犬用トイレシートの選び方
サイズ
犬用のトイレシートは、複数のサイズがありますが、犬の大きさに合わせて選択することが一般的です。レギュラーやワイド、スーパーワイド(ダブルワイド)といった商品以外にもセミワイド、ワイドプラスといったサイズの商品もあります。
サイズ展開 | 大きさ |
---|---|
レギュラー | 約33センチ✕約45センチ |
セミワイド | 約40センチ✕約50センチ |
ワイド | 約45センチ✕約60センチ |
ワイドプラス | 約50センチ✕約70センチ |
スーパーワイド | 約60センチ✕90センチ |
レギュラーは体の小さい幼犬の時期や、チワワなどの超小型犬~小型犬に向いています。ワイドは小型犬~中型犬に適当で、多頭飼いをしている場合や長く留守番をさせる時にもよいでしょう。
スーパーワイドは、販売されている中で最も大きなサイズなので、大型犬を飼っている場合や複数の犬で同じトイレを使用する時に向いています。
吸収力
犬用のトイレシートには、厚型タイプと薄型タイプがあり、吸水ポリマーの含有量が異なります。犬の尿量やシートの交換頻度によって使い分けるとよいでしょう。
厚型のトイレシートは吸収力に優れており、尿量が多い大型犬でも安心して使うことができます。小型犬や尿量が少ない犬であれば数回分のおしっこを吸収することができるので、お留守番をさせる時にも便利です。またおしっこの逆戻りが少ないので、トイレをした後の犬の足が汚れにくいという利点もあります。
薄型は1枚あたりのコストが安く、こまめにシートを交換したい時におすすめです。厚型に比べてコンパクトなので、収納場所も取らないでしょう。ただし厚型に比べると吸水性に欠けるので、尿量が多い時には吸収しきれないことがあるかもしれません。
消臭性
トイレの悩みで多いのが「におい」の問題です。トイレシートの中には、炭や緑茶が持つ高い消臭力の効果を期待して、シートに配合しているものもあります。またトイレシートには匂い付きのものもありますが、犬が香りを嫌がらないかどうかを確認してから使用しましょう。
耐久性
トイレトレーニングを始めたばかりの子犬が、トイレシートを噛んだり引っ掻いたりしてしまうのはよくあることです。トイレシートの素材が弱いと、すぐにボロボロになってしまい、細かくなったシートを犬が誤嚥する可能性があります。呼吸困難や腸閉塞など重大な事故につながることもありえますので、おしっこを吸った時でも破れにくい、丈夫なものを選びましょう。
犬用トイレシートの人気ランキング
1位 ユニ・チャーム デオシート
ユニ・チャームの「デオシート しっかり超吸収 無効消臭タイプ レギュラー」は、オリジナルの「高速吸収ポリマー」が採用されており、非常に高い吸水力が特徴です。
子犬でしたら1枚のトイレシートでおしっこ3回分くらいをしっかり吸収することができます。水分を吸収するスピードも速いので逆戻りせず、おしっこの後でも犬の足が濡れません。ポリマーはにおいを閉じ込める効果もあるので、リビングでも安心して使えますよ。
2位 コーチョー ネオルーライフ
コーチョーの「ネオルーライフ ネオシーツ+カーボンDX」は、シートの内側に活性炭入りの灰色のシートを挟み込んであります。におい成分を吸収する炭の特徴を活かした、消臭力の高いトイレシートです。
犬のオシッコをたっぷり吸い取ることができるので、お留守番の間でもべちゃべちゃになりません。Amazonのトイレシート売れ筋ランキングの中でも上位となっています。
3位 ライオン 瞬乾ペットシート
ライオンの「瞬乾ペットシート Salari(サラリ)」は、2段構造の立体ドライメッシュシートによって、尿をすばやく吸収するトイレシートです。特殊なフィルムがオシッコの逆戻りを防いで表面をサラサラに保つので、犬の足が汚れることも少ないでしょう。
消臭力のある天然ヒノキの成分を配合することで、帰宅した際にも部屋にこもったトイレのにおいが感じにくくなっています。
4位 クリーンワン 消臭炭シート ダブルストップ
シーズイシハラの「消臭炭シート ダブルストップ レギュラー」は、2層の吸収体の間に挟まれた消臭炭のシートが、犬のトイレのにおいをしっかり閉じ込めます。吸収スピードも速いので、オシッコが広がらないのも嬉しいですね。
5位 アイリスオーヤマ 超吸収 ウルトラクリーンペットシーツ
アイリスオーヤマの「超吸収 ウルトラクリーンペットシーツ 超厚型」は、シートに厚みがあり、大型犬がトイレシートに乗ってもずれにくいという特徴があります。また吸収力がよく、においを抑える効果も抜群です。長時間のお留守番が必要なワンちゃんにおすすめの商品となっています。
犬用トイレシートの代用品
人間用介護シーツ
人間用の介護シーツをトイレシートの代わりに使うことができます。介護シーツは防水機能もあり、丈夫にできているうえ、犬用の同様商品よりも安いようです。犬はふわふわした足場をトイレにすることが多いので、厚めの介護シーツを選ぶとよいでしょう。
新聞紙
犬のトイレシートの代用として新聞紙を使っている方もいるようです。新聞紙は手に入りやすく、可燃ごみとして処分できるというメリットがありますが、一方で吸水性が低いことや、ビリビリに破いてしまうことで誤嚥してしまう可能性が高まるというデメリットもあります。
フラットタイプの人間用紙おむつ
フラット型の人間用紙おむつを犬用トイレシートとして代用することもできます。非常に吸収性に優れているので、常備している家庭ではいざという時に役に立つかもしれません。
ただし犬用のトイレシートよりも高価ですので、日常的に代用するメリットは少ないでしょう。
犬のトイレシートに関するしつけや注意点
犬のトイレのしつけ
トイレのしつけを進めて行く中で、排泄物がトイレシートからはみ出してしまうという失敗がよく起こります。トイレトレーニングは、シートの上で排泄ができた時に、飼い主さんが褒めてくれたという成功体験を積ませることが大切です。
トイレでの排泄に慣れるまでは、サークルの中などにトイレスペースを広めに取り、シートを敷き詰めてあげるとよいでしょう。シーツの上でのトイレに慣れてきたら、少しずつシーツを畳んで面積を小さくしていきます。
成犬がトイレシートからはみ出す場合は、体のサイズとシートの大きさが合っていないのかもしれません。ミニチュアダックスなど体長が長い犬では、前足はトイレシートに乗っていても、お尻がはみ出てしまっているということもありますので、愛犬の大きさとトイレシートのサイズを確認してみてくださいね。
トイレシートの交換頻度
トイレシートの交換頻度は犬の尿量やシートの吸水量によっても違いますが、おしっこを3〜4回したら換えるという飼い主さんが多いようです。衛生的にも、においを軽減するためにもトイレシートは頻繁に交換したほうがよいのですが、コストや手間もかかります。
レギュラーサイズのトイレシートを2枚並べて敷いてワイドサイズと同じ面積にし、汚れた方だけを交換するという飼い主さんもいるようですよ。
濡れた部分が少しでもあるとトイレをしないという犬の場合や、泌尿器系に病気の疑いがあり尿の状態を確認したい場合など、こまめに交換したい時はコストが安いトイレシートを選ぶとよいですね。
犬がトイレシートを噛む対策
犬がトイレシートを噛んでしまう場合は、なぜかじっているのか原因を知ることが大切です。運動不足かもしれませんし、留守番をする時間がストレスとなっているのかもしれません。過去にトイレシートをぐちゃぐちゃにした時、飼い主さんに怒られたことを、構ってもらえたのだと勘違いしているとも考えられますので、原因に合った対処が必要です。
噛んでもよいオモチャを与える場合は、シートを噛んでいる時に引き換えとして渡してはいけません。シートを噛むとよいものと交換できると認識してしまいます。
シートを噛んだり掘るような行為が続く時は、メッシュ付きのトイレトレーに変えてみるのも一つの方法です。
まとめ
犬のトイレシートはさまざまな商品が販売されていますので、どれを使ったらよいのか非常に悩ましいと思います。トイレシートは性能以外にも、コストも気になるところですよね。
今回紹介した商品も参考にしていただき、ワンちゃんの体の大きさや、尿の回数、尿量をよく観察し、飼い主さんにも愛犬にも負担の少ないシートを選んでくださいね。
ユーザーのコメント
20代 女性 犬ママ
確かに表面はふかふかしていてワンちゃんも好んでオシッコをしてくれそうですね〜
トイレシーツの節約にもなるし、環境にもお財布にも優しいし良いこと尽くめですね。
介護用の防水シーツはサイズも大きいので、ワンちゃんのオシッコをキャッチできる確率もアップするし効率的ですね。
だんだんと小さく折りたたんでいってトイレのサイズを覚えてもらうという方法がなるほど〜と思いました。
ワンちゃんにとっても習性を利用しながら、自然で無理なくトイレを覚えてもらいやすくなりそうですね!
新しいワンちゃんをお迎えしたら、トイレを覚えてもらう時には是非マネしてやってみたいと思いました。
また、トイレを覚えてもらうために防水シーツを利用する以外にも、排泄が難しくなったワンちゃんの介護にも使えそうですよね!
うちの犬が14歳と高齢になるので、いろいろ使えそうなので防水シーツを見かけたら購入しておきたいと思いました。
30代 女性 38moto
40代 女性 グーグルぽち
うちの子も、一般によく使われているトイレトレーが苦手だったのを覚てています。
トレーの枠の段差を嫌がって、シートに乗っかろうとしないんです。また粗相をしないようにと、わざと大きめサイズのトレーを買ったのですが、それでも使ってくれませんでした。
それに比べると人間用の介護シーツは洗濯できる点が経済的ですし、何気に気づかなかったいい使い方ですね。私も試してみたいと思います!
同じような商品で「おねしょシーツ」も販売されていますので、価格や品質、サイズを確認して購入するのがいいですね。
今では100円ショップに介護用品が揃ってて介護シーツもあります。それは厚さが結構薄めなので、旅行などの携帯用として便利かもしれません。
またシーツはトイレトレーニングが終わったからといって捨てずに、汚れてないものは取っておくと、老犬になってからの介護にも使えますね。
40代 女性 momo
女性 ピピ
女性 ちーぽ
我が家の愛犬は今まで全くトイレの心配はなかったのですが、高齢になってくると、ちょっとお腹に力がはいったさいにソファーやお布団でしてしまうなど、粗相をすることがたまにあります。やはり柔らかい感触のところでしたくなるようですので、愛犬用のベッドやソファーに人間の子ども用のおねしょシーツを敷いています。旅行などのお出かけのときにも、かさばる事なくたたんで持ち歩けますし、洗えるので便利です。介護用のシーツは使ったことがないので、今度、試してみようと思います。
女性 ふく
介護用シートを洗って何度も使えるのもいいと思います。早速試してみようと思いました。
女性 匿名
女性 ポメ
ワンコがフワフワの場所でおしっこをしたがるの、わかります!ラグや脱衣所のマットなど、うちも昔はよくやられました(涙)。今はそそうはなくなりましたが、トイレトレー(プラスチック)の上でうんち、人口芝(ワンコのお部屋内)の決まった場所でおしっこをすることが多いです。芝の下にはトイレシートを敷いていて床への被害はありませんが、できればトレーの上でしてほしいと思う日々です。もしかしたら、うちのワンコもふわふわ症候群がもしれません。もしくはトレーが好きではないのかも。。こちらの介護シートの上で覚えてくれるとお掃除もとても楽ですし、衛生的にもいい気がします。早速、試してみたいと思います!!
40代 女性 葵
一代目のワンコはやはりトレーの段差を嫌がり、トレーの外でしてしまっていたのでシートを床に直接敷いて覚えさせてのですが、覚えるまでとても時間がかかり大変苦労しました
年を取って足がおぼつか無くなった時も自分でシートまでのそのそと歩いて行ってするのですが、小さいシートを何枚か合わせて使っていたので、脚がひっかり3回に一回は外れてしまうようになり、ストレスをかけてしまったのがとても可哀想でした。
最近では使い捨てではなくて、洗って何度も使えるワンコ用のシートが出来ているようですが、経済的に清潔を保てる発想はとても役に立ちました、私も2代目ワンコを保護犬でと考えているので成犬や老犬の場合トイレトレーニングサークルに入れて一から覚えさせるのもかえってストレスになってしまっては可哀想ですね、介護用シーツなら程よいやわらかさもあるので気持ちよく覚えてくれそうですね
30代 女性 ひまわり
女性 MOJO
だった時は、トイレトレーニングを行っていたこともあり、とにかくたくさんシート
を使ったので出費がすごかったです。代用できるものを見つけて上手く利用すれば、
出費を抑えることもできると思うので、この記事のアイディアはとても良いと思います!
犬と暮らすと、いろんなものに意外とお金がかかりますね。
女性 Poi
40代 女性 はる