仔犬がかかりやすい低血糖!対策グッズと体重管理法

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仔犬がかかりやすい低血糖!対策グッズと体重管理法

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小型犬の仔犬を飼い始めた方は、特に気を付けた方が良い「低血糖症」について説明します。対策グッズを利用して食事回数を増やしたり、体重を管理することで体力をつけるようにしましょう。

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

チワワ

小型犬、特にチワワやヨークシャテリア、トイプードル等を生後2ヵ月くらいでお迎えした場合、その体重は500~600gと非常に小さいものです。

このような小型犬の子犬で注意しなくてはならないのが、低血糖症です。

犬の低血糖症とは

小型犬を飼う時、多くの方が「低血糖症」の説明を受けると思います。

過度の運動や、体力低下により、低血糖症は血液中の糖分の濃度が著しく低下することにより、体がぐったりとしたり、痙攣を起こしたり、下半身に麻痺(立てない状態)が見られるなどの症状を起こしたりします。

そしてこの症状が子犬に起こった場合、時には死に至らしめてしまうほど、気をつけなくてはいけない症状です。

低血糖症になりやすい犬の特徴は、「食の細い子」「小型犬の子犬」で、睡眠後、食べ物を長時間食べていない朝方や、散歩や遊ばせた後など、運動をさせすぎた時に起きやすい傾向にあります。

犬の低血糖対策

低血糖症は「空腹時」に起こりやすいため、もし食べる量は少ないけれど、食欲のある子の場合は、食事の回数を増やすようにしましょう。

ちなみに、普通は朝・昼・晩の3回の回数だと思いますが、筆者の場合は5回に分けて食事を与えていました。

空腹時間(血糖値が低くなる時間)を作らないのが、ポイントです。

本当は一日中一緒にいる方が良いのですが、仕事でどうしても子犬を見られない時は、置き餌で対処して下さい。

食事に対して興味を持たない子の場合は工夫が必要になります。

まず子犬の場合はフードをふやかして与えると思いますが、この時に水ではなくお湯でふやかします。

ドッグフードは温めると匂いが強くなるので、この匂いによって食欲を出させるのです。

それでも食べない子の場合、筆者は↓の【森乳サンワールドワンラックプレミアムドッグミルク】の粉ミルクを上にかけていました。

森乳サンワールドワンラックプレミアムドッグミルク

この粉ミルクは、ぬるま湯に溶かし、全く食べない子の強制食事にもできるので、お勧めです。

愛犬が低血糖症になったら

応急対策としてとりあえず糖分を与えます。できればブドウ糖のほうが吸収が早いので、ブドウ糖を準備しておくとよいでしょう。最近はスーパーの飴などのコーナーにあります。

砂糖水は水8:砂糖2(例:水80gに砂糖20gを溶かす)の割合にしたものを作ります。

↓の【森乳ワンラック注入器】のような注入器があると、強制食事にも使えますし便利です。

森乳ワンラック注入器

糖分を与えると暫くして回復しますが、これはあくまでも応急処置なので、一応病院で見てもらうことをお勧めします。

最後に

生後三ヶ月くらいまでの子犬の場合、とにかく体力をしっかりと付けることが大切です。

わかりやすくするために、毎日体重を測ることをお勧めします。

そして前日よりも体重が減らないように気を付ける必要があります。

体重が増えなくても、減っていなければいいのです。

筆者は更に↓のように一週間ごとで表にまとめています。

体重表

成長記録にもなっているので、思い出にもなります。

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犬の病気大辞典!知っておきたい基礎知識

ユーザーのコメント

  • 30代 女性 aoi

    砂糖水が懐かしいです。低血糖ではありませんでしたが、生後3ヶ月までは、砂糖水を毎日飲ませるように指示があったので、飲ませていました。ヨチヨチ歩きながら、美味しそうに砂糖水を飲んでいた愛犬の姿が今では懐かしい思い出です。
  • 30代 女性 レイマリ

    うちの子は小型犬ではないのですが、小さい赤ちゃんの時にお迎えしたので、本当ならもっと気をつけてあげなければいけなかったのでしょうか。何事もなくて、よかった。それから、その注入器、とても便利そうですね。うちでも使ってみたいと思います。
  • 40代 女性 うずりん

    我が家のわんちゃんも小型犬で子犬の頃はとにかく食が細く、低血糖対策が大変でした。
    まずはご飯に興味を持ってもらおうと数種類用意し食事ごとに味を変えて飽きさせないようにしたり、少しずつ出して食べれるようにして徐々に増やしていったりなど本当に地道に作業です。
    ですが、わんちゃんに合わせてゆっくりと対策を取ることが大切です。幸い我が家のわんちゃんはわりと早めに普通のわんちゃん並になりましたので安心しました。
  • 20代 女性 ミチル

    人間は糖尿病になると症状が悪くなると低血糖になります。しかし、子犬は糖尿病でもないのに低血糖になる場合があるなんてびっくりです。子犬から飼う時は、この事も踏まえて良く考えてから飼うのが大切だと思います。
  • 30代 女性 ヒダカ

    最悪死に至るほど深刻なようには今まで思わず、自分の認識の甘さを実感しました。幸い実際に症状に出くわす事は今までにありませんでしたが、十分な注意が必要です。パピー期は特に飼い主さんの目の届くようにしておく必要があります。
  • 女性 aoi

    小型犬は必要なエネルギーを貯蓄できる量が少ないことから低血糖に陥りやすいです。子犬はグルコースを補う肝臓機能が成長途中なため、低血糖になりやすいので、常に高カロリーなものを用意していました。
    砂糖を多めに溶かして与える方法もありますが、これは何も用意がない時の応急処置にした方がいいです。
    緊急用に普段冷蔵庫に常備しておくなら、チューブの練乳がいいと聞きました。吸収も早く嗜好性が高いので子犬でも喜んで舐めてくれるから、とのことです。
    予防とするなら、ホームセンターやペットショップ等にも置いてあるニュートリスタッドを適宜舐めさせておく方法もあります。愛犬を子犬で迎えた際、毎日数回舐めさせるようにとスタッフさんに渡されたことがあります。当時は栄養だから?と思っていましたが、低血糖予防だと気が付きました。

    愛犬が急性膵炎から糖尿病を併発してしまい、インスリン治療をするにあたり低血糖の問題を指摘された時も注意していました。この時は貧血もあったので、フジタ製薬の犬用ニュートリカルで対処しました。こちらは好みがわかれますが、とても栄養価が高く吸収も早いです。高齢犬にもとても効果があるので、量を見て与えるといいと思います。

    高血糖よりも低血糖の方が命に係わるのでよく注意してみてあげてください。
  • 女性 カカオ

    低血糖症はチワワやとても小さい犬種の病気かと思っていましたが、子犬のころはどの子にも可能性があったのですね。うちは小型犬ですが2ヶ月少しで飼い始めたので、家に来たときは体重もとても少なかった気がします。性格もあるのかきてすぐにおうちにも慣れてくれて遊び大好きのやんちゃな子でした。遊ぶ時間などは飼いはじめる時にペットショップの方がいろいろと教えてくれていたのである程度たったら休憩がてらマッサージタイムに切り替えていました。幸いにも食事もよくとってくれて低血糖症は大丈夫でしたが今後のためにもしっかりと覚えておきます。注入器もこちらの記事で初めてしりましたが、病気のときやお薬にも使えそうですね。今は元気な成犬ですが、老後のためにも覚えておこうと思います。
  • 女性 コロ

    子犬は食べることよりも遊ぶことに夢中になってしまいがちですよね。
    ただでさえ成長するためにエネルギーを必要としているのに、遊び回ってはそれも枯渇してしまいます。うちでは定期的に練乳を舐めさせていました。
    子犬のうちは警戒して、練乳やガムシロップを用意しておくといいと思います。
  • 20代 女性 ゆず

    ドックフードを温めて与えるのは私もよくやっていました。
    うちの子は低血糖ではなかったので食事の回数に気を配る必要はありませんでしたが、幼い頃はあまり食事をしたがらない子だったのでお湯でふやかして与えていました。
    電子レンジでチンするのが一番簡単ですが、温めすぎると火傷してしまったり、ドックフードの栄養素が損なわれてしまうというデメリットもあるのでやり過ぎないように注意が必要ですね。人肌程度が理想だと思います。
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愛犬が低血糖になってしまった経験のある飼い主さんに質問です

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