犬がすぐに飽きてしまうオモチャの特徴
せっかくオモチャを買って来たのに、愛犬がまったく興味を示してくれない…。あるいはすぐに飽きてしまった…という経験はありませんか。もしかすると、犬がすぐに飽きてしまう特徴に当てはまるオモチャだったのかもしれません。ここでは、犬がすぐに飽きてしまうオモチャの特徴をご紹介します。
1.すでに似たようなおもちゃがある
愛犬のために…とペットショップにより、オモチャ売り場を見ていると、どうしても新しいオモチャを買ってあげたくなってしまいますよね。すでに似たようなオモチャがあるにもかかわらず、買ってしまうという飼い主さんは少なくないはずです。
しかし、似たようなオモチャが家にある場合、最初こそ興味を示すものの、すぐに飽きてしまい、見向きもしなくなるケースが非常に多いです。
具体例を挙げるならば、すでにお気に入りのぬいぐるみがある愛犬に、新しいぬいぐるみを与えたとします。始めは興味を示し、遊んでいた愛犬が、結局は新しぬいぐるみに飽き、元々あったお気に入りのぬいぐるみの元へと戻っていく…このような結末は珍しくありません。
いくつも同じような物があると、最終的に自分の匂いが付着しており愛着のあるオモチャへと戻ることが多いです。その結果、「与えて早々飽きられてしまった」という事態が起こります。
2.難しすぎる知育玩具
最近では、犬用の知育玩具も多く販売されています。脳を活性化させたり、認知症を予防するためにも非常に効果的だとあり、購入したことがある飼い主さんも多いのではないでしょうか。
一度クリアすることができると、達成感を覚えるため、夢中になって遊んでくれる犬がいる一方で、知育玩具の難易度によっては、一度もクリアすることができず、面白さを理解できない犬もいます。
知育玩具をクリアできないということは、犬にとって「どのように遊ぶのかわからない」オモチャとも言えます。すると、徐々に飽きてしまい、最終的に見向きもしなくなります。
知育玩具を買い与える場合は、愛犬に合った難易度の物を購入しましょう。これまで知育玩具なるもので遊んだことがない場合は、簡単な仕掛けのオモチャを選んであげてください。
3.すぐに壊れてしまう
夢中になって遊んでくれたオモチャであっても、すぐに壊れてしまえば遊べなくなってしまったり、犬によっては少し壊れただけでも「壊れた」と突然興味を示さなくなることもあります。
特にぬいぐるみなどの柔らかい素材でできているものは、きちんと犬用のぬいぐるみを買わなければ、すぐに破れて中の綿が飛び出してしまいます。この綿を誤飲してしまい、窒息してしまう危険性もあるので注意が必要です。
また、犬用のオモチャであっても、物によっては強度が弱いものもあります。実際に店舗へ行き、強度がどのくらいなのかを飼い主が触って確かめたり、ネットの口コミを見て確認するなど、長持ちするか否かを確認してから購入すると良いでしょう。
どんなオモチャなら夢中になってくれるの?
すでに似たようなオモチャがあったり、愛犬にとって難易度が高すぎる知育玩具だったり、あういは強度が弱く、すぐに壊れてしまうオモチャは、すぐに飽きられてしまう可能性が高いです。
そのため、愛犬に新しいオモチャを購入する際は、似たようなオモチャがないか、また強度の高いオモチャであるかを確認して購入する必要があります。知育玩具であれば、愛犬の難易度に適しているかも重要です。
その他にも犬が夢中になりやすいオモチャの特徴として、下記のようなポイントが挙げられます。
- 音が出る
- 噛み応えがある
- 飼い主と一緒に遊べる
- 体を十分に動かせる
- 不規則な動きをする
音が出るぬいぐるみや、強度の強い縄系のオモチャ、さらに飼い主と一緒に遊べるボールなどが具体例として当てはまります。
これらは、犬が持つ本能を刺激してくれる重要な要素となっています。普段押さえている本能を刺激し、夢中になれるオモチャを選ぶように心がけると、飽きられず、長く遊んでくれますよ。
また、最近では犬が興味を示す動きを自動で行ってくれる機械的なオモチャも多く販売しています。自動のオモチャの場合、捕獲対象のような不規則な動きをするオモチャがやはり最も夢中になれるため、そのようなオモチャを探してみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。飼い主が良かれと買ったオモチャであっても、物によってはすぐに飽きられてしまうことも多いです。犬の習性や性格などを考慮した上で、愛犬が夢中になれるオモチャを見つけてあげてくださいね。