いつも楽しそうに走り回って、お昼寝して、おいしいをご飯食べて眠って幸せそう・・・。
犬のイメージってこんな感じでしょうか?
うつ病とは結びつかないような気もしますが、イギリスではなんと200万匹以上の犬がうつ病といわれているそうです!驚きですよね。
犬のうつ病の原因
- 習慣的にいつも長い間留守番をしている
- 飼い主の機嫌がいつも悪い
- 家庭の雰囲気がいつも悪い
以上が主な原因といわれています。
優しい飼い主さんでも、イライラしている時にはついつい大きい声出してしまうこともあります。犬にとってはそれがストレスとなりますので、注意が必要です。
犬は本来群れで生活しているので寂しいのが苦手です。また、猫と違って一人で遊ぶのも苦手です。
長い間飼い主さんと離れていると寂しさから、犬がうつ病になってしまうことがあるようです。
犬のうつ病の症状
孤独やストレスが原因で寂しそうに歩き回ったり、何時間も遠吠えしたり、自分の手足を噛むこともあります。
散歩が大好きだったのに散歩を嫌がったり、狭いスペースに入って動かなくなったり、食欲が低下し、嘔吐、下痢をするという症状がでることもあるようです。
また、飼い主さんが呼びかけても近づいても全く動かなくなる犬もいます。
犬のうつ病を予防するには?
犬のうつ病の予防にはスキンシップが大切です。
忙しい日々の中でも毎日愛犬の名前を呼んであげたり、体をなでてあげたり、スキンシップの時間を持ちましょう。
飼い主さんと一日中べったりというのも問題で、子犬の頃から一人で過ごす時間に慣れさせることも重要です。
いきなり長時間の留守番はさせず、始めは30分でもいいので徐々に留守番する時間を延ばしていきましょう。
犬も少しづつ慣れていきます。
留守番させるときにラジオやテレビをつけて人の声を聞かせることで寂しさを紛らわせることもできます。
また、室温などの環境を整えることで犬のストレスも軽減できるかもしれません。
留守番中に犬が快適に過ごせるよう工夫することが大切です。
外で飼われている犬は室内犬に比べて飼い主さんと過ごす時間が少ないので、なるべく室内や居間が見える場所に犬小屋を設置してあげると不安が少しでも和らぐかもしれません。
飼い主さんがしっかりと犬のリーダーとなることも大切です。
犬を甘やかして家の中でのリーダーにしてしまうと「自分が家を守らないと!」という警戒心や不安が常につきまといストレスになってしまうこともあります。
犬のうつ病の治療方
まず、体調の悪いところがないかを血液検査等で確認します。具合の悪さから気分が低下していることも考えられますので、最初から向精神薬などは投与しません。
特に大きな問題が考えられない場合には、向精神薬や分離不安の治療薬などを投与します。徐々に研究が進んできていますが、内服薬だけでは根本的な治療は困難なので行動治療も同時に進めます。
予防が何より大切ですので、気になる愛犬の症状があれば早めに病院へ相談にいきましょう。
最後に
犬は人間と違って不満を口に出すことができません。
飼い主さんも仕事などで長時間留守番させてしまったり、かまってあげる時間が取れないこともあると思います。
気づかないうちにうつ病になってしまわないように愛犬の様子は常に気にかけてあげましょう。
早めに対策すれば予防できます。
かく言う私は、一日べたべたタイプだったので・・・愛犬の為にも少しづつ留守番できるよう訓練していこうと思います。
ユーザーのコメント
女性 匿名
物ではなく 1つの命として接しなければいけませんね
50代以上 女性 匿名
30代 女性 匿名
そうかァ……犬にもうつ?が……。
飼い主もその病と闘っております。
でも、ちょっと家庭環境が安定しない今は、確かにお姉ちゃんわんこがいつも起こさないような行動を起こしました。
おもらしに始まり、破壊行動。
大人しく、そんなことはまずしない子だったので、初めはなぜか分かりませんでした。
精神的なものかもと、スキンシップ、散歩の時間、コースを変え、少し今は安定しています。
10代 女性 なの