愛犬と「テラス席のみ犬同伴OKのカフェ」を利用するときに注意したいこと
1.愛犬の健康が良好な状態で利用すること
次のチェック項目をご確認ください。全てクリアすることができているでしょうか。
- 狂犬病の予防注射を済ませていること
- 混合ワクチンの接種を済ませていること
- ノミやマダニの寄生予防を行っていること
基本中の基本ですよね。狂犬病の予防注射を行っていない犬が近くにいるというだけで、不安を感じてしまう人もいます。同じようにテラス席を愛犬と一緒に利用されている方がいらっしゃれば、感染症を心配しますし、ノミが移らないだろうか…と不安になります。
他にも、愛犬が風邪をひいているなど体調が悪いとき、皮膚病の治療を行っている最中であるとき、目の治療中で目ヤニが大量に出るなどするときは、利用を控えた方が良いでしょう。
犬同伴OKのカフェには、犬が苦手な利用者もいます。犬を好まない利用者もいます。犬がくしゃみをしたというだけで、不快に感じる方もいます。愛犬の健康が万全である状態で利用するようにしましょう。
2.他の利用者へ近づかせないこと
たまに見かけるのですが、リードを長くしたまま繋いでいたことで、犬が他の利用者へ近づいていってしまうケースです。「かわいい~♡」と喜んでくださる方もいらっしゃいますが、もちろん追い払う方もいらっしゃいます。
リードは最大限に短くし、自分の足元やテーブルの下で待たせるようにし、通路を塞がないようにしましょう。超小型犬や小型犬であれば、キャリーバッグやクレートの中に入れ、足元やテーブルの下に置いておくとなお良いです。
3.排泄をさせないこと
利用する前に、必ず排泄を済ませておきましょう。利用する直前に排泄をさせたとしても、マーキングをしてしまったり、不安や緊張から排泄をしてしまったりすることがあります。マナーパンツ・マナーベルト・おむつなどを着用しておくと安心です。テラス席やカフェの目の前でペットシートを利用した排泄はNGです。犬の排泄が可能な場所へ移動するようにしましょう。
4.カフェのものを犬のために利用しないこと
食べ終わった後のお皿を利用して、愛犬のために持参したお水を飲ませる方がいらっしゃいます。中には、愛犬のためにお水を注文される方もいらっしゃいます。味付けされていないお肉だからといって、お箸やフォークやスプーンを使って、愛犬に与える方がいらっしゃいます。決して行ってはいけません。人間用のものであって、犬用ではありません。
後からどんなにキレイに洗浄されたとしても、犬が触れた食器を利用したくないですよね。ご自身の愛犬であれば良いかもしれませんが、他人の犬だったらどうでしょう。不快に感じるのではないでしょうか。犬が苦手な方、犬を好まない方であれば、なお更のことです。
5.そのまま犬を席に座らせないこと
イスやソファーなど、犬が座ることを許可しているカフェがあります。しかし、そのまま犬を座らせてしまうことは、マナーが良いとは言えません。犬用のマットやブランケットなどを敷き、その上に座らせるようにしましょう。利用者の中には、マットやブランケットを敷いていたとしても、それが犬用であるというだけで、不快に感じる方もいらっしゃいます。
もし、敷物を持参していない場合には、飼い主さんのパーカーやジャケットなどの羽織物、タオルやハンカチなどでも構いません。もしくは、床に座らせるようにしましょう。
まとめ
犬同伴OKのカフェは、ドッグカフェではないため、犬に配慮されたカフェではありません。基本的には、犬用の食器や食べ物は一切用意されていません。
- 愛犬の健康が良好な状態で利用すること
- 他の利用者へ近づかせないこと
- 排泄をさせないこと
- カフェのものを犬のために利用しないこと
- そのまま犬を席に座らせないこと
などに注意し、周りの他の利用者やお店に対しての配慮を忘れることなく、マナーよく利用するようにしましょう。