犬にパジャマを着せるメリットとは?
SNSでもよく話題になりますが、犬のパジャマ姿ってとても可愛いですよね。
ただ可愛いだけではなく、犬がパジャマを着ることにはメリットもあります。
どんなパジャマを選んであげたら良いのか、どんなことに注意しながら着せると良いのかなどご紹介します。
寒さ対策に
短毛の犬や被毛が薄い犬は寒さ対策としてパジャマや洋服を着せているという飼い主さんが多いのではないでしょうか。
犬には被毛があるんだからパジャマを着て寝る必要はないと思われるかもしれませんが、とくに室内で過ごすことが多い犬は暖かい環境に慣れてしまっているため、モフモフで分厚い被毛を持った犬でも寒さに弱いことがあります。
寒さに震えて眠れない、といった事がないよう、犬にもパジャマを着せるなどの寒さ対策を行ってあげましょう。
防寒用のパジャマ
犬のパジャマにも防寒用があり、裏起毛のものを選ぶとより暖かいです。長袖のロンパースだと全身暖かくてより良いと思います。
抜け毛対策に
私は愛犬たちと一緒に同じベッドで眠るのですが、抜け毛対策としてパジャマを着せることで、朝起きたときのお布団のお手入れがとっても楽になります。
とくに抜け毛が多くなる換毛期には必ず着せるようにしているのですが、着せるのと着せないのとではお布団や私のパジャマに付く抜け毛の量が全然違うんです。
起きたらパジャマもお手入れを
起きたらすぐにベッドの上でパジャマを脱がせ、パジャマに付いた抜け毛もお手入れするようにしています。ベッドから降ろすとカラダをブルブルッとさせて抜け毛が部屋に舞ってしまうからです。
蚊除け対策に
夏もパジャマを着せて寝ることで、寝ている間に蚊に刺されてしまうことを予防することができます。夏にパジャマは暑いんじゃないかと思われるかもしれませんが、ひんやり効果のあるパジャマもありますし、エアコンを使用しない場合や屋外で寝る犬にとっては快適なのではないでしょうか。
窓を開けて寝るわけでもなく、蚊の対策もしっかり行っていても、寝ている間に蚊に刺されていることもありますし、私は愛犬たちが寝ている間に蚊にさされて痒い思いをしないようにパジャマを着せることで蚊除け対策をしています。
フィラリア症の予防にも
予防薬を飲ませることでフィラリア症予防をされていると思いますが、フィラリアは感染力が強く、命の危険もあるとても恐ろしい寄生虫です。夏のパジャマや洋服の着用も予防法として有効的なのではないでしょうか。
犬にパジャマを着せるときの注意点
パジャマを着せることで寒さ対策・抜け毛対策・蚊除け対策にはなりますが、無理やり着せることはよくありませんよね。
パジャマを着ることでストレスを感じてしまう犬もいますし、愛犬の様子をみながら判断するようにしましょう。
誤飲に注意しましょう!
パジャマを着ることが嫌で噛みちぎってしまい、噛みちぎったものを誤飲してしまうことがあります。また、パジャマにボタンが付いている場合、そのボタンを取って遊んでいるうちに誤飲してしまうこともあります。
嫌がって噛みちぎるようであれば着せないようにし、装飾品が付いたパジャマを避けるなど、誤飲してしまわないように注意しましょう。
静電気に注意しましょう!
ポメラニアンなどの長毛犬はパジャマの中で摩擦による静電気が発生してしまいやすいです。脱がせる際にバチバチ音がして驚いてしまうこともあります。静電気が起きにくい素材のものを選んであげると良いと思います。
毛玉に注意しましょう!
ポメラニアンなどの長毛犬はパジャマの中で被毛が絡み合い、毛玉ができてしまうことがあります。パジャマを着せる前と脱がせた後にブラッシングをしてあげることで毛玉ができてしまうことを予防しましょう。
爪が引っ掛からないように注意しましょう!
長袖のパジャマの場合、袖に爪が引っ掛かってしまうことがあります。爪が折れてしまったりケガをしたりする恐れがあるため、長袖のパジャマを着にくそうにしている場合は袖の短いものに変えてあげましょう。
まとめ
パジャマを着せるメリットとして、寒さ対策・抜け毛対策・蚊除け対策になるということをご紹介したのですが、パジャマや洋服を着せることは老犬の介護にも役立ちます。
私は床ずれを予防するためのパジャマを手作りしていましたが、随分と改善されたように感じました。
パジャマを着せることで「寝るよ」という合図にもなるので、うちでは手離せないアイテムになっています。
ユーザーのコメント
女性 匿名
生地が硬いジーンズの上からでもあいつらは刺してくるのに。
寒さ、抜け毛対策は分かりますけどね。