おもちゃの手作りは難しい?
DIYでおもちゃを作るのは難しそうな印象があるかもしれませんが、実は簡単な手順でできる物が多いんです。
裁縫が苦手な飼い主さんでも心配がいらない手作りおもちゃがあるので、まずは針と糸を使わず、手間が掛からないおもちゃに挑戦してみてはいかがでしょうか。材料も、家にあるものや100円ショップで販売されているもので大丈夫。気軽に挑戦してみましょう。
DIYおもちゃの代表例
1.紐付きボール
紐付きボールは、コットンロープだけで作ることが出来る難易度の低いおもちゃのひとつです。指に紐を何回か巻き付けて、紐の球を作った後に、紐を絞り込むだけで出来上がります。締め込む力を強くすると固いボールが出来上がり、反対に弱めに絞れば小型犬用のボールになります。
2.布の歯固め
家にある古いフェイスタオルと、はさみだけでできる犬用歯固めです。フェイスタオルに切り込みを入れて、三つ編みをして縛ります。ポイントは、できるだけ強めに三つ編みをすること。強く結んでおかないと、犬の力ですぐ解けてしまいます。また結び直せばいいのですが、頻繁に直すのは骨が折れるので、できるだけ強く結んでおきましょう。
3.ペットボトルのおやつボール
ペットボトルにドッグフードを入れるだけで、簡易的なおやつボールとなります。ペットボトルの口が下に向くとドッグフードが出てくるので、知育玩具のように良い刺激になります。おやつの食べ過ぎ防止にも繋がるのがうれしいですね。ペットボトルは丈夫なので壊れる心配もありません。
4.布や毛糸のボール
家で余っている布や毛糸を巻くと、簡単にボールを作ることが可能です。ボールは他のおもちゃよりも安価で消耗品なので、買い換える機会も多いと思いますが、時には手作りのボールで愛犬とスキンシップを取るのも楽しいですよ。また、ボールは数多くあっても差し支えないおもちゃのひとつなので、既製品と合わせて利用すると遊びの幅も広がります。
5.靴下ボール
大きめの靴下の中に、小さい靴下をぎゅうぎゅうに詰めて、端を固く縛ります。靴下ボールは、布や毛糸のボールよりもより強度があり、噛み応えがあります。靴下を5足程度用意しなければならない点や、転がして遊ぶことができない点がデメリットですが、一人遊びには最適の手作りおもちゃです。
DIYおもちゃの注意点
壊れても何度も作り直すことができる点が、手作りおもちゃの最大のメリットですが、既製品よりも耐久性が乏しいので、壊れやすい点に注意してください。壊れたおもちゃの布クズや破片を愛犬が誤飲してしまい、思わぬ事故に繋がる可能性もあります。
手作りおもちゃを使うときは、極力愛犬のそばを離れないようにしましょう。愛犬の体調が急変したらすぐに応急処置を行い、動物病院へ連れていってください。
まとめ
針や糸を使わなくても、犬用おもちゃは簡単にDIYできます。裁縫が苦手な飼い主にも手軽にできるおもちゃのDIYは、近年ますますの流行を見せています。しかし、DIYは耐久性がないことが欠点。部品の誤飲は窒息などの事故を引き起こすので、手作りのおもちゃで遊ぶ際は必ず、飼い主が付き添ってあげましょう。