犬に怒鳴るのはNG!叱ることとの違いと3つのデメリット

犬に怒鳴るのはNG!叱ることとの違いと3つのデメリット

あなたは愛犬に「イケナイ」ということを伝えるとき、どうやって伝えますか?この記事では、「犬に怒鳴るのはNG!叱ることとの違いと3つのデメリット」をテーマに、叱ることと怒鳴ることの違いを挙げ、3つのデメリットをご紹介します。是非チェックしてみてください!

お気に入り登録

怒鳴ることと叱ることの違い

怒鳴る男性

犬をしつけるときに、こちらの言いたいことを的確に伝えることは大切ですよね。その中でも混同しやすいこととして、「怒鳴る」と「叱る」ことの違いを今回はお伝えしたいと思います。

怒鳴ることとは

怒鳴ることとは、飼い主さんの感情にまかせて、大きな声で怒ることです。人間が怒鳴ると、犬は必要以上に驚いたり怖かったりして、「いきなり大きな声を出して怖いなぁ・・・」というように伝わります。これでは本来のしつけの目的が果たせていませんよね。

叱ることとは

叱ることは、犬に「今ダメなことをしたのかな?」と分かってもらうように伝えることです。例としては、犬がイケナイことをしたと同時や直後に、「ダメ」や「ノー」「イケナイ」などの短い言葉に怒りを込めて、なるべく低いトーンで伝えます。

これらの違いをよく理解していただいて、愛犬や周りのワンちゃんたちに接していただければ良いなと思います。

では、続いては「怒鳴ることのデメリット」の主なものを3つご紹介します。

怒鳴ることのデメリット1:飼い主さんを嫌いになる

旅行かばんに入るパグ

怒鳴ることを習慣的にやってしまうと、犬は飼い主さんのことを「この人はいつも怖がらせてくるしヤダなあ」という思考回路ができあがります。自分を攻撃したり嫌がらせしたりする相手を好きになりませんよね。飼い主さんはしつけや意思表示のつもりでやっていても、愛犬には伝わっていません。ただただ怖い人と思われて、愛犬に嫌われてしまっては悲しいですよね。

怒鳴ることのデメリット2:犬がストレスを受ける

うなだれる大型犬

怒鳴られると犬はビックリします。そして、どうして怒られているのかも分からず混乱してしまいます。このようなことが続けば、嫌なことが繰り返し行われることとなりストレスになります。

一緒に生活していく上で、「叱る」ことは必要になりますが、「怒鳴る」ことが必要になることはありません。叱ると怒鳴るを混同していれば、犬にパワハラで訴えられる日が来るかもしれない・・・!?

怒鳴ることのデメリット3:問題行動が悪化する

ソファーを破壊したコリー

デメリット2でもお伝えしたように、怒鳴られるとストレスが溜まります。ストレスが溜まれば、犬はそれを発散するためにさまざな行動をします。それが私たち人間には問題行動として受け取られてしまいます。

たとえば、「吠える」ことに対して飼い主さんが怒鳴ってしまっていた場合、吠える→怒鳴られる→ストレス→さらに吠える、といった悪循環になってしまうことが多いです。

おわりに

トレーニング中のボクサー犬

いかがでしたでしょうか。

愛犬が悪さをしたり、なかなか上手くトレーニングができなかったりすると、私たち人間はつい感情的になって怒ってしまうことってありますよね。

しつけというものは、人間と共存するためのルールを犬に覚えてもらうことです。決して怒鳴って恐怖心から従わせようとするのではなく、犬が理解しやすいように伝えることを常に心がけたいものですね。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。