ペットシーツを選ぶコツ
1.ペットシーツは「耐久力」で選ぶ!
ペットシーツをホリホリしてしまうワンちゃん多いですよね。トイレトレーニング中の子犬が、ペットシーツ噛みちぎって遊んでしまうことだってあります。まだ排泄をしていないのに、ホリホリしてボロボロになってしまい、取り換えなければならないことがあります。
そうすると、何枚も無駄にしてしまうこともありますね。無駄になってしまうことよりも、何よりも心配なのが、ペットシーツを誤飲してしまうことです。千切れてしまったペットシーツを飲み込んでしまうと、喉や食道に詰まらせてしまったり、腸閉塞や窒息の恐れもあります。
排泄をする前に、どうしてもホリホリすることがやめられないというワンちゃんもいますし、より耐久力に優れたペットシーツを選ぶことが重要です。耐久力のあるペットシーツを選ぶだけでは、対策が不十分であることもあります。
そんなときは、プラス、ペットシーツに触れることができないメッシュ付きのトイレトレーを用意してあげると良いです。
2.ペットシーツは「吸収力」で選ぶ!
おしっこをした後、愛犬の手足が濡れてしまって困る、というお悩みはありませんか?そんなときは、吸収力に優れたペットシーツを選ぶことで解決することができます。また、すぐに取り換えてあげることができないときにも、ペットシーツが濡れたままになりにくいので、犬も嫌がりません。
ペットシーツには、吸収ポリマーが使われていますが、その量によって、吸収力が変わります。吸収ポリマーが多く使われているペットシーツほど厚みがあります。お留守番中は厚みのあるペットシーツ、こまめに取り換えることができるときは薄めのペットシーツ、と使い分けると良いです。
薄めのペットシーツと比べて、厚みのある吸収力に優れたペットシーツは、価格も高めですし、枚数も減ります。そのため、つい、低価格で枚数の多い薄めのペットシーツを買ってしまいがちです。すると、取り換える回数が増えたり、おしっこがペットシーツの外に漏れてしまったりして、逆に厄介なこともあります。
3.ペットシーツは「サイズ」で選ぶ!
- レギュラーサイズ
- ワイドサイズ
- スーパーワイドサイズ
この3つが基本的なサイズです。小型犬だから小さいサイズを選ぶ、大型犬だから大きいサイズを選ぶ、ということではありません。犬種やカラダの大きさだけではなく、年齢や性別、用途や排泄の仕方などによって使い分けると良いです。
お留守番中は数回おしっこをするからスーパーワイドを用意する。老犬で夜中に一度おしっこに行くことがあるからレギュラーサイズを用意しておく。おしっこの量は少ないけれど、まだトイレトレーニング中で、はみ出しやすいからワイドサイズを用意する。
など、愛犬に合わせて、その都度、用意してあげることができます。
4.ペットシーツは「消臭力」や「香り」で選ぶ!
お留守番中など、すぐにペットシーツを取り換えてあげることができないとき、部屋中に排泄物のニオイが充満してしまうことがありますね。気になるニオイを抑えたいときには、ニオイを吸着し、消臭する作用のある活性炭入りのペットシーツや、香り付きのペットシーツがあります。
ただし、香り付きのペットシーツは、その香りを嫌がったり警戒するなどして、使ってくれない可能性があります。犬に優しい香りが使われていると思うのですが、警戒心の強いワンちゃんや敏感なワンちゃんには好まれないかもしれません。
まとめ
愛犬に合ったペットシーツを選ぶコツには、
- 耐久力で選ぶ
- 吸収力で選ぶ
- サイズで選ぶ
- 消臭力や香りで選ぶ
などの方法があります。ひとつの方法に絞るのではなく、愛犬に合わせて複数の方法で選んであげることで、より快適に心地よくペットシーツを使ってもらうことができると思います。そして、飼い主さんや家族と愛犬が暮らす生活環境も衛生的に保つことができ、トイレのお掃除も少し楽になるのではないでしょうか。