犬服を靴下から簡単リメイク 用意するもの
必要なものは、人間用の不要になった靴下とハサミだけ。素材が人間の足のサイズなため、基本的には小型犬のワンちゃんに着せることになります。とはいえ3キロ以上になってしまうと、小型犬といえども靴下の服を着せるのは難しい可能性が高いです。体の小さい子犬のうちに利用するのがおすすめです。
また、元が靴下なので店舗で販売されているような、オシャレな雰囲気は出せません。フリルやリボンの付いた可愛いらしい雰囲気を求める場合は、ほかの方法で犬用の洋服を作ってみてくださいね。
犬服の作り方
作り方は簡単です。まずは、つま先部分を切り落とします。分離したつま先部分は、捨てないで取っておいてください。
次に踵の部分に2.5センチ程度の切り込みを入れます。切り込みを入れる前に、踵の部分を折っておきましょう。この踵部分の切り込みが、ワンちゃんの足を通す穴となります。
その後は、靴下のゴムが通っている箇所を切り落とし、取っておいたつま先部分にも、左右に切り込みを入れましょう。
すると、つま先部分は犬用のニット帽子になり、同じ柄で作った靴下用お洋服とセットアップのような雰囲気になります。針と糸も不要で、切るだけで洋服が完成するため、とても簡単に洋服を作ることができます。
しかし、足を通す部分を切っているだけなので、ほつれやすいという点がデメリットです。また、強度も脆いので外に着せていくというよりも、部屋着として使った方が無難です。
犬服にリメイクしやすい靴下
ここまで犬用の洋服を、人間用の靴下で作る方法をご紹介してきました。けれども、中には靴下を洋服として扱うには、不向きな物もあります。
例えば、ニットの温かい靴下はその代表例。ニットの靴下はハサミで切ってしまうと、すぐに糸が解けてボロボロになってしまいます。温かいので、ワンちゃん用のお洋服に使いたいという気持ちが湧いてきますが、作っても30分以内でボロボロになってしまうので、ニットの靴下は避けた方がいいでしょう。また、子供用の靴下はいくら小型犬といえども、洋服としてリメイクするには小さ過ぎると考えられます。よって、子供用の靴下も犬用靴下としての条件を満たさないと考えられます。
ニット素材と極端にサイズや小さい靴下を除けば、基本的には他の素材の靴下は犬の洋服としてリメイクできます。ただし、使い古してボロボロになっている靴下は、衛生的に不安が残るので、できるだけ綺麗な状態の靴下を洋服にリメイクしてあげてくださいね。
まとめ
手作りの洋服を愛犬にプレゼントできたら嬉しいですよね。ワンちゃんも飼い主の心のこもったプレゼントをもらったら大喜びするでしょう。特に靴下での洋服は、簡単にできるのでおススメです。
しかし、ハサミで切っているだけなので、脆いという点がデメリットです。また、靴下の素材や大きさなどの制限が多いので、靴下での洋服を楽しめるのは一握りの飼い主だけとなります。何よりもきちんとした洋服が欲しいという人は、やはり店舗での購入が一番です。
デメリットも多いですが、部屋着として割り切るのであれば、靴下での洋服は裁縫が苦手な飼い主でも、ワンちゃんにプレゼントできる素晴らしい洋服となりますよ。