フロントラインとは
フロントラインはノミの駆除薬で、フロントラインの成分はほとんどがフィプロニルという成分です。
フェニルピラゾール系の殺虫薬の1つでフロントライン以外でも米や野菜など害虫を駆除する為の殺虫剤やシロアリ、ゴキブリの駆除剤などに使用されている殺虫剤です。
ノミを放置すると、貧血を起こしたり、細菌感染や皮膚炎を引き起こし、下痢や嘔吐を起こす事があるので予防が必要です。
フロントラインのやり方
フロントラインは首のあたりに滴下する事で使用しますが、その理由はフロントラインを犬が舐めるとよだれを流したり、時にはアレルギー反応を示す事から舐めれないような場所に滴下する必要があるので、首以外の場所は舐める事ができるので首の周囲背中側にに滴下するようにします。
ノミは13度以下では活動する事ができない為に13度以下の環境下ではフロントラインは必要ありませんが、日本では北海道以外のほとんどの地域でフロントラインは毎月行う必要があります。
フロントラインが体全体に行き渡るのに1日ほど時間がかかるのでフロントラインを使った場合は24時間はシャンプーを行う事ができません。
病院とネットの価格比較
動物病院によって変わりますが、動物病院でフロントラインを購入すると1300~1600円ほどかかりますが、ネットでは約1000円未満ほどの価格で購入する事ができます。
フロントラインを投与する量が体重によって変動するので、本来であれば動物病院で体重を測った後で投与する量を購入するのがいいですが、動物病院で購入すると費用がかかるので、体重を自宅で測る事ができるのであればネットを利用して購入した方が費用は安く購入する事ができます。
動物病院で購入するか、ネットで購入するかどうかは飼い主や家族で考慮する事ですが、ネットで購入する場合は投与する量を間違えないようにしたり、前回投与したフロントラインの効果がいつまで継続するかどうか、次回はいつ投与すればいいのかなどを飼い主や家族は把握する必要があります。※フロントラインのネット通販は薬事法違反になる場合もありますので、各通販サイトをよく確認の上自己責任で購入してください。参考サイト:ノミダニフィラリア.com
まとめ
ノミ対策はフロントラインだけでなく、愛犬が生活する環境を清潔にする事でもある程度は防ぐ事ができますが、室内飼育よりも室外飼育の場合はノミとの接触がどうしても増加してしまうので特に徹底したノミ対策が必要となります。
ノミの対策はあまり重要視されない事ですが、ノミの感染によって大事な愛犬が苦しむ事になり、そんな愛犬を見るのは飼い主や家族としては心苦しいですよね。
愛犬ができる限り苦しむ事がないようにしてあげる事も飼い主や家族の責任なので、ノミ対策もしっかりとしてあげましょう。