愛犬に合ったトイレトレー選び
初めての男の子ワンコ。
しかもすでに足上げオシッコ体得ズミ!我が家の愛犬、ポメラニアンMIxのK君は7ヶ月で我が家にやってきました。諸処の事情で急きょ迎えることになったため、フード以外はペットサークルもトイレその他もまだまだ準備が調っていない状態。
その時には、すでに足上げスタイルを体得ズミ!まぁ、得意気に足高々と上げては、家中の角という角にシャーッとしてくれたもんです。それも、何とも気持ち良さそうな顔で・・・・。その姿を初めて見た瞬間、「男の子ワンコを飼うのは今回が初めてだったんだ! 」ということに改めて気付いたという、何ともお気楽飼い主でした。
ワンコとしては3代目ですが、過去の2頭は女の子。女の子ワンコも足を上げることはあるものの、たいていはしゃがんでお行儀よくシーツ内でやってくれますからね。「何とかなるさ♬」のお気楽が一転、「さて、どうしたものか」となりました。
最初はサークル内にトイレシーツを直敷き&側面に取り付けて対応
最初は、しかたがないので、とりあえず購入したペットサークルの中に、直接トイレシーツを敷き詰め、足上げオシッコ対策として側面に洗濯バサミでシーツを取り付け、しばらく様子を見ました。まぁ、それでも何とかなったわけですが、室内フリーにすると、やはり好きな場所で粗相してしまう。
そのうち、粗相とは言っても、K君なりに「ここ♬」と決めた場所が何カ所かあることに気付き、その位置に、やはり直接トイレシーツを敷いたり柱に巻いたりして、とりあえずは解決。しかし、こんなあっちもこっちもトイレシーツだらけでは家に人を呼べない!やっぱりトイレトレーを買おう!そこで排泄を覚えてもらおう!
ようやく重い腰を上げて、周りの飼い主さんから情報収集もし、トイレトレー選びにとりかかりました。
愛犬には不評?メッシュ式トイレトレー
メリットはトイレシーツのいたずら防止、足裏も汚れない
最初に購入したのが、その名も「トレーニング・トイレトレー」というもの。下のトレーにシーツを敷き、メッシュのフタをパタンと乗せて左右の留め具をパチンと留めて固定するタイプのもの。ホームセンター等でよく販売されているので、ご存知の方も多いでしょう。メッシュのフタでシーツのいたずらを防止でき、オシッコは下のシーツに落ちるので、ワンコの足は汚れない優れもの・・・のはずでした。
メッシュの感触が苦手?
いつも排泄するサークル内の角にそれを置いてみたところ、なんと、それをよけて別のところにオシッコ、ウンチ。観察していると、どうもメッシュの感触がイヤみたい。その上に乗ることすら避けていることに気付きました。足裏の感触がイヤというなら無理強いはすまい、と、トレーをいったん撤去、再びサークル内にじかにシーツを置く方式に戻りました。
その頃には、幸いにも去勢を機に家中でのマーキングも減り、排泄時には自らサークル内に戻るようになっていたのですが、ウンチは問題なくてもオシッコとなると、時には横着にもサークルの外側から中のトイレシーツに向かって足を上げるという始末。シーツに届かず床を汚すことも増えていき、やっぱりこのままではマズい! というわけで、再び素行錯誤の日々が始まりました。
愛犬のために手作りのL字型トイレトレー
成功率が格段にアップ!
足上げオシッコならL字型のトイレにすればいいんじゃない? ということで、ネットで検索。条件に合うトイレトレーがあることはありましたが、お値段は高め。これでまたうまくいかなかったら腹立たしいし・・・というわけで、試しに自分で作ってみました。
ホームセンターでパネルを買ってきてL字に組んで固定し、タテ側にトイレシーツを洗濯バサミで取り付け、床面側にも敷いてみました。その結果、成功率が格段にアップ。排泄の失敗の度に床を拭かねばならない苦行からも解放されました!もちろん、排泄した時にほめるというしつけも平行して行った結果。
これでも十分コトは足りたものの、しかし、不器用な飼い主が作ったトイレ、見栄えが悪い!やはりL字型のトイレトレーを買うべきか・・・・。
愛犬にピッタリ!トイレトレーL字型折りたたみタイプ
利用者の生の声で購入決意
そんなある日、たまたまワンコのおやつを買いに立ち寄ったペットショップでのこと。店内のスミに置いてあった、大きなL字型のトイレトレーが目に飛びこんできました。お店の方に「うちのコは足上げオシッコするのでトイレトレー選びにすごく迷っているんですが、これ、どうですか?お客さんのワンちゃんたち、ちゃんとこれでオシッコします?」と伺ってみました。
「ええ、結構、ワンちゃんたち、自分からここに来てちゃんとオシッコやウンチしてますねぇ」とのこと。「足上げオシッコも?」「はい、タテ側のトレーに向かってちゃんと足上げてますよ」。それを聞いて心を決めました。
アイリスオーヤマの折りたたみペットトレー
その後、件のペットショップで見かけたのと同じアイリスオーヤマの折りたたみペットトレーを購入。色のバリエーションはピンク、ブルー、ブラウンの3種類でしたが、ここは飼い主の好みでピンクを選択。
小型犬だけど大きめサイズに
サイズは、これまで日頃の排泄の様子を観察してきた結果、大きめのウルトラワイドタイプにしました。というのも、先述のメッシュトイレトレーはSサイズ。小型犬なのでこれで良かろう、と思っての選択だったのですが、どうも体が小さいからトイレも小さくて良い、というのは人間側の考えだったようで・・・。
当初、メッシュトレーで排泄することもたまにはあったのですが、本人としてはトイレトレーを意識しているつもりでも、上半身はトレーに乗っていながらお尻がはみ出しているという光景がまま見られたため、今度の折りたたみペットトレーは、「これならどうだっ!」と飼い主のヤケクソも手伝い、K君の身に余る(?)大きさにしてみたわけです。
体格より大きめサイズで排泄も余裕。
汚れた部分のシーツだけ交換も可。この選択が意外に功を奏しました!まずL字型なので、足上げオシッコは問題なし!全面でダブルワイドシーツ対応のサイズなのですが、その場合はフタで四隅を固定すればOK。
ワイドシーツ2枚あるいはレギュラーサイズ4枚にも対応しており、要所にストッパーが付いているので、自由に使い方を選べるのも利点のひとつ。排泄の位置は大体決まっていたので、レギュラーシーツ4枚を組み合わせて汚れた部分だけ交換するようにしました。
しっかり安定でワンコが乗ってもガタつかない
また、足上げオシッコだと3本脚で踏ん張るわけで、足もとが安定しないと不安らしく、小さめのトイレトレーの時には、乗った時にズレたり、ほんの少しガタついただけで排泄をやめてしまい、結果、他で粗相することもあったのですが、この折りたたみペットトレーは底の部分に滑り止め用のゴム脚がついており、これが結構しっかりしていて、とても安定しています。
L字型から平面に倒して2匹に対応
さぁ、これでトイレ問題は平和的に全面解決!・・・・と思っていたら、これまた新たな展開!保護犬を引き取ったわけです。新たに迎えたポメラニアンのS君は、もとブリーダーの繁殖犬。狭いケージの中、寝るのもトイレも同じ場所という環境で育ったわけで、4才ながら再び一からのトイレトレーニングとなりました。
この時も、上記の折りたたみペットトレーが大いに役立ちました。これまでずっとL字に立ち上げて使っていたのを、パタンと倒して平面にしてみました。先住犬のK君もこの頃にはすでにトイレトレーをしっかり認識しており、平面にしても面積が広いので、足上げチッコもちゃんとトレー内に収まることが分りました。
S君も、最初のうちこそ失敗続きでしたが、こちらも観察しながらオシッコのタイミングを把握し、トイレトレーに誘導。すでにK君のにおいがついていたお陰もありますが、数回の誘導で、ちゃんとトイレトレーの中に入って用を足すようになりました。
100均パーツでトイレの囲いづくり
ただ、時には足上げオシッコがトレーからはみ出てしまうこともありました。そこで100均で購入したメッシュパネルと連結パーツを組み合わせてカベを作成。オシッコがはみ出がちな位置にトイレシーツを洗濯バサミで固定したところ簡単に解決しました。
愛犬との旅行で大活躍!シリコン製トイレトレー
ここでまたトイレトレーについて、新たな課題が生じました。2匹を連れて旅行に行くことになり、簡単に持ち運びできるトイレはないか探したところ、シリコン製のトイレトレーを発見!
ペファミのシリコン製トイレマット
色はピンク、ライトブルー、ブラウンがあり、落ち着いたブラウンを購入。サイズは、やはり大きめを、ということでワイドサイズにしました。これもまた、ワイドシーツ1枚またはレギュラーシーツ2枚に対応した位置にストッパーがあり、シーツの固定も簡単。
漏れ防止にフチが1センチ弱ほど立ち上がっているので、ワンコもトイレスペースとして認識しやすく、シリコン製なのでガタガタせず、床面との摩擦でしっかり安定します。
軽量で折りたためばコンパクト。
水洗いも簡単。ワイドサイズでも381gと軽量、写真のように折り畳めば小さくなるので、荷物の多いワンコ連れ旅でもコンパクトに収納でき、簡単に水洗いできるのも◎。実際、旅行中は大いに活躍してくれました。
ひとつは持っていると重宝
普段は、お留守番が長時間になる時に、もう一つのトイレとして室内でも使用していますが、2,000円前後とトイレトレーの中ではお安めなので、洗い換え用にもう一枚持っていても良さそうです。また、防災用として備えておくのも良さそうですね。様々な意味で個人的におススメのトイレトレーです。
最後に
メッシュタイプのトイレトレーのメリット
うちのK君の場合はメッシュの感触を嫌がったため、早々にメッシュトレーを諦めたわけですが、後に、このトイレトレーの利点をあらためて知る機会がありました。一時、お手伝いしていた保護犬シェルターのワンコたちは、男の子も女の子も問題なくメッシュトレーで排泄に成功していました。
まず、オシッコが下に落ちるので、1回の量によっては毎回シーツを交換せずともよく、濡れたメッシュ部分を拭けばそのまま使えるという点。また、K君の場合とは逆に、足裏でメッシュの感触を覚えて、トイレとして認識しやすい面もあるらしく、新たにシェルターにやってくる子犬たちもトイレを覚えるのが早いようでした。
トイレトレーの形状によってトイレトレーニングも左右されてしまう?!
小型犬の場合は、神経質なコも多く、足裏の感触以外でも、トイレトレーに乗ったらガタガタした、滑って動いた、爪がメッシュに引っかかったなど、最初にイヤな経験をしてしまうと、そのトイレトレーを敬遠しがちです。
トイレトレーのほんのちょっとしたことで、トイレトレーニングがスムーズにいくかどうかが分かれてしまうこともあるようです。特に安定性については、設置するのがフローリングか、絨毯か、サークル内かによって、異なる部分もあるかと思います。
どこに置くのかも考慮した上で選びたいものですね。
トイレトレー選びは排泄時の様子をよく観察
真ん中でするのか端っこでするのか、トレーからはみ出てしまうことが多いのか、トイレシーツをいたずらするか、排泄した後のシーツを足で引っかいて排泄物を隠そうとするか、など、ワンちゃんならではの様々なクセ、傾向というのがあります。最初に購入したトイレトレーで失敗が多い場合は、排泄の様子をよく観察することで、その子に合ったトイレトレーを選ぶうえで大いに参考になるはずです。
ユーザーのコメント
50代以上 女性 アダム
はずしたオシッコを拭く毎日 部屋がオシッコくさい マナーベルトをしたりもしたけど可哀想だし〜そんな中 今日たまたま立てられるトイレを見つけました!でもはたして これにするだろうか?そんなに大きくないし…しばしそこから動けなくなって…もう少し考えようと帰ってきました そしたらまた別の場所でオシッコしてた!その後にこれを見ました 嬉しくなりました さっそく試してみます!
20代 女性 あめたま
そして、部屋の障子や畳は愛犬の尿で汚れてしまい、これ以上部屋を汚されるのを危惧した母によりケージの周りにトイレシートを貼り、愛犬を閉じ込めてしまう事が多くなっていきました。
もっと早くL字型トイレトレーの存在を知っていれば母と愛犬のストレスを軽減出来たかもしれません。
オス犬はメス犬と違って片足を上げて排泄をする事は本能なので、飼育するワンちゃんに合うペットアイテムを選別し、上手く使いこなしていく事が重要だと感じられました。
30代 女性 JM
ただお外では他のワンちゃんの排泄物の臭いがするのかちゃっかり足を上げて排泄していましたよ。こればかりは本能なのでしょうか?
今はメスのシーズーを飼っているので、メッシュの平らなトイレトレーを使っています。いたずら防止やシート交換が少なくて良いのですが、メッシュの上はハケが良くないのか少しオシッコが残るので、それについたオシッコが足が付くのが本当に嫌で避けてトレーから飛び降りていました。なので、今は吸水性の高い厚手のペットシーツにして、メッシュを外して使っています。
個人的にはラバー製のトイレトレーは気になっていますね。滑らないですし、持ち運びできてお出かけにも使えそうですから。
基本的にワンちゃんは綺麗好きと言われていますから、トイレグッズにはちょっとお値段が高くてもその子に合うもの・良いものを選んであげた方がよいのでは?と個人的に思っています。
40代 女性 バニラ
幸い、どの子も同じ場所(壁際のスペース)をトイレと決めているので、最終的には見栄えを無視して、手作りトイレを作るという方法に落ち着きました。
床にウォッシャブルのトイレ下敷きマット(吸収素材)+トイレシートを敷き、オシッコがかかる壁の部分をダンボール(プラダン)で覆います。そこに、壁ー床とL字になるよう、大きなトイレシートをダンボールにクリップで留める、という簡単なものです。
うちの子たちはトイレに段差やふちがあると、そこにマーキングしたいという誘惑にかられるようなので、いかにフラットにするかがポイントでした。試していませんが、よくある「囲い型」のトイレだと、悲惨なことになるかなと(囲いに向かって中から外からオシッコをひっかけちゃうと思うので)。
記事で紹介されていた、シリコン製のトイレトレー、いいですね。四隅に穴が開いているタイプのものもあるようです。それなら、フックで壁に掛けられて便利ですし(ダンボールだと強度に難ありなので)、洗えるのでより衛生的ですね。ぜひ使ってみたいと思います!
女性 ちょこくろ
初めて犬を飼ったので何が良いのか全く分からず!その頃はネットもこんなに普及してなかったので、今ではサッとある程度は調べられるので便利になりましたよね。
はじめに買ったのはレギュラーサイズのトイレトレーです。メッシュはなしで、トレーにシートを挟んで使っていましたが愛犬が成長しだすと、はみ出すように(>_<)
レギュラーからワイドサイズのトレーに変えましたが、我が家も男の子のため足をあげるんですね〜ワイドサイズでも数回に一度は端っこにされてしまいはみ出るんです。そして、端っこにされるとシートの下が濡れてしまうこともあり、トイレトレーをマメに洗わなくてはいけなかったんで、それが面倒でした。
その後我が家でもアイリスオーヤマのLじ型のトイレトレーを買って使っていました♪
足を上げてしまうわんちゃんには良いと思います。ケージのサイドと下にシートをひいてLじにしてあげるのも良いと思います!友達の家ではこのタイプです。
メッシュタイプは、シートをくしゃくしゃにしたり、噛んで遊んでしまう子などにもオススメです。
二匹目に迎えたポメの女の子は、トイレシートを噛んで遊ぶ時がありメッシュタイプのトイレトレーを使っていました。
デメリットは、うんちの汚れがメッシュにつくので毎回洗うのが面倒、メッシュについたオシッコで足が汚れる所でしょうか。
今はスーパーワイドサイズのシートを床に敷くだけでトイレトレーは使ってませんが、トイレトレーニングや、わんちゃんによりトレーがあるのは便利だと思います。
トレーのサイズは小型犬でも、ワイドサイズがオススメです。レギュラーだと少し外してしまうので手間になりますし。
友達のわんこのおうちでは、倒れにくくしたペットボトルにトイレシートを巻き、それをトイレシートを敷いた真ん中に置いて足を上げて狙えるように工夫していました♪
電柱にトイレをする感じです。
あえて足をあげてトイレをさせる事で、トイレの失敗も防げるし、ピンポイントでそこを狙うのではみ出る心配もありません。
インテリア的にはどうかな?と思いますがお金がほとんどかからないので、良いアイディアだとおもいます。
折りたためるシリコントレーなども出ているんですね!
愛犬たちはシートだけでもちゃんとしてくれますが、シリコントレーはひとつあるとお出かけなどで使うのに便利かなぁと思いました。
女性 もふころ