ドッグウォーカーの高収入状況が夢のよう?
イギリスの大手保険会社ダイレクト・ラインの調査によりますと、1日あたり平均13匹のわんこさん達のお散歩の面倒をみている一般的なドッグウォーカーは、イギリス全体の平均収入を日本円に換算した418万円を大きく上回る、494万円の収入を得ているそうです。
ロンドン市内では、1頭1時間あたりのお散歩で日本円にして2,660円ですが、これと日中ずっとわんこさん達の世話をするデイケアや、飼い主の旅行中などに数日に渡ってわんこさん達の面倒をみれば年収が1,216万円の収入を得る事も可能だそうです。
多くのドッグウォーカーさん達がドッグウォーカーの仕事を通して、飼い主さんからの信頼を得て、他にもペットシッター等の仕事も兼業している様です。
とはいえ、時給に換算すると1時間2,660円とは、かなり高収入なお仕事に思えますね。
ドッグウォーカーを利用する顧客の多くが都会で働く銀行員や裕福な独身者そうの飼い主さん達で、顧客の多くが愛犬を「ベビー」と呼び、まるで家族の様に可愛がっている人達ばかりみたいです。
しかし、長時間の勤務時間や出張等で長時間お家を留守にする事が多く、朝、昼、晩とペットシッターとして来てもらうのも当たり前になっている様です。
高収入のドッグウォーカーは意外にも支出も多い
とっても収入が多くて羨ましくなるドッグウォーカーですが、高収入なのには理由があるようです。
ドッグウォーカーの仕事は勿論、それだけではなくペットシッターやシッティング業務等幅広く兼業する職業なので、万が一の事故に備えて専用の保険に加入しなくてはいけません。
また、わんこさん達のしつけや健康管理の知識を身に着けるために様々な教室の通って勉強しなくてはいけません。この勉強の為に通う教室代や教材費も決して安いものではありません。顧客の自宅までわんこさんを迎えに行かなくてはいけないので、車のガソリン代もかかるし、万が一顧客の自宅のカギを紛失してしまったりした場合自腹で弁償をしなくてはいけません。
ロンドン市内だと公園まで車を出さなくてはいけない事もあり、運が悪ければ駐車違反の切符を切られてしまい、違反金を支払わなくてはいけません。
小さな出費が意外に多くかさみますね。
ドッグウォーカーの仕事は、言葉を話せないわんこさん達を面倒見る仕事だけあってきちんと勉強して、わんこさん達の知識をしっかり身につけた上で仕事をしなくてはいけないので、やはり多くお金をもらえるということはそれだけ大変なお仕事だということですね。
個人で活動しているドッグウォーカーさんは、犬種による扱い方の違いを熟知していたり、わんこさん達との遊び方やコミュニケーションの取り方を勉強していたりと、わんこさん達の専門知識や特技がある場合はさらに金額が加算されるので、ある程度のわんこさんに対する知識を必要とされるそうです。
ベテランドッグウォーカーさんだと10頭程のわんこさん達を1度に悠々と散歩しています。
この場合日本円に換算すると時給15,000円になる事もあるそうです。
驚きの高収入ですね。
現役ドッグウォーカーに聞いてみた「なってみて良かったこと、嫌なこととは?」
- 良かったこと
人間とかかわらなくて良いこと。
いつも外で働けること。
犬と過ごせること。なにより犬が好き。
- 嫌な事
おトイレの始末。(ワンコはお散歩中にしますもんね。)
時々、素行が悪いワンコもいる。
ドッグウォーカーの仕事の魅力
「素晴らしい仕事だけれど、みんなが思っているよりも実はずっと大変だ」と語る現役ドッグウォーカーさん。
でもわんこ好きの人達からすると魅力的なお仕事ですよね。
わんこさん達と過ごす事で癒し効果も得られますし、一石二鳥かもしれません。
ニューヨークでは、作家や芸術家、音楽家の卵の人達がドッグウォーカーの仕事をしている事が多いそうです。
わんこさん達と関わる事で良い影響をもらっているのかもしれませんね。
日本ではまだ知名度が低いようですがドッグウォーカーやペットシッター等の仕事をされている方もいらっしゃいます。
中には、お金儲けだけの為に仕事している悪徳ドッグウォーカーもいるみたいなので、愛犬を預ける際は、そのドッグウォーカーさんが信用できる人かどうか1度しっかりと話した上で決めた方がいいかもしれませんね。