シェルターで「誰の目にも見えていない透明な犬」と呼ばれた犬とは…

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シェルターで「誰の目にも見えていない透明な犬」と呼ばれた犬とは…

透明人間は誰の目にも見えません。その犬もきっと誰の目にも見えていない透明な犬なのでしょう…だって、誰からも1年以上も声がかからなかったのですから。

誰の目にも見えていない犬「マイキー」

「私は彼を”誰の目にも見えていない透明な犬”と呼んでいます。」

とボランティアスタッフのバーバラさんは、言いました。

それは、米国のニューヨーク州ロングアイランドにある『タウン・オブ・ハンプステッド・アニマルシェルター』に収容されている推定年齢4歳の保護犬、”マイキー”のことです。

「だって、マイキーのことは、誰も興味を持ったことがないんですよ。マイキーに関して興味を示した人は1年以上もの長い間1人も現れませんでした。」

犬の影

収容

マイキーは妹と思われる犬と一緒に彷徨い続け野犬生活を送ってました。

ある日、2匹は一緒に捕獲され、同シェルターに収容されました。

妹の方は、マイキーより体がずっと小さかったためか、すぐに里親が見つかりました。

でも、マイキーは、シェルターに収容されたことで完全に心を閉ざしてしまったそうです。

ショックが大きすぎて

どんな犬でもいきなりアニマルシェルターに収容されてしまったら、物凄いストレスが襲ってきます。

マイキーも、突然捕まえられて、シェルターに収容されてしまったことがとてもショックだったようです。

「収容された当時は、彼は本当に悲惨な状態でした。1日中とにかく寝て過ごしていました。そして”目が覚めたら、以前の放浪生活にもしかしたら戻っているかもしれない”と考えていたのかもしれません…」

とバーバラさん。

枯れ葉の中の犬

忘れられない日

マイキーはとても長い間、心を閉ざしたままでした。

スタッフの手からマイキーがおやつを食べるようになるまでには、とても長い時間がかかりました。

初めてマイキーが手からおやつを食べた日のことは、バーバラさんにとって、けして忘れられない記憶となりました。

その時、マイキーは初めてバーバラさんと目を合わせてくれたそうです。

「嬉しすぎて、私の心臓の鼓動がとても早くなったのがよく判りました!」

心を開いたマイキー

その日以来、マイキーはバーバラさんに対してとてもフレンドリーな犬に変身しました。

バーバラさんがシェルターに出勤し、彼女の声が聞こえてくると、マイキーは嬉しくて吠え、彼女を呼び、彼女にキスをし、彼女に無防備な恰好で撫でられることが彼の喜びとなったのです。

お腹をなでられるマイキーの動画▼

MIKEY WAS ADOPTED LAST SUMMER! Thanks for your shares! Mikey got some belly rubbing love today! Come meet Mikey at the TOH Animal Shelter!

Magical Mikey Helping His Shelter Friendsさんの投稿 2016年6月4日(土)

本当の意味での試練

しかし、マイキーのシェルターでの試練がそれで終了したわけではありませんでした。

シェルターにいるマイキーにとって本当の意味での試練は、誰一人、マイキーに対して里親として興味を示さなかったということでした。

シェルターに収容された犬にとっての最終的な目標は、永遠の家族と永遠の家を見つけることです。

実に1年以上もマイキーには、誰一人興味を示さなかったのです。

マイキーにはもう一生里親は現れないかもしれない…バーバラさんもそして他の経験豊富なスタッフも皆不安にかられ始めました。

これは、シェルターで働くスタッフとして、一番恐れている事です。
マイキーに対して、スタッフ全員がその不安にかられていたのです。

ストレス

どんなにバーバラさんになついていても、やはり長期間のシェルター生活は、マイキーにとって大変ストレスになっていました。

やがてマイキーはとても悲しい目をするようになりました。そしてストレスから息遣いは常に荒くなっていました。

スタッフたちは、いつかマイキーが息をしなくなるんではないかと心配になるほど、マイキーにかかっているストレスは日に日に強くなっていったのです。

元飼い犬

マイキーは、かつて誰かに飼われていた犬だと思われます。
マイキーは妹と一緒に誰かに捨てしまった犬であることはたぶん間違いないそうです。

「でも、誰もマイキーのことを迎えにはきませんでした。」

とバーバラさん。

動画▼

Check out MIKEY enjoying water--a drink from his bowl, a splash in the pool....would you like Mikey to be yours? He is available for adoption at the Town of Hempstead Animal Shelter in Wantagh, LI, NY. Please call 516-785-5220 or check out his FB page at https://www.facebook.com/mikeytohas/

Magical Mikey Helping His Shelter Friendsさんの投稿 2016年7月1日(金)

無償の愛

長い間、誰にも見えることがなかった犬…

その犬を見つけるのは、もしかしたら難しいかもしれませんが…

彼が無償の愛を忘れることはありません…

もし、マイキーに彼のことを呼んでくれる家族が見つかったとしたら、マイキーの愛情を込めたキスをうけ、ちぎれんばかりにしっぽを振って喜びで迎えられ、お腹を見せて親愛の情を毎日伝えてもらえることでしょう。

呼びかけ

スタッフたちは、SNSを使ってマイキーが里親を待ち望んでいることを、何度も何度も呼びかけました。

そして、こう呼びかけたのです。

「どうかマイキーの家を見つけるのを手伝ってください。彼はシェルターに収容されてもう1年以上誰にも興味を示されていません。それはまるで彼のことが誰からも見えていないような感じです。だからマイキーをみんなで見えるようにしてほしいのです。どうか手伝ってください。マイキーのページにイイね!とシェアをお願いします!」

すると、だんだん協力してくれる人たちが増えてきました。

やがて、マイキーは、たくさんの人達からシェアされることとなりました。

里親

その結果…

とうとうマイキーにも優しい里親さんが見つかったのです!

見て下さい!里親さんと一緒にいるマイキーのこのとびっきりの笑顔を!!

マイキーの奇跡

1年以上もずっと里親さんが現れなかったマイキーにも、ついに里親さんが現れました。
みんながシェアしてくれたおかげです。

マイキーのことは、シェルターの犬たちにとって、希望の光となりました。

どんなに注目されない犬でも、いつかきっと運命の家族との出会いはやってくる…

それは、シェルターのスタッフたちにとっても教訓となったのです。

誰からも注目されない犬でも、シェルターのスタッフが積極的に焦点を当てることで、それはやがてたくさんの人達の共感を呼び、奇跡は必ず起きるもの…

そして、マイキーは、同シェルターの象徴犬となりました。

タウン・オブ・ハンプステッド・アニマルシェルターのフェイスブックページ:https://www.facebook.com/mikeytohas/

最後に

現在は、SNSでの保護犬、保護猫の里親探しが頻繁に行われるようになりました。

それによって弊害ももちろんあるとは思いますが、弊害の数を上回るほど、幸せを掴む子たちがいるのも事実です。

たくさんの人達がマイキーの里親探しをシェアしてくれたおかげで、マイキーは里親宅で今、とても幸せに暮らしています。

《出典元》
https://doggiescare.com/not-person-asked-heartbroken-shelter-dog/

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