は、何が大きく変わったのでしょうか?

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大きく変わったこと①寿命

飼い主に撫でられている老犬

犬の平均寿命が、大きく変化していることをご存じですか?一般社団法人ペットフード協会が発表した、「犬・猫の平均寿命」のうち、犬に着目してみると、昭和58年が7.5歳に対し、平成29年が14.19歳と、約2倍となっています。

ここまで寿命が伸びたのは、獣医療の発展や栄養を考えられたペットフードの改良、ペットのことを考えられた住居の発展、ワクチンの普及、ペット保険の登場により、犬の健康に対する意識の向上など、様々な要因が大きく関係していると考えられています。

大きく変わったこと②殺処分の数

飼い主に抱っこされている犬

大きく変わったことといえば、犬の殺処分の数も大きく減少しています。環境省が発表した「全国の犬・猫の殺処分の推移」のうち、犬に着目してみると、

  • 昭和49年:約1,159,000頭
  • 平成元年:約687,000頭
  • 平成10年:約335,000頭
  • 平成20年:約82,000頭
  • 平成28年:約10,000頭

(参考:http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html

となっています。

約40年前と比較すると、殺処分の数が減少しているのは歴然ですね。

しかし、数字だけ見ると「すごく減っている!」と感動してしまいそうですが、今もなお約1万匹の犬が殺処分されているのが現状です。

しかも、それは飼い主さん自ら保健所に連れてくる場合があり、例えば、「引っ越すから」「しつけを覚えないから」「成長して見た目が変わって可愛くなくなったから」など、耳を疑うような身勝手な理由なのです。

また、「家から飛び出して迷子になった」「逃げだしたまま帰ってこない」などで迷い犬となってしまった犬が、保健所に預けられるケースも多いそうです。

犬を預かる責任や命の重さを改めて考えて、殺処分の現状について真剣に取り組むことで、もっともっと減少することはできるのではないでしょうか。

大きく変わったこと③犬への関心度合い

愛犬に対する飼い主さんの関心度合いも、数十年前と大きく変化しています。

例えば、数十年前は散歩だけで済ませていた運動も、今や犬用のプールやジム、ランニングマシン、バランスボール、泳ぎ方教室など、犬専用の施設が増加しています。

また、人間と同じように犬の幼稚園に通ったり、アロママッサージをしてストレス解消をしたり、食事や排泄の介助をしてくれる老犬ホームも増加傾向にあります。

トリミングサロンにて、キレイにしてもらったり、洋服やリボンを付けたりしている犬も珍しくありません。

こうした、愛犬に対する愛情がゆえの「犬にかける費用」も大きく変化しています。

アニコム損害保険株式会社は、食事や治療費、シャンプーなどのトリミング、洋服、ペットホテル、しつけ・トレーニング、ドッグラン使用など「ペットにかける年間支出調査」を発表しました。

犬に着目してみると、

  • 平成20年:206,416円
  • 平成28年:337,191円
  • 平成29年:445,993円

となっています。

この約10年の間でも、犬種や性格、体の大きさなどによってかける費用の傾向は変わりますが、約2倍の費用の差があります。

食に対する配慮や、健康問題、しつけ、洋服やリボンなどで可愛くしたいなどの飼い主さんの関心の高さがあらわれています。

まとめ

草原で一緒に座る少年と犬

数十年前と現代を比べて、大きく変わったことが3つありました。しかし、昔も今も変わらないことは1つ、「人間とともに生きていること」。

人間とともに狩りをしていた昔と、家族の一員として共生している今。形は違えど、私たち人間に命の大切さ、生きることの楽しさ、苦しさ、嬉しさなどたくさんのことを教えてくれる、素晴らしい存在には変わりありません。

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