我が家のパピヨンの異変
我が家のパピヨン、パピ子の様子がおかしくなったのは去年の冬のことでした。連日のように朝起きると、しばらく体が固まってしまって動かなくなるのです。
でも、時間が経つとゆっくりと動き出していつもどおりになるので、「寝ているときに体がしびれちゃったのかな~」なんて、のんきに考えていました。
ヘルニアの発症
そんなある朝、いつものようにお散歩に連れて行ったときのこと。急に震えだして動かなくなりました。
やっと異変に気づいた私は、急いでパピ子を抱きかかえて家に連れて帰ります。
家に戻っても、震えは止まらず動くことがない。泣きながら、かかりつけの動物病院に電話しました。
大急ぎで病院に駆けつけると、「椎間板ヘルニア」だろう、とのこと。
軽度なので様子見で大丈夫と痛み止めを処方されました。
パニックになっている私は矢継ぎ早に先生に質問してしまいましたが――結局のところ、腰を冷やさないようにしてあげて安静にさせるのが一番だということが分かりました。
わが家の対策
それからというもの、寒い時期には腹巻きを欠かせません。
先生のおっしゃるとおり、腹巻きをして腰を温めたら症状はだいぶ落ち着きました。
今年も、寒くなり始めた頃に腰の痛みを感じたようです。腹巻きをつけてあげたところ、すぐにおさまりました。
椎間板ヘルニアは、犬にはよく起こる病気だそうです。
けど、ミニチュアダックスやコーギーなど椎間板ヘルニアになりやすい犬種というのがあるそうで、パピヨンは珍しいみたい。
実は、うちのパパ(人間)も椎間板ヘルニア……。こんなところは似てほしくなかったのですが、パパに言わせると、やはり寒いと痛みが出やすいとのこと。温めてあげるのが一番のようですね。
まとめ
犬が急に動けなくなったときには体のどこかに痛みを感じているなど、何かしら異変が起きていると考えてあげてください。
そして、椎間板ヘルニアだと診断された場合には腰を温めてあげるようにしてみるとよいでしょう。わんちゃん用のかわいい腹巻きも売っています。椎間板ヘルには急激に悪化してしまうこともありますので、暖めても様子がおかしければ急いで動物病院で見てもらいましょう。最悪の場合、歩けなくなることもあります。
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